6番抜歯後、インプラント・矯正・移植・放置で迷っている

相談者: greenanabelさん (46歳:女性)
投稿日時:2020-08-11 18:45:41
左下の歯6番を大学病院根幹治療しましたが、1年ほどたった現在、歯茎から膿がでてきてしまいました。
CTでもレントゲンでも黒い膿の影が消えません。

その治療した6番内部にクラックがあるとは聞いており、破折しているかどうかわかりませんが、歯茎の腫れぼったさも毎日ですし、この後どうしようか考えあぐねています。


状況)

・今回、下の6番が自費根幹治療の甲斐もむなしく、膿んできている

・上の7番も破折しており、5年前に抜歯済み。何もいれてない

・上の7番がないため、下の7番が味噌っかすの歯であまっています。

・下6番は硬いものを噛むと腫れ、若干傷みむが、噛めないほどではない



今後の治療として迷っていることは、

1)左下の6番抜歯→インプラントにする

2)左下の7番があまっているので、銀歯ではあるが神経もあるので、時間がかかっても矯正で今の6番を抜歯して、この位置に持ってくる

3)他の方法がないか模索


私としてはインプラントは歯肉炎にならないか、将来歯茎が下がってきてトラブルがおきないか?と心配でなりません。

それを考えると、下の6番を抜歯後、時間がかかったとしても、あまっている7番を矯正で持ってきてもいいんじゃないかと考えています。


ちなみに先生には費用はインプラントも矯正もそれほどかわらないと言われています。

矯正で持ってくる場合、上下ともに左側の7番がないので、バランスが悪くなるのかな?という思いがあり、踏み切れません。
(やっぱり7番が必要だったとなった場合、矯正費用が無駄になってしまいます)


すなおに6番を抜歯後、そこだけインプラントを入れるか。
または7番を矯正で持ってくるか迷っています。
(万が一、矯正でダメだった場合、7番を神経抜いて移植する手もあるそうです)

やはり天然歯にはかないませんよね。


インプラントは歯肉炎と歯肉の下がりがあると噂にきいており、踏み切れません。
また、ブリッジは隣り合わせの歯がダメになりそうで考えていません。
(噛み締めや歯ぎしりが強く、ナイトガードをつけています)


どうかアドバイス、お願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2020-08-11 23:37:41
ご相談ありがとうございます。

>1)左下の6番抜歯インプラントにする

ありえます。
なかなか難しい治療とも言えます。


>インプラントは歯肉炎にならないか、

インプラント周囲炎を起こすリスクはありえます。


>将来歯茎が下がってきてトラブルがおきないか?

安定すれば30年以上無事な人は、当院でも何人もいます。
ケアもよければ、逆に盛り上がって来るくらい、有利になりえます。


>2)左下の7番があまっているので、時間がかかっても矯正で今の6番を抜歯して、この位置に持ってくる

ありえます。
数年かかることがありえます。


>矯正で持ってくる場合、上下ともに左側の7番がないので、バランスが悪くなるのかな?

なります。

また7番の歯は、6番と根の大きさも歯の噛む形も仕事の役割も違うため、充分とは言えません、


ちなみに、7番は6番を守る役目をしていました。
したがって、上の7番を失ったままにしたことが、6番を失う原因となったこともありえます。


>(やっぱり7番が必要だったとなった場合、矯正費用が無駄になってしまいます)

もともと、7番は重要な歯で必要です。


>3)他の方法がないか模索

抜歯と同時に、6番と上の7番の位置にインプラントをする方法もあります。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2020-08-13 09:35:10
矯正で動かすのはとても時間がかかります。
辛い期間が長引くのはお勧めしません。

なので、個人的には抜歯即時インプラントをされるのが良い、と思います。

上の7番にもインプラントされ、噛める所を増やすのが更に良い、と思います。


これからの人生50年以上のため、投資されることをお勧めします。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2020-08-14 07:40:05
greenanabel さんこんにちは。


左下の歯6番を大学病院根管治療しが、1年たった現在も改善せず、抜歯予定とすると

1)インプラントにする
2)矯正で7番を持ってくる
3)親知らずが余っていれば歯牙移植
4)ブリッジ
5)義歯


費用はインプラントも矯正もそれほどかわらないのであれば、インプラントの方が、矯正時間ややっぱり7番が必要だったとなった場合は7番にインプラントを追加することも出来、良いのではないかと思います。

噛み締めや歯ぎしりが強く、歯の破折が多いようですので、日中の力のコントロールをされた方がいいかもしれませんね。

参考:TCH、歯列接触癖



相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: greenanabelさん
返信日時:2020-08-15 18:22:26
アドバイスくださった先生方、ありがとうございました。


何がなんででも天然歯がいい、と思っているところがあります。
たとえ時間がかかっても、でした。

またインプラントはお手入れが大変そうで、もし周囲炎になったらどうしようという不安があり、踏み込めませんでした。


しかし、3人の先生方一番にインプラントを勧められるのですね。

また、そうなればお金に余裕ができれば、上の7番の歯にもインプラントを入れてもいいと私も考えています。
(その時は骨の厚さが少ないため、増やす必要があると言われました)

まだまだ手入れの大変さやインプラント周囲炎の不安があるため踏み切れませんが、来月、大学病院での診断があるのでそろそろ抜歯になりそうで、決断しなくてはなりません。


また、ブリッジよりインプラントのほうがいいのですね。
(費用を気にしないのであれば)
回答 回答4
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-08-15 19:33:34
こんにちは。


私も少数欠損のうちにインプラント治療をされておくほうが良いと考えていますし、ほとんどの歯科医はそのように考えていると思います。
(一部インプラント治療はすべて否定する歯科医もいるみたいですけど)


歯にも歯周病がありますから歯周病の管理が全く出来ない人は歯も残せませんし、インプラントも選択しないほうがよいでしょう。
インプラントの場合もインプラント周囲炎にはなりますからね。

歯はヒビが入ったり感染根管になったり割れたり虫歯になりますが、インプラントはそういう問題に陥りません。

インプラント周囲炎が問題になる程度です。


ですから歯のお手入れよりインプラントのお手入れのほうが楽でトラブルが生じる機会は天然歯より激減すると思います。

欠損を放置したりブリッジ義歯にするより骨や周囲組織も温存されます。
矯正治療より治療期間も短いですし、抜歯よりシステム化されています。

骨があるうちにインプラントが選択できればその他の歯を守ることに繋がると思います。


欠損が大きくなってからインプラントを選択すると様々なリスクは上がると思います。
中間歯一本抜歯で欠損を食い止めておくことはとても大切だと思います。


インプラント自体に問題は生じにくいのですが、上部構造の経過観察は年単位で受けられておくとよいと思います。

他の歯とは動きやすり減りが異なりますから問題が生じているという自覚が無くても、定期的に診てもらう機会はあったほうがよいでしょう。

他の天然歯の歯周病のチェック&メンテナンス等の管理下に入られるでしょうから、一緒に咬合等のチェックをしてもらうとよいでしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: greenanabelさん
返信日時:2020-08-17 10:09:45
ふなちゃん先生、わかりやすいアドバイスありがとうございました。


>歯のお手入れは、よりインプラントのほうが楽で天然歯より激減する
>欠損を放置したりブリッジ義歯にするより骨や周囲組織も温存される

この2点はインプラントにする上での非常に納得のいく言葉でした。
ありがとうございます。


実際、治療して約11ヶ月、腫れるようになって1ヶ月、CTで見てみたら若干、骨の状態がわるくなりつつあるようです。

これを食い止めるためにも早めに抜歯し、次の一手を打つほうがいいということでもありますね。
ブリッジにすると費用は安くすみますが、両歯にも負担がかかりますよね。

何が何でも天然歯はあきらめ、矯正で移動はやめておきます。

妊娠中、3つの出ている親知らずは友達のススメでぬていしまったことを後悔しています。4つめは歯茎の中ですら生えていません)



さがら先生、松元先生、加藤先生、アドバイスいただきお礼を申し上げます。
皆様方、インプラントがイチオシということですので、私も9月の次の受診時に希望を伝えてみたいと思います。



ありがとうございました!!



タイトル 6番抜歯後、インプラント・矯正・移植・放置で迷っている
質問者 greenanabelさん
地域 非公開
年齢 46歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定
抜歯:6番(第一大臼歯)
インプラント治療法
歯列矯正の治療法
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい

Total total   今日 今日   昨日 昨日  
現在 人が閲覧中