[写真あり] 被せもの・ポストコアの除去にはマイクロスコープが必要か

相談者: フィットさん (53歳:男性)
投稿日時:2020-09-01 08:18:38
再根管治療をする際に、左下顎大臼歯(7番)の被せもの、ポストコアの除去をしますが、一般的にはマイクロスコープは使用しないのでしょうか?

歯科医師の技術によるかもしれませんが、マイクロスコープを使用しない歯科医師に任せても安全に除去できるのでしょうか?


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回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2020-09-01 09:10:15
ご相談ありがとうございます。


>一般的にはマイクロスコープは使用しないのでしょうか?


その機械の大きくない普及率からすれば、使用しない頻度の方が高くなりそうです。


>マイクロスコープを使用しない歯科医師に任せても安全に除去できるのでしょうか?


その機械は一つの道具に過ぎません。
それを使いこなす、知識と技術が大前提です。

それならば、知識と経験により、使わなくて成功すると判断できれば安全ということもできます。

もちろんその機会も備えていれば、選択肢が広がり、安全性も高まります。


ちなみに、

>ポストコアの除去をしますが


お写真で見る限り、ポストコアとは思えません。
除去にそれほど困難とも思えません。

ただし、一番後ろの歯の治療は、極めて高度な治療になることは間違いありません。

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-09-01 10:02:31
こんにちは。

何度か同じような質問をされていますが、同時期の同部位についての質問はまとめてされた方がよいように思います。

回答された先生は多忙な日常診療の隙間時間に回答されていますから返信が遅くなるかもしれませんが、ボランティアですから速答は困難ですがお待ちになられた方がよいように思います。



基本的にコア除去にはマイクロは要らないです。
レントゲンから金属だとわかっているのですから削れば取れます。

削ったりその振動で外した後で必要に応じてマイクロで確認したりすると丁寧ですから無いよりあった方がよいでしょう。


マイクロスコープを使用する治療はまず、高額な機械を購入し設置しなければいけませんし、直視とは全く異なる姿勢やスタッフワークや技能が必要になる為余分なトレーニングを積み重ねる必要がありますから、マイクロスコープを導入している歯科医院はマイクロ、マイクロと言いますが、別の物を上手く使っても視認ならば出来ますからそこに拘るのもよいですが、拘りすぎる必要があるのかな?と思う時も多々あります。

今回はきっと誰が見てもレントゲンから根管充填が上手くいっていない問題がわかりますから、症状があったのですから再根管治療が必要でしょう。

難易度に関しては並ではないかと思いますから何処で治療されてもよいのではないかと思います。


しかし、並の根管治療でも下手にする事は出来ますから並の根管を並に治療してもらえる歯科医院をある程度は選択される必要があるでしょう。


それをマイクロスコープというキーワードで探されるのは悪いことではないと思います。

保険治療を選択されれば安価な根管治療費ですが、そこに丁寧に時間をかけてもらえる歯科医院がよいでしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: フィットさん
返信日時:2020-09-01 19:50:58
さがら先生様

お忙しいところご回答ありがとうございました。
ポストコアでなく、メタルコアでした。

外すのに難しいと言われたことや、外すときにもマイクロスコープを使用するようなホームページがあったので、不安になり投稿しました。

外した後の再根管治療が大変ということですね。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: フィットさん
返信日時:2020-09-01 19:56:10
Dr.ふなちゃん様

お忙しいところご回答ありがとうございました。


根管治療はマイクロとラバーダムが必須だというホームページを数多く見たので、少々不安になりました。

また、質問方法のアドバイスありがとうございました。
回答 回答3
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2020-09-01 21:21:10
フィットさん、こんにちは。


マイクロスコープではなくとも、拡大鏡があれば違うのではないかと思います。

安全に除去するということが何を指しているのかによると思います。
除去時に歯を破折させてしまい保存不可能になる事態を避けたいということであれば、肉眼でも慎重に行ってもらえればある程度防げると思います。

ただ、除去時に健全歯質をどれだけ残せるか、あるいはマイクロクラックを可及的に避けられるかということは、使う道具(タービンか、倍速エンジンか)や、視野(拡大鏡)や確保できる時間によって変わってくるのではないかと予想します。


再治療時はうまくいっても、健全歯質の量やマイクロクラックによっては、今後の垂直破折の原因になったり、また再々治療になった時に保存可能なのかという違いにはなってくると思います。

ただ、マイクロスコープの有無は、様々な要素の一つということになると思います。


お大事にしてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: フィットさん
返信日時:2020-09-02 07:31:21
滝野先生様

お忙しいところご回答ありがとうございます。


被せものやコアの除去でマイクロクラックを心配していました。

ひびが入っていると、再根管治療は難しく、抜歯になるようなので、とても不安です。
回答 回答4
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-09-02 10:24:57
根管治療はマイクロとラバーダムが必須だというホームページを数多く見たので、少々不安になりました。

それはそうでしょう。
そういうホームページを作る時間もお金もある歯科医院は安価な保険治療は出来ればしたくないので差別化しようとしているのでは?


再根管治療は保険治療でははっきり言えば歯科医院の赤字部門です。
丁寧に時間をかけて行うことが必要で、とても繊細な治療なのに保険治療では安すぎてその時間も手間暇もかけられないです。

地方でも時給5000円ないと人件費も出ません。
それに設備費材料代光熱費…色々かかりますからね。

国が人件費や設備費等を補助出してくれる大学病院なら保険治療でも若い先生の練習の場としてもよいのでしょうが、予約は取りにくいでしょう。


そういう赤字治療をきちんとうまく仕上げてもらう事を期待される際は、費用はそれなりに出されたほうがよいのかもしれませんね。。都会で残せるか?残せないか?わからないような歯と言われたならば尚更でしょう。

地方とは色々な意味で違うなぁーと毎回感じます。


ご心配で歯を何とか残したいとご希望なのであれば自費治療で根管治療だけを行っている歯内療法の専門医に紹介してもらうと歯科医からの紹介でダブルチェックが入るわけですからよいのではないでしょうか?

治療費は十万円を超えるのではないかと想像しますが、価値はありそうです。




タイトル [写真あり] 被せもの・ポストコアの除去にはマイクロスコープが必要か
質問者 フィットさん
地域 非公開
年齢 53歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の失敗・再治療
クラウンの作り直し・再治療
土台(コア)の除去・交換
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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