詰め物の下で虫歯になるのは仕方ないのでしょうか?
相談者:
sekkyさん (21歳:男性)
投稿日時:2020-09-29 17:57:43
詰め物の下で虫歯になるのは仕方ないのでしょうか…?
先週、少し前から歯がしみたり、たまに痛むことがあったので、高校以来、5年ぶりに歯医者にいきました。
そこで虫歯が5本も見つかってしまったのですが、5本のうち4本は昔プラスチックを詰めた歯です。
僕は、高2までに合わせて8本虫歯にしてしまい、今もプラスチックで詰めてあります。
ただ、高2で虫歯になったときから反省して歯磨きだけでなくフロスまでやり、毎年のように歯科検診でみつかっていた虫歯も高3のときにはみつからず、大学にはいってからも歯に問題はありませんでした。
が、歯医者にいったら実に詰めた歯の半分が詰め物の下で虫歯ができてしまっているらしく、症状のある1本は神経も残せるか際どいと言われています。(実際に削らないとわからないそうです。)
今回1本新たに虫歯を作ってしまいましたが、先生には、基本的にはよく磨けていると言われ、詰め物の下から虫歯になっている4本については、詰め物の下が虫歯になるのは仕方ないと言われました。
ですが、せっかく虫歯を治療して詰めたのに、詰め物の下から虫歯になるというのは、治療がよくなかったということでもないのでしょうか…?
また、詰めたらいずれ虫歯にまたなるのでしょうか…?
先週、少し前から歯がしみたり、たまに痛むことがあったので、高校以来、5年ぶりに歯医者にいきました。
そこで虫歯が5本も見つかってしまったのですが、5本のうち4本は昔プラスチックを詰めた歯です。
僕は、高2までに合わせて8本虫歯にしてしまい、今もプラスチックで詰めてあります。
ただ、高2で虫歯になったときから反省して歯磨きだけでなくフロスまでやり、毎年のように歯科検診でみつかっていた虫歯も高3のときにはみつからず、大学にはいってからも歯に問題はありませんでした。
が、歯医者にいったら実に詰めた歯の半分が詰め物の下で虫歯ができてしまっているらしく、症状のある1本は神経も残せるか際どいと言われています。(実際に削らないとわからないそうです。)
今回1本新たに虫歯を作ってしまいましたが、先生には、基本的にはよく磨けていると言われ、詰め物の下から虫歯になっている4本については、詰め物の下が虫歯になるのは仕方ないと言われました。
ですが、せっかく虫歯を治療して詰めたのに、詰め物の下から虫歯になるというのは、治療がよくなかったということでもないのでしょうか…?
また、詰めたらいずれ虫歯にまたなるのでしょうか…?
回答1
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2020-09-29 21:17:52
sekkyさん、こんにちは。
>詰め物の下が虫歯になるのは仕方ないと言われました。
詰め物の下の虫歯は、患者さん自身の努力で防げる問題ではないことがほとんどだと思います。
(ほとんどと表現したのは、口腔の環境が悪ければ詰め物のマージンからカリエスが進行することや、TCHなどから補綴物の周囲にクラックを作り二次カリエスとなるようなケースもあるためです。)
>ですが、せっかく虫歯を治療して詰めたのに、詰め物の下から虫歯になるというのは、治療がよくなかったということでもないのでしょうか…?
そういう場合もあるかもしませんが、しっかりと治療されていても、詰め物の下で虫歯になることはあります。
天然の歯と人工物では弾性係数や熱膨張係数などの物性が異なります。
口腔内は毎日凄い力に耐え温度変化もあり常に湿っているという過酷な環境ですから、少しずつ歪みが生じ、セメント層が破壊されていくためです。
>また、詰めたらいずれ虫歯にまたなるのでしょうか…
頑張ってお手入れをすれば一生使えるというものは、天然の歯のみです。
歯科の修復材料では一生もつといえるものはありません。
もしかしたらゴールドを使った治療であれば、可能性はあるかもしれません。
50年、60年全く問題なく使えているというケースはあります。
それでも天然の歯には全く及びません。
ですが、より精密な治療を選ぶことで、再治療までの期間を延ばしたり、治療の際に削られる歯の量を最小限に抑えることができれば、より長く歯を残すことに繋がると思います。
参考にされてください。
>詰め物の下が虫歯になるのは仕方ないと言われました。
詰め物の下の虫歯は、患者さん自身の努力で防げる問題ではないことがほとんどだと思います。
(ほとんどと表現したのは、口腔の環境が悪ければ詰め物のマージンからカリエスが進行することや、TCHなどから補綴物の周囲にクラックを作り二次カリエスとなるようなケースもあるためです。)
>ですが、せっかく虫歯を治療して詰めたのに、詰め物の下から虫歯になるというのは、治療がよくなかったということでもないのでしょうか…?
そういう場合もあるかもしませんが、しっかりと治療されていても、詰め物の下で虫歯になることはあります。
天然の歯と人工物では弾性係数や熱膨張係数などの物性が異なります。
口腔内は毎日凄い力に耐え温度変化もあり常に湿っているという過酷な環境ですから、少しずつ歪みが生じ、セメント層が破壊されていくためです。
>また、詰めたらいずれ虫歯にまたなるのでしょうか…
頑張ってお手入れをすれば一生使えるというものは、天然の歯のみです。
歯科の修復材料では一生もつといえるものはありません。
もしかしたらゴールドを使った治療であれば、可能性はあるかもしれません。
50年、60年全く問題なく使えているというケースはあります。
それでも天然の歯には全く及びません。
ですが、より精密な治療を選ぶことで、再治療までの期間を延ばしたり、治療の際に削られる歯の量を最小限に抑えることができれば、より長く歯を残すことに繋がると思います。
参考にされてください。
タイトル | 詰め物の下で虫歯になるのは仕方ないのでしょうか? |
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質問者 | sekkyさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 21歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
詰め物の下の虫歯(二次カリエス) 二次カリエス(2次的な虫歯) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。