11歳、隣同士の永久歯と乳歯を一つの詰め物で詰めてある

相談者: yk1030さん (38歳:女性)
投稿日時:2020-09-29 18:29:32
息子(11歳)について、相談させていただきます。

息子の乳歯(右下E)が抜けたのですが、抜けた歯を見たら、明らかに詰めてあるレジンがでっぱっていておかしいと思ったら、右下6の抜けた歯側の一部が欠けていました。
右下のEと6は2年前に虫歯で治療していますが、抜けたEのレジンの形からしても6とまとめてひとつの詰め物が詰められていたようです。

実は、半年ほど前に抜けた右上のDEも完全に詰め物が繋がっていて、ただこちらはDが抜けたあとEもすぐに抜け、そのときは乳歯だとそういうこともあるのか、というくらいにしか思いませんでした。

ですが、永久歯と乳歯をまとめてひとつの詰め物にしてしまうなどということは、ちょっと信じられません。

左下はまだ抜けていないのですが、右下と同じときに虫歯治療をしており、見た目からはやはりEと6が繋がっているようにしか見えません。

とりあえず、別の歯医者に行く予定ですが、このように隣同士の歯をひとつの詰め物で治療することは珍しくはないでしょうか?
素人目にはひどいとしか思えないのですが、こうすることでメリットとかあるのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2020-09-29 19:28:39
yk1030さん、こんにちは。

>このように隣同士の歯をひとつの詰め物で治療することは珍しくはないでしょうか?

確かに、信じられないことですね。
ただ、過去にも似たような相談を歯チャンネルでもみかけますから、そうした歯科医院もあるのでしょう。

ところで、歯と歯の間は毎日の歯磨きの際に、フロスを通しているべきところだと思います。
乳歯が抜けるまで気付かなかったということが、どういうことかな、と、とても不思議なことに思えます。

通常、乳歯の残っている間は保護者による仕上げ磨きが必要で、しっかりとブラッシング練習を重ねていって今くらいの年齢でようやく自立して口腔清掃ができるようになると思います。
かなりの虫歯があったようですが、口腔清掃はうまくいっていますか。

乳歯の歯と歯の間をレジン充填するのは、ラバーダムが必須であるのはもちろんですが、かなりの技術も時間も要すると思います。

保険治療で確実な治療をしようと思うと、インレーによる銀歯の治療となる場合が多いと思います。

ただし、機能ではなくまず見た目という保護者には好まれませんから、技術を伴わないのに銀歯を避けようとすると、残念な結果となることもあるのかもしれません。

また、治療に非協力的なお子さんの場合、治療が不可能で、何もしないよりは応急的にとりあえず詰めておいたほうがマシと判断されるようなことはあるのかもしれません。

>こうすることでメリットとかあるのでしょうか?

ダツリしないということでしょうか。
詰めたものが取れた、となると、実際の治療の成果や取れた原因に関わらず不信感を持つ患者さんが多いようです。
繋がっていると口腔内にとって良くありませんが、詰め物が取れる事態は起きにくくなるかもしれません。

通常はしっかり口腔のケアされている方はフロスを毎日行いますから、繋がっていることに疑問を持つのではないかと思います。
また、繋がっていればフロスが通らず清掃できませんから、歯肉炎症を起こします。




タイトル 11歳、隣同士の永久歯と乳歯を一つの詰め物で詰めてある
質問者 yk1030さん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
レジン(白いプラスチック)
小児歯科治療
歯医者への不信感
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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