ジルコニア装着時のラバーダムの必要性について
相談者:
ミラクルスマイルさん (50歳:女性)
投稿日時:2020-10-25 18:30:13
回答1
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2020-10-25 19:04:55
ミラクルスマイルさん、こんにちは。
左上8番の歯をMTAセメントを使い治療し、次回ジルコニアを入れるのですね。
その際に、ラバーダムを使って装着したほうが二次カリエスの感染リスクが減るかどうか、とのことですね。
まず、左上8番ということですが、保存したということはしっかりと咬合して機能している状態だったのでしょうか。
通常、虫歯でなくとも抜くことになる場合の多い歯であり、ましてMTAを使ってまで歯髄を保存したということは、何かそうする理由があったのでしょうか。
実際のミラクルスマイルさんの口腔内の状況がわかりませんが、8番はラバーダムをかけようと思ってもなかなか大変な位置になると思います。
MTAを使用した治療時にはもちろんラバーダムを使用されたということですよね。
ジルコニアがどのような形態かにもよるでしょうが、クラウン形態であればそもそも、装着時にラバーダムを装着することは不可能であろうと思います。
インレー形態であれば可能かもしれませんが、位置的にもなかなか大変だろうと思います。
口腔内は湿っており、また呼気は湿度がありますので、ラバーダムによって歯面や重合前のセメントに蒸気が触れることを遮断できますね。
結果的に二次カリエスの感染リスクが減るのではないかと、理屈の上では思います。
ただし、かなり煩雑な作業になればエラーの起こるリスクもありますし、8番の位置ですから可能なのかどうかわかりません。
装着時までラバーダムを装着することはあまり一般的ではないでしょうし、短時間のことですから、そこまで気にしなくて良いようには思います。
ご不安であれば、担当医とよくディスカッションを行いましょう。
お大事にしてください。
左上8番の歯をMTAセメントを使い治療し、次回ジルコニアを入れるのですね。
その際に、ラバーダムを使って装着したほうが二次カリエスの感染リスクが減るかどうか、とのことですね。
まず、左上8番ということですが、保存したということはしっかりと咬合して機能している状態だったのでしょうか。
通常、虫歯でなくとも抜くことになる場合の多い歯であり、ましてMTAを使ってまで歯髄を保存したということは、何かそうする理由があったのでしょうか。
実際のミラクルスマイルさんの口腔内の状況がわかりませんが、8番はラバーダムをかけようと思ってもなかなか大変な位置になると思います。
MTAを使用した治療時にはもちろんラバーダムを使用されたということですよね。
ジルコニアがどのような形態かにもよるでしょうが、クラウン形態であればそもそも、装着時にラバーダムを装着することは不可能であろうと思います。
インレー形態であれば可能かもしれませんが、位置的にもなかなか大変だろうと思います。
口腔内は湿っており、また呼気は湿度がありますので、ラバーダムによって歯面や重合前のセメントに蒸気が触れることを遮断できますね。
結果的に二次カリエスの感染リスクが減るのではないかと、理屈の上では思います。
ただし、かなり煩雑な作業になればエラーの起こるリスクもありますし、8番の位置ですから可能なのかどうかわかりません。
装着時までラバーダムを装着することはあまり一般的ではないでしょうし、短時間のことですから、そこまで気にしなくて良いようには思います。
ご不安であれば、担当医とよくディスカッションを行いましょう。
お大事にしてください。
相談者からの返信
相談者:
ミラクルスマイルさん
返信日時:2020-10-25 19:29:39
回答2
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2020-10-25 20:03:37
ミラクルスマイルさん
左上7番でしたか。
8番は親知らずです。
>虫歯の場所の範囲が大きくて、ラバーダムをかける事が出来ませんでした。
実際の状況がわかりませんが、上7番であれば遠心の歯肉縁下の虫歯(親知らずが接していた部分)の治療など、どうしてもラバーダムの装着が不可能だった経験はあります。
>ですので、最後の装着だけでもラバーダムをして二次カリエスの感染リスクを減らしたいと思いました。
治療時にラバーダムが不可能だったのであれば、なおさら難しいのではないかと想像します。
また、MTAを使った治療の際に使用することと比較すると、さほど意味はないかもしれません。
>仮歯ですが冷たい物が染みるの普通ですか?
MTAを使ったということですから、露髄ギリギリであったか、露髄したという状況だったのであれば、そういうことはあると思います。
左上7番でしたか。
8番は親知らずです。
>虫歯の場所の範囲が大きくて、ラバーダムをかける事が出来ませんでした。
実際の状況がわかりませんが、上7番であれば遠心の歯肉縁下の虫歯(親知らずが接していた部分)の治療など、どうしてもラバーダムの装着が不可能だった経験はあります。
>ですので、最後の装着だけでもラバーダムをして二次カリエスの感染リスクを減らしたいと思いました。
治療時にラバーダムが不可能だったのであれば、なおさら難しいのではないかと想像します。
また、MTAを使った治療の際に使用することと比較すると、さほど意味はないかもしれません。
>仮歯ですが冷たい物が染みるの普通ですか?
MTAを使ったということですから、露髄ギリギリであったか、露髄したという状況だったのであれば、そういうことはあると思います。
相談者からの返信
相談者:
ミラクルスマイルさん
返信日時:2020-11-01 13:40:04
タイトル | ジルコニア装着時のラバーダムの必要性について |
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質問者 | ミラクルスマイルさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 50歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
ラバーダム MTA |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。