歯科医師によるインビザラインの期間の違いについて
相談者:
asssss123さん (26歳:男性)
投稿日時:2020-11-12 12:21:32
初めまして。
インビザラインを使用しての歯科矯正を検討しています。
前提として、私の歯の状態としては全体的にところどころ隙間があ流状態で、正中線に対して上側が2mm程度左に、下側が右側に5mm程度ずれている状態です。
候補となる3件の歯医者を回ったのですが、それぞれ意見がバラバラで正直困惑しています。
・インビザラインで対応可能。
正中線にずれはあるのでそれも修正する。
期間は8〜12ヶ月程度。
・インビザラインで対応可能。
期間は半年程度。
・インビザラインで対応も可能であるが正中線に対してずれているのでワイヤーを強く薦める。
骨格も動かす必要がある。
期間は18ヶ月〜24ヶ月程度。
質問としては、
@同じ患者に対してインビザラインを行おうとしているのに、どうしてこんなにも歯医者によって意見が異なるものなのでしょうか。
Aインビザラインでも骨格を動かして正中線に対して歯を揃えることは可能なのでしょうか。
B骨格を動かした場合、正面、もしくは横から見た際に顔は変わるでしょうか。
(面長になったり、逆に顔が縦に縮んだりするのでしょうか。)
ご回答のほどよろしくお願いします。
インビザラインを使用しての歯科矯正を検討しています。
前提として、私の歯の状態としては全体的にところどころ隙間があ流状態で、正中線に対して上側が2mm程度左に、下側が右側に5mm程度ずれている状態です。
候補となる3件の歯医者を回ったのですが、それぞれ意見がバラバラで正直困惑しています。
・インビザラインで対応可能。
正中線にずれはあるのでそれも修正する。
期間は8〜12ヶ月程度。
・インビザラインで対応可能。
期間は半年程度。
・インビザラインで対応も可能であるが正中線に対してずれているのでワイヤーを強く薦める。
骨格も動かす必要がある。
期間は18ヶ月〜24ヶ月程度。
質問としては、
@同じ患者に対してインビザラインを行おうとしているのに、どうしてこんなにも歯医者によって意見が異なるものなのでしょうか。
Aインビザラインでも骨格を動かして正中線に対して歯を揃えることは可能なのでしょうか。
B骨格を動かした場合、正面、もしくは横から見た際に顔は変わるでしょうか。
(面長になったり、逆に顔が縦に縮んだりするのでしょうか。)
ご回答のほどよろしくお願いします。
回答1
月島矯正歯科(中央区月島)の今村です。
回答日時:2020-11-12 16:28:24
おそらく、ゴールの違いでしょう。
インビザラインといっても、全て同じというわけではなく、製品のコースによって回数・枚数の制限があります。
適当なところでお茶を濁すのであれば、半年。
本気になってやろうと思うと2年、という事なのかもしれません。
骨格を動かすといっても、顎の骨を動かすというところまではできないでしょう。
それほど見た感じが変わるというところまでは行かないように思います。
仮に、下顎骨自体が曲がっているというようなことであれば、外科矯正のようなことをする必要があり、それは通常はワイヤーの矯正になるでしょう。
インビザラインで、骨格を変えるという事は通常であればできないと私は考えております。
インビザラインといっても、全て同じというわけではなく、製品のコースによって回数・枚数の制限があります。
適当なところでお茶を濁すのであれば、半年。
本気になってやろうと思うと2年、という事なのかもしれません。
骨格を動かすといっても、顎の骨を動かすというところまではできないでしょう。
それほど見た感じが変わるというところまでは行かないように思います。
仮に、下顎骨自体が曲がっているというようなことであれば、外科矯正のようなことをする必要があり、それは通常はワイヤーの矯正になるでしょう。
インビザラインで、骨格を変えるという事は通常であればできないと私は考えております。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-11-12 16:43:14
こんにちは。
インビザラインは単純に矯正治療用ツールであるだけですから歯科医によって治療内容が大きく異なるのは当たり前という事になります。
特に矯正治療は治療ゴールは山の数(星の数でもよいですが)ありますからね。
8か月から12カ月という提案があったという事ですから昨今は1週間交換で進めることが多いですから32ステージから48ステージで治療ゴールに導ける計算という事になると思います。
中程度から中難易度のケースと考えているように思います。
クリンチェックにまで進みましたか?
インビザラインは実際にクリンチェックを立ててもらわなければ全く仕上がりがわからないのではないかと思います。
(無料もしくは安価なアウトカムシュミレーションではあてになりません)
半年程度という事は24ステージで仕上げるという目算になるのかな?と思いますが、その枚数ではかなり難易度を低く見積もっているように思います。
クリンチェックに無理がないのか?については、どういう動きになっているのか?また歯の状態や歯槽部の状態がわかりませんから目算通りに可能なのか?わかりません。
ワイヤー矯正では正中ズレは治しにくいものの一つに上がるように思います。
相対的な歯の動きが生じますから正中を合致させるのはインビザラインのほうが容易に感じます。
更に骨格を動かすというのがよくわかりません。
顎の回転を使うという意味なのでしょうか?
通常外科矯正でなければ歯根から2mm程度しか歯を動かすことで骨格に影響を及ぼすのは困難ではないかと思っています。
骨格を動かすといわれる場合はよく説明をお聞きになっておいたほうが安心できるでしょう。
歯だけ動かしておくと安心できるでしょうが骨格まで動かすといわれるとどういうお顔への影響になるのでしょう?
@矯正治療は治療ゴールの立て方がたくさんあるからですね。
インビザラインの良いところはクリンチェックまで進めてもらうと治療ゴールを患者さんが共有できるという事に尽きると思います。
ですからクリンチェックに進まない間の無料相談とか安価な相談の間は話半分に聞くのがよいと思います。
A骨格は動かさないと思います。
歯を動かすと歯槽骨も多少動くと思いますが通常は歯槽骨内で動かすように治療計画を立てることが安全です。
欠損がなければ歯槽骨は連続していますから歯を動かすことで上下の歯の正中を合わすことは可能ですしインビザラインでは割と簡単に可能になります。
Bこれが心配ですよね。
骨格を動かすというのが下顎の回転を利用するという事であれば顔の印象は大きく変わることになると思います。
現在顎関節の変位があるのでしょうか?
お顔の印象(顎が後ろに下がっていたり前に突き出していたり、左右どちらかに変位していたりお顔が長かったり短かったりというのを変えるには顎関節の位置や回転を変えることになるのではないかと思います。
治療が2年で終われば上出来という印象がありますが、どこをどの程度変えましょうというお話なのでしょう?
矯正治療によって歯根が短くなっていたり歯茎のレベルが下がってしまったり歯面の脱灰が生じたり、歯周病が悪化したというケースもありますから矯正歯科医は治療に伴うリスク説明も必ず行うようにと指導されていると思います。
リスクは歯槽骨の形や厚み歯周組織の状態により異なってくると思いますので安全で順調に治療を進めるためには事前に詳細な資料採取は欠かせません。
詳細な資料採取は精密検査といわれることが多く数万円は必要でしょう。
そういう資料を基にクリンチェックを立ててくれる歯科医院のほうがトラブルが少ないだろうと考えます。
3か所ご相談にいかれてそれぞれに数万円支払われたとは想像し難いですから歯科医の説明は話半分に聞かれておき、歯科医院の雰囲気や長い治療期間中うまくやっていけるのか?の相性の見極めに無料相談または非常に安価な相談はご利用されるのがよいだろうと思います。
インビザラインはシステムがこの前バージョンアップしましたので、スマイル写真とクリンチェックを連動させクリンチェックで立てた内容をスマイル(正面のみ)に反映させることが可能になりました。
これは従来の矯正治療にはない内容で素晴らしい機能ではないかと思います。
歯並びだけを綺麗にしてもお顔歪みと合致していないというトラブルを回避することが可能になったわけですから、そういう機能をフル活用してもらいたい場合はクリンチェックに進むことが必要です。
初回の相談により候補になった歯科医院には精密検査費を投資されインフェイス機能をフルに使ってしっかり説明してもらうと良いでしょう。
歯根データと歯冠データのデジタル画像連携はまだ不可能なためそういうことが可能な他のシステムも導入している歯科医院のほうが優位性があるかもしれません。
矯正治療は安全に進めてもらうことが大切になると思います。
インビザラインは単純に矯正治療用ツールであるだけですから歯科医によって治療内容が大きく異なるのは当たり前という事になります。
特に矯正治療は治療ゴールは山の数(星の数でもよいですが)ありますからね。
8か月から12カ月という提案があったという事ですから昨今は1週間交換で進めることが多いですから32ステージから48ステージで治療ゴールに導ける計算という事になると思います。
中程度から中難易度のケースと考えているように思います。
クリンチェックにまで進みましたか?
インビザラインは実際にクリンチェックを立ててもらわなければ全く仕上がりがわからないのではないかと思います。
(無料もしくは安価なアウトカムシュミレーションではあてになりません)
半年程度という事は24ステージで仕上げるという目算になるのかな?と思いますが、その枚数ではかなり難易度を低く見積もっているように思います。
クリンチェックに無理がないのか?については、どういう動きになっているのか?また歯の状態や歯槽部の状態がわかりませんから目算通りに可能なのか?わかりません。
ワイヤー矯正では正中ズレは治しにくいものの一つに上がるように思います。
相対的な歯の動きが生じますから正中を合致させるのはインビザラインのほうが容易に感じます。
更に骨格を動かすというのがよくわかりません。
顎の回転を使うという意味なのでしょうか?
通常外科矯正でなければ歯根から2mm程度しか歯を動かすことで骨格に影響を及ぼすのは困難ではないかと思っています。
骨格を動かすといわれる場合はよく説明をお聞きになっておいたほうが安心できるでしょう。
歯だけ動かしておくと安心できるでしょうが骨格まで動かすといわれるとどういうお顔への影響になるのでしょう?
@矯正治療は治療ゴールの立て方がたくさんあるからですね。
インビザラインの良いところはクリンチェックまで進めてもらうと治療ゴールを患者さんが共有できるという事に尽きると思います。
ですからクリンチェックに進まない間の無料相談とか安価な相談の間は話半分に聞くのがよいと思います。
A骨格は動かさないと思います。
歯を動かすと歯槽骨も多少動くと思いますが通常は歯槽骨内で動かすように治療計画を立てることが安全です。
欠損がなければ歯槽骨は連続していますから歯を動かすことで上下の歯の正中を合わすことは可能ですしインビザラインでは割と簡単に可能になります。
Bこれが心配ですよね。
骨格を動かすというのが下顎の回転を利用するという事であれば顔の印象は大きく変わることになると思います。
現在顎関節の変位があるのでしょうか?
お顔の印象(顎が後ろに下がっていたり前に突き出していたり、左右どちらかに変位していたりお顔が長かったり短かったりというのを変えるには顎関節の位置や回転を変えることになるのではないかと思います。
治療が2年で終われば上出来という印象がありますが、どこをどの程度変えましょうというお話なのでしょう?
矯正治療によって歯根が短くなっていたり歯茎のレベルが下がってしまったり歯面の脱灰が生じたり、歯周病が悪化したというケースもありますから矯正歯科医は治療に伴うリスク説明も必ず行うようにと指導されていると思います。
リスクは歯槽骨の形や厚み歯周組織の状態により異なってくると思いますので安全で順調に治療を進めるためには事前に詳細な資料採取は欠かせません。
詳細な資料採取は精密検査といわれることが多く数万円は必要でしょう。
そういう資料を基にクリンチェックを立ててくれる歯科医院のほうがトラブルが少ないだろうと考えます。
3か所ご相談にいかれてそれぞれに数万円支払われたとは想像し難いですから歯科医の説明は話半分に聞かれておき、歯科医院の雰囲気や長い治療期間中うまくやっていけるのか?の相性の見極めに無料相談または非常に安価な相談はご利用されるのがよいだろうと思います。
インビザラインはシステムがこの前バージョンアップしましたので、スマイル写真とクリンチェックを連動させクリンチェックで立てた内容をスマイル(正面のみ)に反映させることが可能になりました。
これは従来の矯正治療にはない内容で素晴らしい機能ではないかと思います。
歯並びだけを綺麗にしてもお顔歪みと合致していないというトラブルを回避することが可能になったわけですから、そういう機能をフル活用してもらいたい場合はクリンチェックに進むことが必要です。
初回の相談により候補になった歯科医院には精密検査費を投資されインフェイス機能をフルに使ってしっかり説明してもらうと良いでしょう。
歯根データと歯冠データのデジタル画像連携はまだ不可能なためそういうことが可能な他のシステムも導入している歯科医院のほうが優位性があるかもしれません。
矯正治療は安全に進めてもらうことが大切になると思います。
タイトル | 歯科医師によるインビザラインの期間の違いについて |
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質問者 | asssss123さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 26歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 空隙歯列(すきっ歯) 歯並び(歯ならび)その他 マウスピース矯正 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。