[写真あり] 上下顎骨切り手術後に歯根破折は起きますか?
相談者:
えるも0703さん (36歳:女性)
投稿日時:2020-12-07 00:05:02
上下顎骨切り手術(ルフォーSSRO)を美容外科で受けました。
術後からプレートの入っている場所、右上奥から2番目と3番目に痛みがあり、根管治療を受けましたが、プレートが邪魔で治療が出来ない(根管を綺麗にする器具がプレートにあたる)、痛みの原因がプレートによる感染かもしれないとの事で、プレート抜去をしました。
しかし、プレート抜去後も痛みはあり、詳しく調べると歯根破折と診断されました。
そこで質問なのですが、
○ルフォー一型が原因で歯根破折が起こる事はあるのでしょうか?
また、
○上顎を切りすぎた(下げすぎた)場合、呼吸がしづらくなる事はありますか?
プレート抜去前のレントゲン写真を添付します。
ご回答宜しくお願い致します。
画像1
術後からプレートの入っている場所、右上奥から2番目と3番目に痛みがあり、根管治療を受けましたが、プレートが邪魔で治療が出来ない(根管を綺麗にする器具がプレートにあたる)、痛みの原因がプレートによる感染かもしれないとの事で、プレート抜去をしました。
しかし、プレート抜去後も痛みはあり、詳しく調べると歯根破折と診断されました。
そこで質問なのですが、
○ルフォー一型が原因で歯根破折が起こる事はあるのでしょうか?
また、
○上顎を切りすぎた(下げすぎた)場合、呼吸がしづらくなる事はありますか?
プレート抜去前のレントゲン写真を添付します。
ご回答宜しくお願い致します。
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回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-12-07 10:11:50
こんにちは。
基本的に外科を行う際は、目的と異なる事が起きないように事前によく考慮して行う事が必要だと思います。
しかし、偶発症というものは起こり得るので、予測可能な事に関しては事前に説明して承諾を得ておくというステップを踏むように思います。
事前予測不可能で説明を受けていないことが起きると、トラブルになることは全ての医療者が経験することだと思います。
生じた事は元に戻せませんから(特に硬組織)、今後の生活に支障がないように必要な治療を行うことになるように思います。
歯根が折れていて抜歯が必要ならば、インプラントやブリッジのような欠損修復が必要でしょう。
呼吸に関しては、気道計測や気道評価がCTやセファロで可能になっています。
術前、術後を比較してもらうと良いでしょう。
主に軟組織の形態になりますから、軟組織トレーニングを併用し舌のポジションを変化させる事等で対応が可能な場合もあると思います。
睡眠障害が強く出た場合は、スリープスプリントで対応ができる場合と追加外科処置が必要になる場合があるでしょう。
お口の内腔の形態も大きく変化するわけですから、基本的にはMFT(筋機能訓練)は必要だろうと思います。
おかかりになっている美容外科にしっかりご相談してください。
また、必要をお感じでしたら、大学病院等でセカンドオピニオンを受けることができると思います。
基本的に外科を行う際は、目的と異なる事が起きないように事前によく考慮して行う事が必要だと思います。
しかし、偶発症というものは起こり得るので、予測可能な事に関しては事前に説明して承諾を得ておくというステップを踏むように思います。
事前予測不可能で説明を受けていないことが起きると、トラブルになることは全ての医療者が経験することだと思います。
生じた事は元に戻せませんから(特に硬組織)、今後の生活に支障がないように必要な治療を行うことになるように思います。
歯根が折れていて抜歯が必要ならば、インプラントやブリッジのような欠損修復が必要でしょう。
呼吸に関しては、気道計測や気道評価がCTやセファロで可能になっています。
術前、術後を比較してもらうと良いでしょう。
主に軟組織の形態になりますから、軟組織トレーニングを併用し舌のポジションを変化させる事等で対応が可能な場合もあると思います。
睡眠障害が強く出た場合は、スリープスプリントで対応ができる場合と追加外科処置が必要になる場合があるでしょう。
お口の内腔の形態も大きく変化するわけですから、基本的にはMFT(筋機能訓練)は必要だろうと思います。
おかかりになっている美容外科にしっかりご相談してください。
また、必要をお感じでしたら、大学病院等でセカンドオピニオンを受けることができると思います。
タイトル | [写真あり] 上下顎骨切り手術後に歯根破折は起きますか? |
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質問者 | えるも0703さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 36歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
審美歯科に関するトラブル その他(写真あり) 歯根破折 外科矯正 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。