麻酔下で歯肉縁下歯石除去の提案。そこまでする必要があるか疑問

相談者: はるはる22さん (35歳:女性)
投稿日時:2020-12-20 11:48:49
中程度の歯周病の疑いありとの診断を受け、歯周病の検査を行いました。
(診断の根拠はおしえてもらえませんでした。)

検査結果は歯周ポケットが3ミリで(奥歯のみ4ミリ)、歯のぐらつきはまったくない状態で、中程度の歯周病ということはない。
多少、歯茎に腫れがみられると歯科衛生士から診断を受けました。
(自覚症状なし。歯茎の痛み歯磨きのときに出血などもなし。)

現在、歯科医師と歯科衛生士からは、麻酔をして、4回にわけて歯茎の下の歯石をとる治療を提案されています。

Webでの歯科医師の解説をみていると、私の状態で本当にそこまでの治療が必要なのか、歯茎が傷つくことで、歯茎が縮むリスクがないのか心配です。
歯科ではデメリットやリスクはないと説明を受けました)。

このような治療提案は一般的なのでしょうか。


回答 回答1
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2020-12-20 11:56:35
実際に診られた歯科医師が、そう判断されたわけですから、診てもない他者がそれを覆すことは出来ません。
他の医療機関で意見を聞く選択はあると思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2020-12-21 12:51:16
こんにちは。

歯周病の一番大切な治療法はその原因療法である歯磨きの練習です、歯周病は取り残したプラークが原因です、それを落とせるようになれば治ります。

そもそも歯石は歯周病になったから付くものですから、取ったところで治りません。

またプラークの原因はお砂糖です、したがってお菓子の食べ過ぎがあれば改善することです。

歯周病を歯磨きで治す http://yamadashika.jugem.jp/?cid=69

回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-12-21 17:56:19
こんにちは。

ご存知だと思いますが、歯周病の初期は全く自覚症状がありません。
歯面上では複雑な口腔内細菌が共生して日々勢力争いしていますから加齢や歯面の汚れの蓄積と共に歯周組織慢性炎症が生じたり生じやすい状態に陥って来ているのでしょうか?
それを歯周病になっていますよと歯科医院からお伝えされたという感じでしょうか。

歯周組織検査で、ザッと計測した程度の歯周ポケット4ミリは少し深めな印象があります。
今後悪目の細菌が活発に勢力を広げていく条件が徐々に整いつつあるよという状態ではないかと、記載された御年齢とともに推測いたします。

通常、2ミリから3ミリ程度ならば、悪い細菌が繁殖しにくい状態ですからね。

検査は歯面を連続して計らない(測れない)事がほとんどですから、ポイントの取り方、計測器具の当て方により見逃しがあったり、正確性にはかなりのばらつきが生じます。
歯石がついていれば計測不能です。

通常の流れでは、まずは歯磨き指導を念入りにする事が望ましいように思いますが、保険診療のフローチャートに乗って次回から麻酔をして歯石除去に入りましょうと提案されるという事はままある事でしょう。

30代に入ると歯磨きは小学生の頃のようには単純では済まなくなってきます。
しっかり歯科医院で歯周管理を行なっていくシステムに組み込んでもらった方が良い状態を長く維持できるのかもしれません。

実際に受診した歯科医院の治療システムがどのようになっているのか?はここではわかりませんから、疑問をお感じになられ提案される治療が嫌ならば別の歯科医院で別の判断やシステムを選択される事になるのかもしれませんね。

基本的にはそろそろ口腔内細菌叢が悪化してくる御年齢になっておられますから、歯磨き指導は最低でも受けられた方が良いでしょう。




タイトル 麻酔下で歯肉縁下歯石除去の提案。そこまでする必要があるか疑問
質問者 はるはる22さん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯周病(歯槽膿漏)治療
スケーリング(歯石取り)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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