差し歯土台の黒ずみについて
相談者:
かりおかさん (28歳:男性)
投稿日時:2021-01-26 12:26:04
数年ほど前に前歯4本を金属を使用している保険の差し歯にしました。
歯の土台は自分の歯です。
神経を除去しておらず、自分の歯にそのまま被せ物をしている状態です。
そこで、最近差し歯を新しくしようと以前行っていた歯医者とは違うところに通っていて、今ある差し歯を外して新しい差し歯を作ろうとしてるところです。
そして、4本のうち、1本の差し歯が外れてしまって、仮止めしてもらっている状態です。
そこで、その一本の歯の土台が黒ずんでいました。
歯科医が言うには被せ物をつけるときに土台を強くするために薬を塗られていてそのせいか、もしくは保険の差し歯の金属が溶け出して歯に染み付いてしまっているとのことでした。
それであれば、歯の土台の黒ずみを除去して欲しいとお願いしたところ、無理だと言われました。
そこで自分が思ったのは虫歯と同じ容量で歯を削って歯の表面についた黒ずみを除去することはできないのでしょうか?
それとも黒ずみが奥深くにまで染み込んでしまって手遅れということでしょうか?
また、自分は保険の差し歯による歯茎の黒ずみも気にしており、歯の土台が黒ずんでいるならそれが透けて歯茎が黒ずんでいるのではないかとも思うのです。
なので、個人的には歯の土台の黒ずみを除去して欲しいのですが、歯科医的には難しいのでしょうか?
歯の土台は自分の歯です。
神経を除去しておらず、自分の歯にそのまま被せ物をしている状態です。
そこで、最近差し歯を新しくしようと以前行っていた歯医者とは違うところに通っていて、今ある差し歯を外して新しい差し歯を作ろうとしてるところです。
そして、4本のうち、1本の差し歯が外れてしまって、仮止めしてもらっている状態です。
そこで、その一本の歯の土台が黒ずんでいました。
歯科医が言うには被せ物をつけるときに土台を強くするために薬を塗られていてそのせいか、もしくは保険の差し歯の金属が溶け出して歯に染み付いてしまっているとのことでした。
それであれば、歯の土台の黒ずみを除去して欲しいとお願いしたところ、無理だと言われました。
そこで自分が思ったのは虫歯と同じ容量で歯を削って歯の表面についた黒ずみを除去することはできないのでしょうか?
それとも黒ずみが奥深くにまで染み込んでしまって手遅れということでしょうか?
また、自分は保険の差し歯による歯茎の黒ずみも気にしており、歯の土台が黒ずんでいるならそれが透けて歯茎が黒ずんでいるのではないかとも思うのです。
なので、個人的には歯の土台の黒ずみを除去して欲しいのですが、歯科医的には難しいのでしょうか?
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-01-26 17:33:12
こんにちは。
神経がまだある歯なのでしたら、削ると痛むのではないですか?
虫歯の場合もそうですが、冠の治療のためには歯質を大きくグルリと心棒状に削っていますよね?
既に歯には余力がない状態なのではないかと想像します。
昔は象牙質に接着して象牙細管を閉鎖して治療中に受ける外部刺激から歯髄を守る為の樹脂コーティング剤がありませんでしたから、昔治療した歯はお歯黒に使うような薬剤を塗って歯髄保護を試みる事が歯科雑誌などで推奨されていましたから、そういう薬剤が染み込んでしまったのかもしれませんね。
保険治療ではどうせ下地に金属を使うので歯を黒くしておいても問題にならなかった訳です。
(今は使いません)
または、金属イオンが浸透して着色した状態なのかもしれませんね。
新しい冠は何で作るのでしょうか?
遮蔽効果が高いものを使ってもらえるならば土台の歯が黒変していてもカモフラージュ可能かもしれませんね。
それとも、歯茎のメタルタツーが気になっていますか?仮歯の状態の時に何が気になって黒いイメージから抜けられないのか?よく見てもらって対策の選択肢をいくつか出してもらうと良いでしょう。
歯髄を残して再度冠の治療ができれば歯の寿命は格段に違うと想像しますから、目的を達するために必要な望みなのか?しっかり見極めてもらうとよいでしょう。
神経がまだある歯なのでしたら、削ると痛むのではないですか?
虫歯の場合もそうですが、冠の治療のためには歯質を大きくグルリと心棒状に削っていますよね?
既に歯には余力がない状態なのではないかと想像します。
昔は象牙質に接着して象牙細管を閉鎖して治療中に受ける外部刺激から歯髄を守る為の樹脂コーティング剤がありませんでしたから、昔治療した歯はお歯黒に使うような薬剤を塗って歯髄保護を試みる事が歯科雑誌などで推奨されていましたから、そういう薬剤が染み込んでしまったのかもしれませんね。
保険治療ではどうせ下地に金属を使うので歯を黒くしておいても問題にならなかった訳です。
(今は使いません)
または、金属イオンが浸透して着色した状態なのかもしれませんね。
新しい冠は何で作るのでしょうか?
遮蔽効果が高いものを使ってもらえるならば土台の歯が黒変していてもカモフラージュ可能かもしれませんね。
それとも、歯茎のメタルタツーが気になっていますか?仮歯の状態の時に何が気になって黒いイメージから抜けられないのか?よく見てもらって対策の選択肢をいくつか出してもらうと良いでしょう。
歯髄を残して再度冠の治療ができれば歯の寿命は格段に違うと想像しますから、目的を達するために必要な望みなのか?しっかり見極めてもらうとよいでしょう。
回答2
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2021-01-28 02:41:23
かりおかさん、こんにちは。
サホライドを塗ってあったか、金属イオンの沈着でしょうから、よく見ることです。
どれくらいの深さまで浸透しているかがわかりませんが、年数と共に象牙細管に沿って浸透していきますから、削っても削っても着色部分が取りきれない可能性もあります。
今ではニケイサンリチウムやジルコニアボンドなど、金属を使わず光透過性の高い補綴材料も選べますが、内側の色を拾ってしまうこともあります。
その場合は遮光性の高いセメント材料を使うか、メタルボンドやガルバノクラウンなど裏打ちのあるクラウンを選択する方法が現実的だろうと思います。
>また、自分は保険の差し歯による歯茎の黒ずみも気にしており、歯の土台が黒ずんでいるならそれが透けて歯茎が黒ずんでいるのではないかとも思うのです。
お考えのように、歯根部分の着色が歯肉を通して見えているケースもあります。
そうであれば、歯肉縁下の形成で解決できる場合もあると思います。
もう一つはメタルタトゥーといい、金属イオンが歯肉に浸透して刺青状になったもので、こちらであれば、審美的に気になるようであれば外科的切除の適応となると思います。
お大事にしてください。
サホライドを塗ってあったか、金属イオンの沈着でしょうから、よく見ることです。
どれくらいの深さまで浸透しているかがわかりませんが、年数と共に象牙細管に沿って浸透していきますから、削っても削っても着色部分が取りきれない可能性もあります。
今ではニケイサンリチウムやジルコニアボンドなど、金属を使わず光透過性の高い補綴材料も選べますが、内側の色を拾ってしまうこともあります。
その場合は遮光性の高いセメント材料を使うか、メタルボンドやガルバノクラウンなど裏打ちのあるクラウンを選択する方法が現実的だろうと思います。
>また、自分は保険の差し歯による歯茎の黒ずみも気にしており、歯の土台が黒ずんでいるならそれが透けて歯茎が黒ずんでいるのではないかとも思うのです。
お考えのように、歯根部分の着色が歯肉を通して見えているケースもあります。
そうであれば、歯肉縁下の形成で解決できる場合もあると思います。
もう一つはメタルタトゥーといい、金属イオンが歯肉に浸透して刺青状になったもので、こちらであれば、審美的に気になるようであれば外科的切除の適応となると思います。
お大事にしてください。
タイトル | 差し歯土台の黒ずみについて |
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質問者 | かりおかさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 28歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
支台築造その他 歯茎(歯ぐき)の変色 審美歯科治療(歯茎) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。