歯に詰めたアマルガムが溶けて授乳中の子供に影響がありますか
相談者:
レモン39さん (27歳:女性)
投稿日時:2021-02-07 05:46:20
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-02-07 09:24:32
こんにちは。
アマルガムは水銀が含まれている為、現在歯科では使用されなくなりました。
摩擦により気化するようです。
ですから、お口の中でよく噛む面にはない方が良いでしょう。
当たらなければ大丈夫かもしれません。
昨今はレジンが進化してレジンなど別の材料で代用できるようになりました。
歯科でも医科でも昔は使っていたけど、今は使用禁止とか製造されなくなったという材料はたくさんあります。
また、歯軋りは歯に良くないとわかっていますが、やめられないでしょう。
必要があればナイトガードやマウスピースは歯科医院で作製可能でしょう。
除去時のリスクを回避するにはそういうものを利用される事になるのかなあ?と思います。
母乳への移行性についてはわかりません。
通常の方はさして問題ないですが、気にされる方はアマルガム除去を徹底した防御下で歯の方を削って除去し、代用修復まで自費で行う歯科医院もありますからご利用下さい。
水銀の過剰蓄積に関してはオリゴスキャン等で計測できます。
排泄は髪の毛を分析するなどでわかるでしょう。
アマルガムは水銀が含まれている為、現在歯科では使用されなくなりました。
摩擦により気化するようです。
ですから、お口の中でよく噛む面にはない方が良いでしょう。
当たらなければ大丈夫かもしれません。
昨今はレジンが進化してレジンなど別の材料で代用できるようになりました。
歯科でも医科でも昔は使っていたけど、今は使用禁止とか製造されなくなったという材料はたくさんあります。
また、歯軋りは歯に良くないとわかっていますが、やめられないでしょう。
必要があればナイトガードやマウスピースは歯科医院で作製可能でしょう。
除去時のリスクを回避するにはそういうものを利用される事になるのかなあ?と思います。
母乳への移行性についてはわかりません。
通常の方はさして問題ないですが、気にされる方はアマルガム除去を徹底した防御下で歯の方を削って除去し、代用修復まで自費で行う歯科医院もありますからご利用下さい。
水銀の過剰蓄積に関してはオリゴスキャン等で計測できます。
排泄は髪の毛を分析するなどでわかるでしょう。
回答2
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2021-02-07 09:27:06
レモン39さん、こんにちは。
>20年前に治療した歯の詰め物が、アマルガムではないかと気になっています。
>詰め物と被せ物があります。
年齢から、6歳臼歯が生えたばかりの時に治療したものでしょうか。
アマルガムの可能性があるとすれば、詰め物の金属のほうでしょう。
水銀を含んだ合金ですから、有害性を強調して不安を煽るような記述もありますから、心配になりますね。
しかし、有機水銀と無機水銀は異なります、アマルガムの水銀は安定していると思います。
積極的にやりかえを勧める考え方もありますが、二次カリエスになっておらず全く問題が無いのであれば手をつけないという選択もあります。
確かにアマルガムが少しずつ水銀や金属が腐食し溶け出してしまうとしても、その一生分の蓄積よりも、除去しようとした時に蒸気水銀となり一瞬で人体に取り込まれてしまう量のほうが圧倒的に多いからです。
アマルガムもしっかり治療されているものは長く問題の無いケースはあると思います。
しかし、接着されているわけではないので、20年前のものとなると、隙間があいていたり二次カリエスになっている可能性もあるでしょう。
やりかえを行う必要があるかどうかは、歯科医師に見てもらいましょう。
ただし、歯科医師によっても判断が大きく異なるところだろうと思います。
仮にやりかえを行うとしても、妊娠中、授乳中は避けたほうが良いと思います。また、除去時には少なくともラバーダム、口腔外バキュームを使用している医院を選択すると良いと思います。
アマルガムの危険性を煽ってやりかえを勧めながら、ラバーダムも口腔外バキュームもないというのでは本末転倒です。
>子供に何らかの影響が出ることがあるのでしょうか
レモン39さん、お子さん共に、歯科医院での定期検診やメンテナンスはされていますか。
不安なことを相談できるかかりつけ歯科医院はありますか。
歯チャンネルやネットの情報でいろいろなことが知れる便利な時代になりましたが、レモン39さん自身の歯や状況については、直接、診察した歯科医師に診てもらうのが1番だと思います。
不安なことを聞けるかかりつけ歯医者さんが無いのかなと、そちらのほうが心配になりました。
お子さんのお口の環境は両親や周りの大人のお口の環境も反映されますし、いまのうちから歯科医院でお口の環境作りを行っていくのが良いと思います。
かかりつけ歯科医院があるか、歯科医院が身近にあるかどうかは、お子さんの将来にとても大きな影響があると思いますので、ぜひ、かかりつけ歯医者さんをもつと良いと思います。
参考にしてください。
>20年前に治療した歯の詰め物が、アマルガムではないかと気になっています。
>詰め物と被せ物があります。
年齢から、6歳臼歯が生えたばかりの時に治療したものでしょうか。
アマルガムの可能性があるとすれば、詰め物の金属のほうでしょう。
水銀を含んだ合金ですから、有害性を強調して不安を煽るような記述もありますから、心配になりますね。
しかし、有機水銀と無機水銀は異なります、アマルガムの水銀は安定していると思います。
積極的にやりかえを勧める考え方もありますが、二次カリエスになっておらず全く問題が無いのであれば手をつけないという選択もあります。
確かにアマルガムが少しずつ水銀や金属が腐食し溶け出してしまうとしても、その一生分の蓄積よりも、除去しようとした時に蒸気水銀となり一瞬で人体に取り込まれてしまう量のほうが圧倒的に多いからです。
アマルガムもしっかり治療されているものは長く問題の無いケースはあると思います。
しかし、接着されているわけではないので、20年前のものとなると、隙間があいていたり二次カリエスになっている可能性もあるでしょう。
やりかえを行う必要があるかどうかは、歯科医師に見てもらいましょう。
ただし、歯科医師によっても判断が大きく異なるところだろうと思います。
仮にやりかえを行うとしても、妊娠中、授乳中は避けたほうが良いと思います。また、除去時には少なくともラバーダム、口腔外バキュームを使用している医院を選択すると良いと思います。
アマルガムの危険性を煽ってやりかえを勧めながら、ラバーダムも口腔外バキュームもないというのでは本末転倒です。
>子供に何らかの影響が出ることがあるのでしょうか
レモン39さん、お子さん共に、歯科医院での定期検診やメンテナンスはされていますか。
不安なことを相談できるかかりつけ歯科医院はありますか。
歯チャンネルやネットの情報でいろいろなことが知れる便利な時代になりましたが、レモン39さん自身の歯や状況については、直接、診察した歯科医師に診てもらうのが1番だと思います。
不安なことを聞けるかかりつけ歯医者さんが無いのかなと、そちらのほうが心配になりました。
お子さんのお口の環境は両親や周りの大人のお口の環境も反映されますし、いまのうちから歯科医院でお口の環境作りを行っていくのが良いと思います。
かかりつけ歯科医院があるか、歯科医院が身近にあるかどうかは、お子さんの将来にとても大きな影響があると思いますので、ぜひ、かかりつけ歯医者さんをもつと良いと思います。
参考にしてください。
回答3
タイトル | 歯に詰めたアマルガムが溶けて授乳中の子供に影響がありますか |
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質問者 | レモン39さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 27歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
詰め物、インレーその他 補綴関連 材料・機材関連 授乳中の歯科治療 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。