矯正の先生は虫歯に気づかないのが当たり前ですか?

相談者: ai_mamさん (38歳:女性)
投稿日時:2021-02-26 12:06:59
14歳の長男と13歳の次男に歯列矯正をさせていますが、ひどい虫歯になっていることがわかり、驚いています。


長男も次男も八重歯があり、二人あわせて約1年半前から矯正を始めました。

5年ほど前に次男の乳歯に虫歯ができてしまったことがあり、二人一緒に半年毎に学校の検診とは別に歯医者でみてもらっていました。
それ以来、次男も虫歯はできず、虫歯になった乳歯も抜けて、虫歯がゼロの状態になり、長男は一度も虫歯にならないでこれました。


一年半前に矯正を始め、それからは毎月矯正の歯医者でみてもらっているので、それまで行っていた歯医者には行っていませんでした。

また、矯正の歯医者でも虫歯など言われたこともなかったため、安心しきっていました。


しかし、次男があまりにも歯が痛いというので、矯正のせいだろうと思い、とりあえず緩めるなり矯正の先生に相談しに行ったところ、突然ひどい虫歯があるので治さないといけないと言われ、ワイヤーを外して以前に通っていた一般歯科の方に行きました。

また、長男も歯がしみたりするというのを以前から行っていたため、念のために一緒にみてもらいました(ワイヤーしたままでした)。


驚いたことに、次男は虫歯が合計9本もあり、痛いと言っていたところは神経を抜くことになりました。

さらに、長男はワイヤーをしたままでしたが、虫歯が少なくとも8本(最終的には9本だったようです)あり、2本は神経を残せるか微妙で、とにかく治療しないといけないと言われました。


長男のワイヤーを外してもらうときに、矯正の先生にそのことを伝えましたが、矯正中は虫歯になりやすいんですよね、と言われて、毎月見ているはすなのにひどい虫歯になるまでまったく気づかなかったことに対して謝りもせず、ひょうひょうとしていました。

それどころか、虫歯でワイヤーを外してしまうと、治療期間に影響が出て、追加で矯正の費用が発生するかもしれません、とまで言われました。


一年半前まで完全に虫歯ゼロだった長男と、永久歯は虫歯ゼロだった次男が、それぞれ永久歯に9本ずつも虫歯が見つかり、非常に驚いてショックです。

矯正の先生が虫歯も見てくれているものだと思っていましたし、少なくともここまで虫歯にしてしまったのは矯正の先生にも落ち度がないのでしょうか。


虫歯にこんなになるくらいなら、いっそ八重歯はそのままでよかったのではないか、矯正した意味がこれではないのではないか、と頭を抱えています。


回答 回答1
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2021-02-26 13:41:33
ai_mamさん、こんにちは。


矯正期間中はプラークコントロールも難しく不潔になりやすいですから、しっかりとコントロールしていかなければ虫歯を作ってしまうことになります。

虫歯を作らないための管理や指導が矯正治療の中で重要な要素の一つだと個人的には思いますが、残念ながら、ai_mamさんのお子さんのようなケースはよく聞く話ですね。

また、今まで虫歯ゼロだったとのことですが、今回の虫歯がこの1年半にできたものなのか、あるいは矯正をはじめる以前からあって徐々に進行してきたものなのかも今となってはわかりませんね。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2021-02-26 14:43:56
こんにちは、親としては怒りと今後どうすれば・・・という気持ちになってしまいますね。


矯正の先生は虫歯に気づかないのが当たり前ですか?

個人的な意見になりますが。
歯科医師でも矯正専門の先生の中には虫歯の発見が出来ない先生もおられるのは事実です。

当院でも同じような患者さんは過去に2件ぐらいあります。
  
小学生となると今後の神経を取る・取らないで大きく歯の寿命が変ってくるのでなるべく神経の温存を考えてくれる先生の所できちんと処置した方がいいと思います。

 

また私がお世話になっている同級生の矯正の先生も最初に組むときに

「俺は虫歯の発見や処置などできないから、組むのであればその点はフォローしてね」

と言われており、患者さんにもかならずかかりつけの先生をもってそこで定期的に掃除してもらうように話して矯正治療に入られているようです。
  

 
>それどころか、虫歯でワイヤーを外してしまうと、治療期間に影響が出て、追加で矯正の費用が発生するかもしれません、とまで言われました。
 
対応も悲しくなってしまいますね。

親として色々不安でしょうが、まずきちんと管理できるかかりつけの先生を見つけた方がいいと思います。


おだいじに

回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-02-26 15:57:07
こんにちは。
矯正専門医での事でしょうか?


小児期の歯はまだ未熟で酸に弱いので固定式装置、特にブラケットをつけてしまうと虫歯のリスクはかなり高くなります。

また、ブラケットをつける為には歯の表面処理も必要ですから、付けた後の飲食指導や歯磨き指導やフッ素洗口などの指導もしっかり行っておかないと虫歯だらけになってしまう場合があると知られており治療前にしっかり管理を行うように指導があるはずですが、何もなかったのでしょうか?


どうしても歯磨きが下手な方の場合は、矯正治療は矯正専門医に任せたとしても、虫歯予防虫歯治療などの一般治療は別にかかりつけ歯科医院で担当してもらうという歯科医院のシステムもあると思います。

残念ながら虫歯にさせない指導にほぼ熱心ではない矯正歯科医院におかかりになったようですから、今のかかりつけの一般歯科医院で今後はしっかり管理してもらってください。

矯正治療はまだまだ長く続くのだろうと思いますから、かかりつけ歯科医院で治療後もメンテナンスに通院された方が良いのだろうと思いました。


色々な歯科医院があり治療時間の制約もありますから、1箇所の歯科医院ではできない事もありそうです。



小児期のブラケット矯正は、虫歯にならさないように毎日親が仕上げ磨きを行う事がセットだと思いますし、矯正歯科でもそのように指導している歯科医院も多数あるように思います。

事前に説明がなければ問題だろうと思いました。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2021-02-26 15:59:08
こんにちは


お恥ずかしい話、私も何年か前に見落としていた虫歯を発見して愕然としたことがありました。
抜髄まではしませんでしたが、結構深い虫歯だったようです。

矯正科医の言い訳として、毎月見ている上写真も撮ってみているので、分かるはずという安心感があったこと。
それと、虫歯が比較的着色などしておらず、ぱっと見で目立たなかったことなどがありました。
もちろん、みんな言い訳です。


歯並びの治療を行っていると、歯の位置などを見ることについてがもっぱらになり、先月なかった虫歯が突然発生するという事が考えにくいなどの理由から、それほどそれぞれの歯について注意を払いません。

そのため、時として虫歯の見落としがおこるという事になるわけです。


もっとも、1時間に5人も6人も診るというような先生であれば、そもそも虫歯など見ない、見る暇もないという方はいるでしょう。

もしそうであれば、やはり虫歯は虫歯でしっかりと見ていただける先生のところにお願いしておいた方がよろしいかもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ai_mamさん
返信日時:2021-02-27 00:15:38
滝野先生
ありがとうございます。


矯正中の虫歯は珍しくないのですね…。
親としてもそんなに虫歯にしてしまってショックです。

矯正開始の数ヶ月前には今虫歯治療で通っている歯科で診てもらっていたので、おそらく前には虫歯なかったのかと思います。




井野先生
ありがとうございます。

非常に複雑な思いでいます。
同じようなことがあるのですね…。

今通っているところは、もともと虫歯になりやすい主人が通っていたところで、神経も基本的には抜かないで治療する方針のようです(主人が10年ほど前に他院で抜歯と言われたときに探して、何とか残してくれたりしていてかなり信頼しています)。

が、虫歯がそれ以上に深くて、少なくとも次男は痛みがかなり激しいとのことで、抜かざるを得ないとの判断でした。

長男の方は、神経には達していそうだけどもしかしたら残せるかもしれない、という感じのようです。


私自身は虫歯になったことがないので、長男と次男がひどい虫歯になったのは特にショックでした。




船橋先生
ありがとうございます。

一番はじめのときに、ブラッシング指導はありましたが、それだけでした。
次男も中学生になっており、仕上げみがきをするのもためらいがあります。




今村先生
ありがとうございます。

なかなか虫歯を見つけるのも大変なのですね…。
ただ、かなり大きな虫歯もあるし、本数が本数だけにかなりショックでした。

これからは、矯正を再開しても一般歯科の方にもいかせようと思います。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2021-02-27 10:12:37
>少なくとも次男は痛みがかなり激しいとのことで、抜かざるを得ないとの判断でした。
 
だと思います。

私も大きな痛みが出てしまった歯に関しては神経を取る処置を行います。

 
後、痛みのない歯に関しては神経の保存の方向で治療を行いますが、虫歯が大きかった歯などは神経保存の処置をしても後で痛みが出てしまう場合もたまにあります。
その場合、痛みの出た歯だけ神経の治療を行う必要が出てきます。
 
虫歯の治療は同じ歯を見ても、治療法や方針は変わってくるのが歯科治療なので、今の先生のように神経保存を提案してくれる先生に診て頂いた方がいいと思います。
 

矯正を再開しても一般歯科の方にもいかせようと思います。

神経に達する虫歯と複数本に及ぶ虫歯を見つけれないようですと、その方がいいと思います。
 

早期に虫歯を見つけるのも大切ですが、元々はお子さんの磨き残しから起こっている問題なので、根本はそこをどう改善していくかが非常に重要だと思います。
 

色々大変だとは思いますが、頑張ってください。




タイトル 矯正の先生は虫歯に気づかないのが当たり前ですか?
質問者 ai_mamさん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
小児矯正(子供の矯正)
子供(子ども)の虫歯
子供の歯列矯正
回答者




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