6番抜歯矯正による、口元の引き具合の不安

相談者: Kp45さん (21歳:女性)
投稿日時:2021-03-02 14:59:28
こんにちは。


開咬気味であることと、上唇のみ少しEラインから出ているという審美的観点から、矯正を考えています。

以前複数の歯科で相談した際は、治療しないという選択肢もある程度の開咬であり、頤もあるので、抜歯矯正だとEラインに対して口元が引きすぎるかもしれない、と言われました。

また、マウスピースの方が開咬には良いと言われました。
しかし、マウスピースだと口元の引き具合は目に見えては分からないとのことで、今のところは抜歯で矯正しようと思っています。


下の左右8番は抜歯済み、上左右8番は残してあります。
(ただし、いずれも歯の頭の部分だけ外に出ており、根は完成していないそうです。
また、どちらもまっすぐ下に生えています)


治療方針としては、上下左右4番を抜歯するのが一番期間が短く済むと言われました。
ただし、口元が引きすぎる可能性があるとのことで、これはやめておこうと思っています。


今悩んでいるのは、上の左右6番を抜歯して7、8番を移動させ、もしそれで上下の噛み合わせがうまくいけば上の左右6番だけの抜歯ですみ、合わなければ下の左右6番も抜歯するという治療方法です。

ですが、おそらく噛み合わせはうまくいかないので、下の6番を2本とも抜歯することになるだろうということです。


私は、右上6番の神経を抜いており、将来的に残る歯の本数を考えるとこれが良いと納得はしています。
ただ、下の唇は今の位置で満足しており、口元が引きすぎるのではないかという不安があります。

そこで、6番の抜歯による口元の引き具合は、4番抜歯と比べてどうなのか、お聞きしたいです。

また、開咬と審美的な矯正を両立させるのはやはり難しいのでしょうか?


よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2021-03-02 15:48:11
こんにちは


以前は虫歯が多かったという事もあり、第一大臼歯抜歯するという選択をする場合もありましたが、今はほとんど虫歯がないので、なかなかこの歯を抜くという選択はしにくいのではないかと思います。


口元の下がり具合ですが、第一大臼歯を抜くというのは、開咬を改善するという事からの選択であろうと思います。

通常の第一小臼歯抜歯では、噛み合わせが深くなる度合いが低いという事で後方の歯の抜歯を選択するという事でしょう。

下がり具合という点では、2,3ミリ歯としては大きいとはいえ、後方にあるという事で第一小臼歯よりは小さいことは予想できます。



拝見したわけではありませんが、Eラインから上唇が若干出ているというプロファイルは、それほど悪いわけではありませんので、抜歯をするか否かについては担当医も含めて悩むところかもしれません。
よくお話をお聞きになってお決めいただくことが必要でしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Kp45さん
返信日時:2021-03-02 23:38:49
今村 一信先生、丁寧でわかりやすいお返事ありがとうございます。


第一大臼歯抜歯での矯正では、検索しても私と同じ状態の患者さんが見つからず、貴重なお返事頂けて大変助かります。


今村先生のおっしゃる通り、私の担当の方にも抜歯か否かは、悩むと言われました。もう一度しっかり相談してみます。



タイトル 6番抜歯矯正による、口元の引き具合の不安
質問者 Kp45さん
地域 非公開
年齢 21歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 矯正で抜いた・抜く予定
歯列矯正の治療法
開咬・オープンバイト(前歯が噛まない)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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