今までレジン充填で治療した歯15本が全て虫歯になってしまった

相談者: はーーるさん (21歳:男性)
投稿日時:2021-03-09 17:47:08
奥歯がかけてしまったところがあり、歯医者に行きました。
歯医者に行ったのは高校以来で、大学から地元を離れているので、今回行った歯医者は大学の友だちに教えてもらったところで、はじめてのところでした。

これまで、ひどい虫歯になったことはなく、学校の歯科健診で虫歯が見つかったときに地元の歯医者に行くという感じでした。
地元の歯医者には小学生のときから通っていて、今までできた虫歯は全部そこで治していました。
痛くもないし、銀歯とかにもしなかったのでいい歯医者だと思っていました。

しかし、今回はじめて別の歯医者に行ったら、虫歯を治療したところが全部虫歯になっていると言われました。
かけた奥歯も治療したところだったので、そこはわかっていましたが、まさか治療した歯が全部だめとは思ってもいませんでした。
また、それまで虫歯になってもその都度その都度治していたので気にしたことはなかったのですが、治療した歯は合計15本もあり、それら全て虫歯になっていると言われました。
(新しく虫歯になったのは1本だけでした。)

歯科用カメラでそれぞれ説明をうけつつ見せてもらいましたが、詰め物が変色したり、拡大すると、それまできただの汚れくらいに思っていたのが、素人でもわかる虫歯で、次から次へと詰め物の近くに虫歯の穴が空いているのを目の当たりにしました。
歯医者さんいわく、もともとの虫歯も大きいところに無理やりレジンを詰めたり、しっかり詰められていなかったのだろうということで、また、レジンはいずれこうなることが多いというのを説明されました。

幸いにも欠けてしまった奥歯以外は神経は影響無さそうだとのかとで、欠けたところだけは神経がすでに出ているため、神経を抜きました。
そこの歯は銀歯になる予定ですが、他の詰め物をしていた14本と新しい虫歯1本のうち、前歯以外の12本は、保険治療では銀歯の詰め物をします、といわれました。

今通っている歯医者さんも、小さい虫歯はレジンで治す方針とのことでしたが、今なっている虫歯を削るとどこも小さくなく、隣の歯との間も虫歯になっていて、かつ顎の力が強いということで、そもそもレジンはリスクが高すぎるとのことでした。
神経を抜く1本以外は銀歯とはいえ詰め物だからそんなに目立たないよと言われましたが、銀歯自体はじめてて、少し恥ずかしい感じもします。

長くなりましたが、まず、レジンの治療はいずれだめになるものなのでしょうか。
最後に治したのは高3のときで、4年もたっていません。
今まで見落とされたのか4年弱で15本虫歯になったのかはわかりませんが、どうなのでしょうか。
ただ、今回はカメラで虫歯を見せられたので、虫歯があること自体は全く疑っていません。
次に、銀歯はレジンより長持ちすると歯医者さんに言われましたが、本当でしょうか。
どうせ虫歯にまたなってしまうなら、白いレジンでと思います。
また、大学生で銀歯はふつうあるものですか。
少し恥ずかしいところもあります。

まとまりませんが、ご回答お願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2021-03-09 18:47:06
こんにちは、治療後数年でそれだけ虫歯になるとショックですね。
 
簡単に

レジンの治療はいずれだめになるものなのでしょうか。
 
なります。
これはセラミックでも、銀歯でもゴールドでも同じです。
 
歯科治療は人工物でしばらくの間代用している、言わば義手・義足と同じようなものですから、使っていれば悪くなります。
ですので、一度治療した部位が一生そのままという訳には行きません。
 

>今まで見落とされたのか4年弱で15本虫歯になったのかはわかりませんが、どうなのでしょうか。

歯科治療は先生の腕による部分が大きく材料選択より歯科医院・先生選びが重要です。
 
15本虫歯になった理由はここでは分かりませんが、虫歯の取り残しであれば、虫歯治療をしても次の他の歯科医院に行けばまた虫歯と診断されてしまいます。
 

>次に、銀歯はレジンより長持ちすると歯医者さんに言われましたが、本当でしょうか。

文献上はレジンもメタル修復の予後も変わりないという風になってきていますが、レジンが不得意な先生にレジン治療を依頼しても結果は悪いのは仕方がありません。
 
治し方、材料は色々ありますが、歯科医師も得意な治し方、得意な材料はあります。
 
 
個人的にも中途半端なレジン治療のやり直しは泣きたくなるぐらいメンドクサイことがあるので、メタルで治すのも1法だと思います。
 
またレジンは白い為、裸眼だと歯質とレジンの見分けがつきずらく、可能なら拡大視野下で治療した方がいいとは思います。
   
 
15本すべて治す必要がるかも、先生毎の判断になるので心配であればセカンドオピニオンなど求められるのも1つでしょう。

おだいじに

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2021-03-09 20:09:19
> 今まで見落とされたのか4年弱で15本虫歯になったのかはわかりませんが、どうなのでしょうか。

親元を離れたことにより虫歯になりやすい食生活しかしてこなかったとなれば15本ぐらいできてもおかしくはないと思います。

糖分の取りすぎには注意しましょう。

回答 回答3
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2021-03-09 21:18:15
はーーるさん、こんにちは。

前の歯科医院虫歯レジン充填で治していたものの、今回、別の歯科医院へ行ったところ、15本の虫歯が見つかったのですね。

虫歯の治療としては、MIの考え方からすると、レジン充填が第一選択になると思います。
しかし、保険治療ではインレーにせざるを得ないと判断されることもあると思います。

また、虫歯治療は、起きてしまった結果に対する対症療法です。
虫歯を削って詰める補綴という治療になりますから、歯を抜くことになって入れ歯を作る、というのと同じ考え方になります。

一方で、虫歯ができたのには原因があります。
ですから、根本的な解決は、虫歯ができた原因について考え、その原因を取り除いてあげるというアプローチになります。

虫歯ができた原因はそのままに、削って詰める治療だけを行っても、修復物は天然の歯よりも弱いですから、虫歯ができては削って、の繰り返しになり、最終的には歯を失うことにつながります。

>長くなりましたが、まず、レジンの治療はいずれだめになるものなのでしょうか。

天然の歯に勝るものはありませんから、一生使える修復物はありません。
修復物の寿命という意味では、レジン充填はテクニシャンセンシティブ(先生の技術に大きく左右される)な治療だと思います。

>次に、銀歯はレジンより長持ちすると歯医者さんに言われましたが、本当でしょうか。

その歯医者さんの治療するレジン充填と、銀歯とを比較した場合という意味になると思います。
材料の違いよりも、治療する先生の技術力が大きく影響すると思います。
保険治療で銀歯のインレーを勧められているのであれば、無理にレジン充填をお願いするよりも銀歯を選択されうのが無難なことが多いと思います。

>どうせ虫歯にまたなってしまうなら、白いレジンでと思います。

保険治療でレジン充填もお願いすれば行ってもらえるといううことになっているのでしょうか。
ダイレクトボンディングなど、自費のレジン充填を選択できるのであれば、そうした選択肢もありますし、歯を削る量を最小限にすることができるかもしれません。

回答 回答4
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-03-10 17:06:24
こんにちは。

レジンの治療はいずれだめになるものなのでしょうか。

いずれはダメになります。
工場製品のプラスチックを使わずに展示して置いておいても汚くなり劣化しますよね。
口の中で賦形して重合してあるものに毎日毎日力をかけ続けたり擦り続けたり酸や水に浸してそのまま綺麗であるはずないですよね。


〉今まで見落とされたのか4年弱で15本虫歯になったのかはわかりませんが、どうなのでしょうか。

今までの歯医者さんは口の中を写真撮影して巨大ディスプレイに拡大して見せてくれていましたか?
見落としもあるでしょうし、諦めもあったのかもしれませんね。
綺麗な口の中に虫歯の疑いがあるとそこだけ治療すれば良いですけど、治療しても治療してもどんどん悪くなるお口の中では治療が追いつかなかったのかもしれません。


銀歯はレジンより長持ちすると歯医者さんに言われましたが、本当でしょうか。

銀歯にするにはかなり削る必要がありますから、将来的に悪くなる部分を先行して削り取り頑丈な金属に置換しておく事になります。ブラックの窩洞という予防拡大が基本形態になります。
その分、頻回の受診の必要性は低く出来ます。
また、金属は光を透過しませんから内部が虫歯でもわからなく隠してくれます。
レジンにも歯冠色をつける為やレントゲン透過性を調節するために色がつけてあります。
保存修復物を全くの透明にしてしまうと気持ち悪く感じきっとより不安感は増すだろうと思います。

素材としては、プラスチック 対 金属(錆びないタイプ)ではどちらが頑丈か分かりますよね。


〉どうせ虫歯にまたなってしまうなら、白いレジンでと思います。

それで良いとおかかりの歯科医が言ったならばそれで良いと思います。
それは無理だとか、それはしない方が貴方の為ですよと歯科医が言ったなら耳を傾けて聴くべきでしょう。

歯科医はあなた自身をよく観察することや歯科医院の実力を勘案して治療法を提案しています。

レジンでも大丈夫なタイプかどうかは噛み合わせや顔の形や歯磨きの上手い下手や、受診しそうな回数、メンテナンスに来そうか?等色々見て判断してくれるはずです。

白い色のインレーにはレジンインレーという物もあります。色より頑丈な方が良いところ要の部分もあるでしょう。

とりあえず歯科医のお勧めに従ってはいかがでしょうか?

人工的な修復材料は歯より酸に強いですから細菌を住み着いたままにしておいても歯のように溶けたりしません。樹脂には樹脂の特性があり金属には金属の特性があります。
色々な材料を繋ぎ合わせて使うと繋ぎ目からダメになっていくのは如何なる素材でも同じでそこが最大の弱点部分になります。
繋ぎ目をどこに設定するか?とか繋ぐ材料を何にするか?などでも寿命は変わります。
また、負荷をどれくらいの頻度でどの方向にかけるのかでも繋ぎ目の寿命は変わります。
人工的な繋ぎ目は少ない方が望ましいですが、虫歯をそんなに頻繁に作られては致し方ないということになりますよね。
虫歯を増やさない為には細菌を歯面につけ続けておかない事が肝になります。
虫歯ではなく単に材料の劣化やカケ、ヒビ、割れでも治療の対象になります。

本当に虫歯なのか?の診断を理解することも必要なのかもしれませんが、わからないことは多いでしょう。

とりあえず、治療が必要と言われて納得されているならば歯科医が勧める治療法を前向きに考えてみてください。




タイトル 今までレジン充填で治療した歯15本が全て虫歯になってしまった
質問者 はーーるさん
地域 非公開
年齢 21歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
レジン(白いプラスチック)
二次カリエス(2次的な虫歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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