下7番、虫歯治療後のクラウンの素材選択について

相談者: harunさん (37歳:女性)
投稿日時:2021-03-17 16:06:04
4日前、歯科医院で下7番の虫歯治療をし、今仮歯が入っている状態です。

元々、上記の歯の隣の親知らずが倒れて生えていた為、親知らずとの隣接面から虫歯になってしまい、神経近くまで治療し、銀クラウンが入っていました。

治療から6年程経ち、噛むと少し痛みが出てきたので、今通っている歯科医院で診てもらったところ、銀クラウンが劣化して隙間ができてしまってるので銀歯を外し、新しい物と交換した方が良いとの事で、銀歯を外した所、中が虫歯だった為、虫歯箇所を削ってもらい、仮歯をしてもらいました。

そこで、先生方にご教示いただきたいのですが、下7番に被せるクラウンはどの素材が良いのでしょうか。

通っている歯科医院の先生は、また銀歯を入れるか、自費ジルコニアか、金かの選択になると仰りました。

銀歯は自分の歯との隙間が出来やすく劣化しやすいと聞いたので除外しており、ジルコニアか金かで悩んでいます。
見た目的にはジルコニアの方がよいのですが、悩んでいる理由は、歯ぎしり、食いしばりの癖があり、1番奥の歯にジルコニアを入れて割れてしまわないか、心配だからです。

担当の先生は

「ジルコニアは丈夫なので大丈夫だと思うが、絶対大丈夫とは言えない。
割れる事が心配なら金にした方がいい」

と仰りました。

じゃあ金にすればいいのですが、やはり色が気になります。
また金は重みがあるので、顎関節症歯周病の人には向かない、とネットで見て、私は顎関節症なのでどちらにしたらいいか悩んでおります。

そして、出来るだけこの歯を長持ちさせたいので、どうか、先生方のアドバイスをお聞きできたらと思います。どうぞ宜しくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2021-03-18 07:00:09
>上記の歯の隣の親知らずが倒れて生えていた為、親知らずとの隣接面から虫歯になってしまい

時間を戻すことは出来ませんが、早く親知らずを抜歯しておけば、7番が虫歯にならなかったかもしれません。


>じゃあ金にすればいいのですが、やはり色が気になります。

よく考えて、ジルコニア or 金 or 他の素材かの答えを出してください。


>金は重みがあるので、顎関節症歯周病の人には向かない、とネットで見て

おそらく、根拠も無い、誤った情報のように思います。

およろしければ、ソースを示してください。


>私は顎関節症なのでどちらにしたらいいか悩んでおります。

通院が大変かもしれませんが、顎関節症診療センターとか、顎関節治療部とか、出来るだけ専門性を謳っている部門がある歯学部の付属病院に、足を運んでみてはいかがでしょう。

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-03-18 09:05:28
こんにちは。

残念ですが、親知らずの生え方により清掃性が悪くなりますから、使えない親知らずは早めに抜歯しておくとよかったですね。

今回仮歯治療まで進んでいるようですが、神経は残せたのでしょうか?

銀歯は自分の歯との隙間が出来やすく、劣化しやすいと聞いたので除外しており、

銀歯は保険の金銀パラジウム合金の事でしょうか?
今は金属アレルギーになりにくい、チタンクラウンも保険に入りました。

銀歯と金歯の違いは硬さと組成でしょう。
本当に隙間ができやすく劣化しやすいのかな?と思いました。
おかかりの歯科医もそう説明されましたか?

>担当の先生は
>「ジルコニアは丈夫なので大丈夫だと思うが、絶対大丈夫とは言えない。
>割れる事が心配なら金にした方がいい」
>と仰りました。

その通りでしょう。
ジルコニアが割れたらやりかえれば良く、歯が割れたら抜歯になります。

>また金は重みがあるので、顎関節症歯周病の人には向かない、とネットで見て、私は顎関節症なのでどちらにしたらいいか悩んでおります。

単冠でしたら、重さをそんなに気にされなくても良いのではないでしょうか?

>出来るだけこの歯を長持ちさせたいので、どうか、先生方のアドバイスをお聞きできたらと思います。

素材以上に大切になるのが条件だと思います。
誰がどんなに何で治療しても、問題が生じないケースも有れば、かなり上手い歯科医院で、その歯科医がお勧めする素材で治さないとダメになるケースもあり、その情報がありませんでした。

全ての情報をお持ちなのはおかかりになっている歯科医ですから、歯科医にお尋ねされ勧められた物をご検討ください。

素材や自費の有無毎に、使うシステムや技工士さんを変えている場合もありますし、確保可能なチェアータイムを変えているかもしれません。

例えば、保険の金銀パラジウム合金でも、支台歯形成の仕上げはどの単位まで狙うのか?で、技工上の操作も異なりスペーサーをどれくらい塗らないと冠が作れないとか、もっと悪ければ模型の一部をセメントで埋めて冠を作るのか?まで、色々なパターンがあると想像します。

一概にクラウン素材のせいにしてはいけないのでは?という場合もありそうです。

ジルコニアの場合は、光学スキャンデジタルデータ化後ミリング加工して作りますが、作り方や精度設定により冠の維持力も精度も変わります。

丁寧に治療してもらえるならば、ジルコニアの冠が歯周組織に害がないですし、歯垢がつきませんし、色も綺麗ですから良いのではないでしょうか?

冠が割れたら歯が割れなくてよかったと、割り切ってまた冠を作り直す事はできるように思います。

おかかりの歯科医に先生の一番のお勧めは何ですか?と 歯科医を信じて治療を任せることをしっかりお伝えになると良いと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: harunさん
返信日時:2021-03-18 10:14:09
小林 誠先生
お忙しい中ご回答ありがとうございます。

本当に仰る通りで、早く親知らずの抜歯を行えば大事な下7番の歯が虫歯にならなくて済んだと後悔しております。

もうなってしまったものは元に戻す事は出来ないので、今後歯を出来るだけ長生きさせるために、しっかりケアをしていきたいと思っております。

金のデメリットについてのネットの掲載がどこで見たのか探せないですが、先生のお言葉を頂き、ネットの情報全てをやみくもに信じるのではなく、かかりつけの歯科医に確認をしようと思います。

顎関節症についてのアドバイスも頂きありがとうございます。
専門で治療してくださる医院を検討してみようと思います。

しっかりと考え、金にするのかジルコニアにするのか決めようと思います。

ありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: harunさん
返信日時:2021-03-18 10:38:41
Dr.ふなちゃん 船橋先生
お忙しい中ご回答ありがとうございます。

親知らずの抜歯を早くしなかったことを後悔しております。
早く抜歯していれば下7番を虫歯にさせず済んだと思います。

幸い、今回の治療でも神経までは達しておらず、神経を残すことができました。
銀歯を外し、中の虫歯になっている箇所を削ってもらい、仮歯を入れました。

銀歯は保険の金銀パラジウム合金のことです。

かかりつけの歯科医は、保険の銀歯自費ジルコニア、金、どちらがいいの?と聞かれれば、自費のジルコニアや金の方がいい、と仰りました。それがどうしてなのか?までは聞けませんでした。

噛むと下7番の歯が痛むようになり、かかりつけの歯科医に診てもらった際、どうしても銀歯は劣化が早く、使ってるうちに隙間ができ、そこから虫歯になるケースが多々ある、と仰っていました。

かかりつけ歯科医からは自費のジルコニアを勧められました。
そこで、歯ぎしり食い縛りがあるのだが大丈夫か?と聞いたところ、割れるのが心配であれば金、と、ジルコニアの後に金という選択肢が出てきたので歯科医はジルコニアがいいと思っているのだと思います。

でも、最終的に決めるのは患者なので銀でもジルコニアでも金でも何でも好きなものを選択すればいいですよ、と言われました。

船橋先生の仰る通り、かかりつけの歯科医を信じ、治療を任せることをしっかりと伝えたいと思います。

アドバイス頂き、ありがとうございました。



タイトル 下7番、虫歯治療後のクラウンの素材選択について
質問者 harunさん
地域 東京23区
年齢 37歳
性別 女性
職業 主婦
カテゴリ お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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