金属アレルギーで入れた保険の歯が欠けた場合の再治療について

相談者: ピーチベージュさん (50歳:女性)
投稿日時:2021-03-12 08:20:54
こんにちは。

わたしは金属アレルギーがあり、診断書を提出し銀歯をすべて白いものに変える治療をしました。

しかし、先日、入れてから3ヶ月くらいの右下奥歯7番が一部欠けてしまい、修理をしてもらった状態です。
次回みてもらうのは、は来月の定期検診です。

その先生は、同じ歯を、また保険を使うには、たしか半年空けないとだめだったと思う。
とのことでした。

だから、割れやすい場所のため、保険はきかないけど、セラミックも考えてみてくださいと言われています。

たしか、と、明確ではなかったので、正確にはどのようなルールなのか、教えていただけますか?

また、できない場合、他の歯医者さんに行けばできる、ということはあるのでしょうか?


もうひとつ、そこの先生は、はい、カチカチ噛んで、という確認を、診療台が寝た状態でしかやりません。

前通院していた医院は座ってやることもあったと思います。
わたしは、噛む顎の位置は座った状態だとまた違うと思うのですが、一度、

「座った状態で噛んでみて確認していいですか?」

と言ったらしてくれましたが、言わないとやってくれません。

だからか、治療後噛み合わせの違和感が出ることも多く、肩凝りがすることもあります。

自分の顎が動きやすいのもあるので、顎のマッサージや、自分でずれを調整したり、酷いときは先生に申告しますが、それも疲れてきてしまいました。
今回も痛いです。

その先生は、歯周病専門医です。
わたしは歯周病は2ヵ所あります。

歯を治したりする治療は、他の歯科医院に行った方が良いのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2021-03-12 10:28:50
ピーチベージュ さん、こんにちは。

>同じ歯を、また保険を使うには、たしか半年空けないとだめだったと思う。

都道府県に依って、細かなルールの解釈の差異はありますが、丸々被せる修復物ではなく、部分的な修復物であれば、概ねその通りかと思います。


>できない場合、他の歯医者さんに行けばできる、ということはあるのでしょうか?

仮に、ルール的に可能だとしても、「力のコントロール」に取り組まなければ、「入れてから3ヶ月くらいの右下奥歯7番が一部欠けてしまい」と同様な事象が発現してしまうことが、容易に想像できます。

他院で健康保険の修復物を装着する or 「保険はきかないけど、セラミック」というのも確かに一法ですが、、、

その前に、右下7番だけでなく、お口全体のことをも鑑みると、それこそ自費での受診になるかとは思いますが、「力のコントロール」に造詣が深い施設で相談なさってみことを勧めます。


>自分の顎が動きやすいのもあるので、顎のマッサージや、自分でずれを調整したり

自身で対応を試みるのは、如何なものかと思います。

参考⇒TCH、歯列接触癖

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ピーチベージュさん
返信日時:2021-03-12 20:17:12
小林先生、回答ありがとうございます。

まず保険についてですが、ありがとうざいます。

「力のコントロール」ですが、歯科医院の先生からは、歯は、日常では前歯が軽く触れてる程度、噛むのは食事中だけで、1日20分くらい、普段は上下の奥歯は触れていないのが理想と言われました。

それ以来意識するようにはしておりますが、寝ている間食い縛ったりしているようなら、(朝起きて痛いなら)マウスピースを作った方が良いでしょう、と言われております。

もともと、右下奥7番を治療した際、右は左よりも噛む力が強いので、右上7番天然歯(健常歯)を少し削って低くしたほうがよいかもしれないと言われたのですが、支障がないエナメル質を削ると言われても、虫歯の多い中の貴重な健常歯なので、様子を見させてください、と、断りました。

弱目に噛めば問題なさそうだったからです。

今回割れてしまったのは、油断して素焼きアーモンドをしばらく食べてしまっていたのも原因にあると思いますが、普通に噛んでいて、左よりも右が高いような気がします。

これは、噛み合わせの問題でしょうか?
それとも、噛む力の問題でしょうか?
そして「噛む力のコントロール」を見て頂くにあたり、探しかたとしては、どのような学会に所属しているDr.でしょうか?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2021-03-12 20:31:18
歯科医院の先生からは、歯は、日常では前歯が軽く触れてる程度、噛むのは食事中だけで、1日20分くらい、普段は上下の奥歯は触れていないのが理想と言われました。

少なくとも、TCHの概念とはズレているようです。

正しくは、
歯は、日常では前歯も奥歯も離れている
噛むのは食事中や会話と労作をも含めて、1日20分くらい
普段は上下の奥歯のみならず前歯も触れていないのが理想
となります。


>それ以来意識するようにはしております

担当医が間違った情報を出している or ピーチベージュ さんが誤解しているのでしたら、残念ながら、何れにしても、意味が無いことになりますね。

自分流で意識するのではなく、「力のコントロール」に造詣が深い施設で、ちゃんと指導を受けることを勧めます。


>寝ている間食い縛ったりしているようなら、(朝起きて痛いなら)マウスピースを作った方が良いでしょう、と言われております。

私だったら、上下の歯にかかる力のコントロールについて是正指導を行い、マウスピース(ナイトガード)の使用の回避を目指します。

あくまでも経験的な私見になりますが、「力のコントロール」に取り組みがちゃんと出来ている方の概ね3分の2の方には、是正が上手くいくと、食いしばりや、咬み締めや、歯ぎしりの類が改善し、そもそも、マウスピース(ナイトガード)が不要になるように思っています。


噛み合わせの問題でしょうか?それとも、噛む力の問題でしょうか?

どうでしょうね、そのどちらでもないように思います。

つまり、「噛む力のコントロール」を診ていただくのではなく、「力のコントロール」の是正指導を受けること検討なさってみてはいかがでしょう。

回答 回答3
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2021-03-12 23:25:54
ピーチベージュさん、こんにちは。

金属アレルギーがあり、診断書を提出し銀歯をすべて白いものに変える治療をされたのですね。
割れた右下奥歯7番は、クラウンでしょうか。

通常、クラウン・ブリッジ維持管理を算定している医療機関であれば、被せ物をしてから2年間は管理下になります。
そうした場合、管理下の補綴物は管理の範囲内で作り直してもらえるものと思います。

しかしながら、金属アレルギーで医科の診断書があり、クラウン・ブリッジ維持管理の算定はありません。

また、半年空けないとだめ、というのは、義歯マウスピースを作る場合に、そのようなルールがありますが、今回のケースには当てはまりません。

そのため、保険請求に全く制約はありませんから、割れて再製作が必要になればいつでも実態通りに請求できるものと考えます。
少なくともピーチベージュさんのお住まいの都道府県ではそうであると思いますが、詳しくはおかかりの主治医や保険者に確認しましょう。


しかし、保険治療ができるということと、歯科医学的に適切な治療ができるかどうかは別の問題のように思います。
短期間に割れるには原因があるだろうと思います。

TCHももちろん一つの要因になり得るだろうと思いますが、CADCAMではピーチベージュさんの当該の歯には強度として不足していたという可能性めあるかもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ピーチベージュさん
返信日時:2021-03-18 17:55:10
小林先生、ご連絡が大変おそくなり申し訳ございませんでした。

保険のルールについて、神奈川県歯科医師会にお尋ねしたところ、保険組合などによって、省令の解釈に違いがあり、グレーな部分がある、とのことでした。
ですので、他の歯科医院に行けば、治せるでしょうとのこと。

TCHにつきましては、通院中の歯科医院の口腔外科の先生に顎が痛くて見てもらったことがあり、たしかにその先生は、小林先生と同じことを仰っていましたのを思い出しました。
前歯も触れていない、と。
ですので、今後はそちらを意識するようにします。

わたしは実はストレートネックで、反り腰もあり、現在整形外科で理学療法士の指導を受けているのですが、先日、正しい姿勢になれば顎の力も変わると言われました。

どうも首も前に出てしまう癖もあります。
枕の高さを変えたら、朝歯は痛くなくなってきました。

「力のコントロール」については、今度一度相談してみようと思います。
ありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ピーチベージュさん
返信日時:2021-03-18 23:24:34
滝野先生、ご連絡が大変遅くなり申し訳ありませんでした。
ご回答ありがとうこざいます。
確認に時間がかかってしまっておりました。

かかりつけの歯科医院に、6ヶ月というルールはないそうなので確認して再製作していただけないか問い合わせたのですが、院長先生自らのお返事によると、保険の請求に詳しい人に聞いたところ、やはり6ヶ月はだめみたいです、との回答でした。

保険の請求に詳しい人、というのが、どのような人なのかは分かりませんでしたので、わたしの住む県の歯科医師会の治療相談窓口に相談したところ、金属アレルギーで診断書提出もしているなら、制約はないはずですが、グレーな部分がある、とのこと。

保険組合等によっては解釈の違い、あるいは、1ヶ月くらいでまた作られても困る、最低6ヶ月はあけてもらわないと、としているところもあるのではないかとのことでした。

ですので、他の歯科医院に行けば作れるし、そこの歯科に通院されたいのなら、仮歯を作るなどで対応すればよいのではないかとのこと。

わたしの右下7番は、クラウンではなく、神経はまだあり、半分から上がCAD/CAM冠なのですが、それなら壊れやすいですがやり直しは何度もすることになるかもしれませんが、レジンて固めることも可能かもしれない、とのことでした。

このような結果でしたので、TCHを日常的に意識して気を付けつつ、噛む力に対しての材質の件も、もう一度通院している歯科医院の先生に相談してみようと思います。

ありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ピーチベージュさん
返信日時:2021-03-23 13:49:03
金属アレルギーで製作したCAD/CAM冠について、確認できましたので、記入させて頂きます。

加入の健保組合に問い合わせたところ、CAD/CAM冠は、金属アレルギーでも、外れてしまった場合は再製作に制限はあるが、偶発的なことが原因の場合の破損等は、特に制限はない、とのことでした。
わたしの場合は欠けてしまったので、可能だということです。

金属アレルギーの場合は、体質的に保険が使えるものが選べないので、よかったです。

健保も、即答ではなく、状況を説明し、折り返しの連絡でしたので、できないらしい、ということだけで判断せず、個別に直接問い合わせをするのがよさそうです。



タイトル 金属アレルギーで入れた保険の歯が欠けた場合の再治療について
質問者 ピーチベージュさん
地域 非公開
年齢 50歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯科金属アレルギー
詰め物、インレーが割れた・欠けた
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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