歯科衛生士が見るだけで歯科医師の診察が無い歯科医院について

相談者: パティちゃんさん (36歳:女性)
投稿日時:2021-03-26 20:53:23
息子(6歳)と家族全員、同じ歯科に通っていました。
その歯科に通っているお友達から

「知り合いの子がその歯科で虫歯治療をしていたけれど悪化して受診をしても大丈夫でしょうと言われ帰宅したが、痛みが一向に治まらないので違う小児歯科に行ったら虫歯が進行してしまっていると言われた」

と聞きました。

そのお友達も不信感を抱き小児歯科専門で改めて診てもらったら少し前に治療した虫歯が神経までたっしてしまっていたみたいでもう一度やり直しをしたみたいです。
それを聞いて私も不信感でその歯科には行けず、小児歯科専門で診てもらいました。

すると歯科では全く虫歯はありません。と言われていたのに、虫歯のなりかけ(表面がザラザラしていたり、白く白濁している状態)のが4つ、小さい穴が出来ている虫歯が2つ見つかりました。
どれも削るまでの治療は必要ないとの事でシーラントをして終わりました。

それから定期的にシーラントが取れている所をつけ直したり、フッ素をしたりで3ヶ月毎に受診しています。
そしてまた別のお友達の子がその歯科をやめて、小児歯科を受診したら、その子も今まで虫歯は言われた事がないのに小児歯科でレントゲンを撮るとレントゲンに映るぐらいの虫歯が3つと小さいのが1つ見つかりました。
痛みが出ていてもおかしくないよと言われたみたいで、その1つを最近麻酔もしての治療をしたら中で広がっていたと言われたみたいです。

そのお母さんが3つ目の病院に行ってみようかと言ってるのですが、さすがにレントゲンで映っている虫歯はどこの病院に行っても同じではないか?と話になっています。
こういう事って普通あるのでしょうか?

今思い返すと、通っていた歯科は歯科衛生士さんが見るだけで先生は診ません。
歯科衛生士さんが全体を見て歯磨きしてフッ素をして終わりです。
5年間3ヶ月毎に通っていましたが全体のレントゲンは撮った事はありません。
小児歯科で「毎回先生が見てくれるのか?」と聞いたらみなさん???になっていました。
全体のレントゲンも初めに撮って永久歯が全部あるかどうかなども説明してくれました。
小児歯科ではまず歯科衛生士さんが全体を見て、そのあと先生が見て、何もなければ歯科衛生士さんが全体の掃除(歯石とりのような機械で)と歯磨き、最後にフッ素で終わりです。
こんなに丁寧にしてくれた事もビックリしています。

この話を聞いて先生方はどう思いますか?
先生が毎回診ない事は普通で良くある事なのでしょうか?
あと、お友達が別の歯科でシーラントは全く必要なくフッ素まけでいいと言われたみたいで、6歳臼歯にシーラントをするなら1本1000円、乳歯にするなら保険がきかないから…と言われたみたいなんです。
通っている小児歯科の先生に聞くと保険もきくし、6歳臼歯は柔らかく虫歯になりやすいからシーラントは必要との事でした。
これについてもどう思いますか?
よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-03-28 09:01:00
こんにちは。

歯科保険も4年毎の大改正があったり解釈について具体的回答が追加されたりしますから、小児治療は基本的に小児が多く通院して日常業務が小児対象になっている小児歯科(できれば小児歯科は国の専門医制度がありますから専門医で)をかかりつけ歯科として選ばれておく方が間違いないのではないかと思います。

小児期には歯並びも含めて口腔内は激変しますから、病気や異常の見逃しが起こらないようにしっかりした診療体制の構築が望ましいと考えます。

現在、保険でエナメル質初期虫歯再石灰化促進まで対応可能ですが、こちらはか強診の対応歯科になります。
施設基準がありますから虫歯のリスクが高い学童期にはそういう施設基準に達している歯科医院を選択されておく事が良いように思います。

〉先生が毎回診ない事は普通で良くある事なのでしょうか?

歯科衛生士歯科医の指導の元動いています。
見落としがあったという事ですから歯科医院の院長が小児の治療に熱心でなかったのかもしれませんね。
小児期の咬合誘導や予防治療に熱心なのは小児歯科を標榜している歯科医院である方が可能性としては高くなるのではないかと思います。
標榜がなくてもしっかり見てくれる歯科医院も沢山ありそうですが探すのは難しくなりそうです。

〉これについてもどう思いますか?

シーラントは硬度を高める為のセラミックなどが入っていませんからいずれ削れていく事を前提として 初期の虫歯リスクの高い深い溝を埋めておく事で口腔内で歯の石灰化が進み耐酸性が高まるまでの期間よく使われます。
基本的な保険材料だと思います。
保険適用可能な条件は限られています。
保険適用範囲は初期の虫歯と診断された乳歯もしくは生えたての永久歯のみでそれ以外は自費になります。
初期虫歯の判定をかなりしっかりと行ってくれる歯科医院であれば保険適用される可能性が高くなりそうですね。
写真撮影やダイアグノデントペンなど使い経過を観察してくれる歯科医院は力を入れているのではないかと想像できます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: パティちゃんさん
返信日時:2021-03-28 22:39:56
返答ありがとうございます。
通っていた先生が熱心ではなかったのはそうだと思います。
熱心か熱心ではない事の以前に、先生が診ない歯科もやはりあるという事でしょうか?
行っていた歯科が珍しい訳ではないという事でしょうか?
周りの人(他の歯科や小児歯科に行って人)に聞いても先生が診ないのはありえないと言われているんです。
回答 回答2
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2021-03-29 00:25:30
パティちゃんさん、こんにちは。

>その歯科に通っているお友達から

実際の状況も治療内容もわかりませんから、何とも言えません。
適切な治療を行なっても痛みが出たり腫れることはあります。
良いことではありませんが、前の歯医者の治療の悪口を言うことで自院の評価があがると勘違いしている先生もいます。
また、知り合いの口コミなどでの歯科医院の評価ほど、アテにならないものはないと考えます。


>どれも削るまでの治療は必要ないとの事でシーラントをして終わりました。

削るまでにない虫歯なので経過観察をしていたのかもしれません。削るかどうかの判断や、シーラントの是非は歯科医師によっても判断がわかれますから、一概に前医が見落としや誤診だったとは言えないと思います。

また、歯、特に乳歯はとても小さいものですから、正確な診断や治療にはマイクロスコープや高倍率拡大鏡があれば正確でしょう。
肉眼ではアバウトにしか判断できないと思います。


>そしてまた別のお友達の子が

こうした口コミ、噂話はアテにしないほうが、歯科医院選びには良いと思います。

>さすがにレントゲンで映っている虫歯はどこの病院に行っても同じではないか?と話になっています。

レントゲンも撮影技術、読影技術によっても診断精度はかなり違うと思います。

>こういう事って普通あるのでしょうか?

普通にあるかどうかはわかりませんが、残念ですが、かなり大きな虫歯があるにも関わらず少し前に他医で虫歯は無いと言われた、というケースは良くあります。

>5年間3ヶ月毎に通っていましたが全体のレントゲンは撮った事はありません。

虫歯の判断には全体の写るレントゲンではなく、デンタルレントゲンという小さなサイズのレントゲンが適しています。

様々な情報に触れて悩まれたり迷うことはわかりますが、有意義な選択ができるかどうかは疑問です。
もしも、現在の小児歯科についてのマイナスな体験談が耳に入ったらまた転院されるのでしょうか。

流言に流されるのではなく、歯科医師とコミュニケーションをとって選択されては如何かと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: パティちゃんさん
返信日時:2021-03-29 08:14:25
勘違いされているかわかりませんが、今通っている小児歯科の先生は前の歯科の事は一言も言っておりません。
そして、虫歯治療をしても腫れてきたり痛みが出る事はあることは承知しています。

ですが、お友達は痛みが出て歯科に行ったけれど何もなっていない、大丈夫との事で帰宅しました。
しかし、痛みが全く治まらないどころか酷くなったので別の歯科に行ったところ酷い状態が見つかりました。
息子の削らなくても良い虫歯も2つは、まず私が気づき歯科で虫歯なのか相談しました。
その時に「磨いていれば戻る事がある」と言われ、少し穴が空いてる状態なのに大丈夫なのかな?と思いつつも歯科(これも歯科衛生士)を信じ歯磨きしていました。

数ヶ月後の受診で「1つは大丈夫になっている。あと1つもだいぶ良くなってるので頑張って磨いて下さい」と言われていたその2つがはっきり虫歯と言われました。

噂話ではなく、実際にあった話をしています。
別のお友達と言っても凄く近い子ばかりで大きく盛ったとかではなく、話をしています。
みんなが同じ小児歯科に行ってみた訳ではなく、他の歯科に行った子達もみんな虫歯はなく綺麗と言われていたのに虫歯が発見されています。
記載しませんでしたが、私の姪っ子も就学時前検診で虫歯と言われ歯科を受診したら虫歯ではないと言われたが違う歯科を受診したところ虫歯でしかも削りました。

虫歯はないと言われたのに、他医で大きな虫歯が見つかるのはよくあるという事は3ヶ月毎に検診する意味はあるのでしょうか?
疑問が出ます。
回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-03-29 08:20:21
おかかりになった歯科医院の実際に関してはわかりませんが、例えば口腔内写真撮影を毎回しているならばそちらの情報を確認した方がわかりやすい場合もありますから、なんらかの形で毎回歯科医の診察が入っているという場合もあるでしょう。

虫歯がないという事が前提で歯磨き指導やメンテナンスで通院という場合は歯科衛生士業務にしている場合もがあるでしょう。
歯科衛生士の力量を見極めどの程度まで任せるか?を判断し指導するのも歯科医の役目ですから、エナメル質初期虫歯があっても部位を指摘することがなく、ご家庭での生活指導にうまく反映できていなかったのであれば、その間もったいなかったなぁと考えられるかもしれません。
お口の中に問題があれば認識してもらって習慣化してもらう方が効果的な場合は多いでしょう。

歯科医が必ず一度は患者さんを診ると決めている歯科医院も多いと思いますが、色々な歯科医院があるでしょう。

ご期待される内容により沢山の歯科医院の中からうまく選択してください。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2021-03-29 11:18:38
パティちゃん さん、こんにちは

虫歯の診断や、治療基準は歯科医師によっておっきく違います。

私自身は虫歯を削って詰めるという治療をあまりしない方だと思います。
ですので、私が診ている患者さんが他院に行けば削って詰めましょうと言われることは多くあると思います。
削るかどうかはその患者さんの10年後、20年後を考えて決めます。
乳歯ならば永久歯への生え変わり、歯並びへの影響を考慮して決めます。
特に定期的に通っている患者さほで削らないことが多いです。
大切なことは、一律に削るか削らないかではなく、その個々の患者さんごとのいくつもの条件を勘案して決めるべきだと思います。


>そのお友達も不信感を抱き小児歯科専門で改めて診てもらったら少し前に治療した虫歯が神経までたっしてしまっていたみたいでもう一度やり直しをしたみたいです。

神経まで達している虫歯でも、虫歯の部分を残して神経の治療をしないこともよくあります。
特に乳歯では積極的にこの治療方法を選択します。
虫歯の部分を取り残すことの研究もされていて、治療法の選択肢の一つとなります。
これも、一律に行うのではなく、状況に応じて一番良いと思われる治療法を選択することになります。


>それを聞いて私も不信感でその歯科には行けず、小児歯科専門で診てもらいました。

不信感を解消できないなら、さっさと転院されることにには賛成です。
消極的な治療を好むか、積極的な治療を好むか、それは患者さん自身の好みで決めれば良いことだと思います。


シーラントについても一律に行うのではなく適応症をよく勘案して行わなければいけません。
予防といえどもシーラントには副反応はありますので、した場合としなかった場合でどちらがより利益が大きいのか判断しなければなりません。
個人的な感想ですが日本人の場合シーラントが必要になるケースはさほど多くないように思います。
特に乳歯では。
また、私見ですが、シーラントを行うにはラバーダムが必修だと思っていますが、実際の現場ではほとんどがラバーダムを使用していないようです。
このような状況でシーラントが多用されることを危惧しています。


歯列全体を1枚で撮る大きなレントゲンに関しては、私はほとんどとりません。
小さな虫歯の診断にはほとんど役に立たないと思っています。
永久歯があるか無いか、おかしな方向に生えていないかなどの確認が必要な時に撮ります。
お子さんの場合はほとんどの場合、撮るにしても、成人するまでに1回だけです。

小さな虫歯の診断には、デンタルという小さなレントゲンで、バイトウイングという撮影方法で左右の2枚で撮影します。
このレントゲンは海外のガイドラインを参考にして、6ヶ月から2年枚に定期的に撮影します。
これも一律ではなく状況に応じて撮影間隔を決めています。
また、定期的に来院しない患者さんでは撮影しないこともあります。
検査といえども、一律に行うのではなく、必要性を考えて個々の患者さんの状況に合わせて行うべきです。



>そのお母さんが3つ目の病院に行ってみようかと言ってるのですが、さすがにレントゲンで映っている虫歯はどこの病院に行っても同じではないか?と話になっています。

レントゲンに写っている虫歯でも治療する先生によっては判断基準はかなり違うと思います。
私のところでは、レントゲンに写っていても、治療していない虫がはたくさんあります。



>こんなに丁寧にしてくれた事もビックリしています。

医療倫理、心理学の先生のお話で、患者さんにとっての良い歯科医院は医療の知識が豊富で技術が優れていることではなく、よく話を聞いてもらえてわかりやすく説明してもらえる先生だと言っていたのを思い出します。
丁寧な説明をしてもらえてよかったと思います。


>あと、お友達が別の歯科でシーラントは全く必要なくフッ素まけでいいと言われたみたいで、6歳臼歯にシーラントをするなら1本1000円、乳歯にするなら保険がきかないから…と言われたみたいなんです。
>通っている小児歯科の先生に聞くと保険もきくし、6歳臼歯は柔らかく虫歯になりやすいからシーラントは必要との事でした。

保険治療の適用になるかどかは、虫歯かどうか、つまり呼ぼうか治療かによって決まります。
たとえシーラントであっても予防で行う場合は保険適用になりません。
お友達がお掛の「別の歯科」では「フッ素でいける」と言われたということは虫歯ではなく、予防になるから自費扱いになるということでは無いでしょうか。
「通っている小児歯科」では実際に初期の虫歯があるか無いかは私にはわかりませんが、想像では初期の虫歯という病名をつけてシーラントという治療を行なったというように、保険請求事務を行うことで保険適用にしているのでは無いでしょうか。

回答 回答5
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2021-03-29 20:16:40
>噂話ではなく、実際にあった話をしています。

一般の方の口コミの評価は全くアテにならないように思います。

今回のことは、虫歯を見逃されていて、他の歯科医院に行ったら虫歯があった、という内容になると思います。

しかし、受診の順番が逆で、例えばA歯科医院で虫歯があり削る必要があると言われ、不審に思ってB歯科医院を受診して診てもらったところ虫歯は無いと言われた。
A歯科医院はお金儲けの為に削らなくて良い虫歯を削ろうとしていたに違いない。
そのままA歯科医院で治療しなくて良かった。

という、真逆の評価となる相談や口コミもよく見かけます。

虫歯の判断は患者さん皆さんが思うような「0」か「100」かでは無く、また例え虫歯だと判断しても治療的介入をするかどうかも歯科医師や患者さんの状況によって幅があります。


>記載しませんでしたが、私の姪っ子も就学時前検診で虫歯と言われ歯科を受診したら虫歯ではないと言われたが違う歯科を受診したところ虫歯でしかも削りました。

就学時前検診も学校検診もスクリーニングの役割を果たす検診ですから、個別個人の口腔内を正確に判断できるものでもありません。


>虫歯はないと言われたのに、他医で大きな虫歯が見つかるのはよくあるという事は3ヶ月毎に検診する意味はあるのでしょうか?
疑問が出ます

信頼できるかかりつけ医を持ち、継続して口腔管理をしてもらうと良いと思います。
Dr.ふなちゃん先生も指摘するか強診を持った歯科医院を選択されると良いと思います。
お大事にしてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: パティちゃんさん
返信日時:2021-03-29 20:16:42
先生方、詳しく説明ありがとうございます。

疑問なのですが、虫歯って神経にたっしていても治療しない場合があるのって大丈夫なんですか?
乳歯が虫歯になって神経にまでたっしていたら永久歯に影響はないのでしょうか?
初期の虫歯はきちんと歯磨きして進行を止めるのは理解しているのですが、進行してしまっている、歯の中で広がっていたり神経にたっしていても進行しない場合もあるのでしょうか?
回答 回答6
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-03-29 20:53:15
治療介入法として何を持っているか?で歯科医院毎に判断が変わる場合があるのだと思います。

例えば、うちの歯科医院の場合は、基本的にシーラントを積極的にしますし、虫歯が有れば必ず治療を勧めます。
それはお子さんの成長期に簡単なトレーナー装置をうまく使ってもらい身体の前後左右の歪みを修正してもらい左右対称の歯並びを作っていき上下の正中を合致させる事を目指す治療をしていますから虫歯で実質欠損があると目標に達成しないからです。

他の装置を主に使うならば多少実質欠損が生じていても根管治療の成功が難しくなってしまった時期の乳歯の虫歯はサポライド等を使い進行を止めておくとか何か別の考えや治療法により経過観察にしておくという場合があるのかもしれません。

これらは、歯科医院がそれぞれどういう治療法に精通していて得意としてシステムを組んでいるか?で変わる可能性があるのかな?と思います。

歯科医院が100軒有れば100軒それぞれ特徴が違いますし、例え大学病院でも全く違う考えの元治療はされていますから一概に治療の善し悪しは決められません。

とはいえ、激動の小児期には小児の成長や治療に熱心に取り組んでいる歯科医院を選ばれた方が良いのは間違いないだろうと考えます。

レントゲン撮影でも機種による特性もありますし、何法で撮ってもらえたから安心という訳ではないでしょう。
うちの歯科医院では小児期はパノラマ撮影を主にしています。
鼻炎の確認ができたり様々な解剖学的な情報が多いのでお子さんの成長に介入するには有用だからです。
そういう治療システムでは自費治療が主体になっています。

虫歯だけが気になっているならば保険治療でか強診のある歯科医院が割高になりますが(自己負担額は各自治体毎に異なるでしょうが)丁寧に診てもらえる可能性が高くなるので良いのではないでしょうか。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2021-03-30 09:53:24
パティちゃん さん、こんにちは

医学は全てにおいて白黒はっきり分けられるものではありません。
たとえば「病気」の定義一つとっても、何十年も論争が続いて今だに明確な定義はありません。
「神経に達している虫歯」も同様で、

1) 細菌自体は神経まで達していないが、細菌がつくる毒素が神経まで達していて、神経に炎症反応が観られる
2) わずかな細菌が神経に侵入しているが増殖はしていない
3) 細菌が神経の中で増殖していて、炎症は見られるが大きな組織破壊は起こっていない
4) 細菌が組織の中で増殖し、大きな組織破壊が起こっている
かなり幅広く、いくつもの状況が考えられます。
またそれを臨床的に何で判断するかですが、見た目、触って、レントゲン写真で、その他いろいろな機材を用いて行います。
しかしどの検査方法でも100%正確に診断できるものは一つもありません。

このような状況の中で診断し治療方針を決めていくのです。


>虫歯って神経にたっしていても治療しない場合があるのって大丈夫なんですか?

大丈夫です。
でも100%大丈夫というわけではありません。
しかし、仮に治療しても、治療による失敗や副反応が必ず一定の確率で起こりますので100%大丈夫というわけではありません。
治療してもしなくても、リスクゼロにはなりません。
どちらがよりリスクを小さくできるかで判断します。

欧米では臨床研究もされていますが、日本ではあまりされることはなく、欧米の情報に接することのない先生は最初から選択肢にもないかもしれません。


乳歯が虫歯になって神経にまでたっしていたら永久歯に影響はないのでしょうか?

ある場合もあればない場合もあります。


>初期の虫歯はきちんと歯磨きして進行を止めるのは理解しているのですが、進行してしまっている、歯の中で広がっていたり神経にたっしていても進行しない場合もあるのでしょうか?

あります。

色々な考え方がありますので、どちらかが正解でどちらかが間違いということは断定できません。
書かれている情報だけでは、どちらも正解で、もしかすると、一方が正解で他方が足りない、あるいは、やり過ぎかもしれません。
ただ、歯科医師の医学的な知識や高度な技術は患者さんには正しく判断することは不可能です。これまでの経過だけで前の先生を否定することはできません。
しかし、パティちゃん さんにとって考え方が合う先生が見つかってよかったと思います。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2021-03-30 18:45:31
よくこのサイトでも歯医者の選び方みたいな質問をされる方がいるのですが、私の場合いつも

信頼できる知り合いの口コミ(治療経験)が一番

と言いつづけています。
理由は簡単で、「結果は口でごまかしようがないので信頼できる」からです。

たとえばAという歯科医院で治療している間は痛みが治まらなかったが、Bという歯科医院に転院したら痛みがおさまって今も良好である。
といった口コミがあればAよりもBの方が上手である可能性は高いです。
同様の経験の口コミが多数あればなおさらです。

もちろん例外もありますので、一人の口コミだけで判断するにはリスクはあります。

ただ、その歯科医院で「こう言われた」といったものはあてになりませんし、患者の主観もあてにはなりません。当然、診察すらしていないこのサイトの回答者(もちろん私も含む)の判断などあてになるはずもありません。

知識の少ない一般の患者さんが専門家の話から技量を判断するのは至難の業です。

(患者サイドの判断材料として)重要なのは客観的な結果であって話術ではないと考えます。

回答 回答9
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2021-03-30 21:06:21
森川先生

>たとえばAという歯科医院で治療している間は痛みが治まらなかったが、Bという歯科医院に転院したら痛みがおさまって今も良好である。
>といった口コミがあればAよりもBの方が上手である可能性は高いです。

私の意見は森川先生とは異なります。
後医は名医という言葉があるように、B歯科医院ではA歯科医院の治療結果を参考に次の対応を判断することができます。
また、A歯科医院の治療の成果や処方された薬の効果が、不信感を持ってB歯科医院を受診した頃になって効果が奏功してきて、それをB歯科医院の治療のお陰だと誤解されるパターンもしばしば起こります。

また、なるべく歯を残そう、神経を残そうと治療した結果、知覚過敏などの不快症状が出ることや、結果的に治療が上手くいかずに保存できなかったということは起こりうることです。
不快症状はクレームや患者さんの離脱に繋がりますから、そうならないようにはじめから神経を抜いてしまったり、保存は無理だと諦めてしまったほうが不快症状が出にくく、患者さんの印象は良いでしょう。

また、丁寧な治療には時間や回数がかかり、ラバーダムをして感染のコントロールには途中の中断もできず患者さんウケは悪くなります。

それに比べ、歯科医師から見ると雑な治療をされている歯科医院が、短時間、少ない回数で終わるし痛くないと一般の方にはとても評判が良いというケースもしばしば見かけます。

ですから、一般の方の口コミや体験談ほどアテにはならないと私は思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: パティちゃんさん
返信日時:2021-03-31 00:45:57
Dr.ふなちゃん先生
トレーナー装置とは何ですか?
激動の小児期には小児の成長や治療に熱心に取り組んでいる歯科医院を選ばれた方が良いのは間違いないだろうと考えます。との事ですが、やはり一般歯科小児歯科も診ている歯科よりも小児歯科専門の方がやはり小児の歯に関しては熱心に取り組んでくれるのでしょうか?
今の小児歯科は小児歯科専門医(全国で1200人?)ではありませんが、小児歯科学会には入っています。
それも全国では少ないですよね?
前に今の小児歯科の先生と話をした時に「学会でも一般歯科の先生方に小児の歯の治療はどうしてるんですか?とか色々聞かれるんです。やはり小児の歯と大人の歯は全く違いますからね」と言っていました。
なのでその時にやはり小児を診ている数が一般歯科の先生よりも小児歯科専門でやっている歯科の方が任せられるかなとは思いました。
シーラントも賛否両論あるとは思いますが、息子の場合は溝が凄く深い方なのでしたのだと思います。
虫歯だけが気になっている訳ではなく、この先の永久歯歯並びも気になりますし、虫歯が出来ても後々永久歯にまで影響が出来る前にどうにかして、永久歯は守ってあげたいという親心があります。

小牧先生
先生の言う10年後、20年後を考えて決めます。っていうのは私からしたら凄くありがたいし、そういうふうに考えて治療をしてもらえるのは嬉しいです。
しかし、それは大人の歯の場合であって、小児の虫歯で永久歯に影響がある場合もあると聞くと大丈夫な可能性かあるとしても影響がある可能性が5%、10%とかほんの少しでもあるとするなら治療をしてほしいと思いました。
私は乳歯のうちに虫歯をなるべく作らないようにするのには親の力も必要だと思っていて、なるべく永久歯は綺麗なままで大人にしてあげたいのです。
無理かもしれません。理想です。
虫歯があると言われると仕上げ磨きをきちんとしてあげよう。お菓子を食べた後にはお茶を含ませようなど意味があまりないかもですが、これ以上進行させないようにしてあげようと思えますが、小さくても虫歯があるのに、気づいているのに虫歯だと言われない場合は、この子は虫歯が出来にくいんだ。から1日ぐらい歯磨きしなくても…となる親はいっぱいいると思います。
私も主人も虫歯があると言われて、逆に削るような虫歯になる前に言われてよかったと思いました。
永久歯ならば色々な可能性を考えて様子見など全部が全部治療をしなくてもいいと思いますが、乳歯から永久歯の事を考えると出来る事は全部して永久歯に影響がでる可能性は0に近くしてあげたいと親心で思います。
あと前歯科の先生を否定する訳ではないのです。
その前に5年通っていましたが、普通の3ヶ月毎の検診で先生に診てもらった事がほぼないので先生自身を否定することもありません。

森川先生
私も口コミは大切だと思います。友達の知り合いから聞いたとかいう話は真実味がありませんが、さすがに前の歯科で悪化して小児歯科に行ったら改善して今にいたるって話を2人も聞き、1人は神経までたっしていた。もう1人は痛みが引かず、小児歯科を受診してもう一度虫歯治療をしてもらったら虫歯をきちんと取りきれていなくく、しかも小児の虫歯治療に普通は使わない物が入っているとまで言われたそうです。
それが真実かどうかは、私も素人でわからないですがそれを聞くともう前の病院には行けませんでした。
その後も息子は削ったりしなくてすみましたが、大きな虫歯が1つならまだしも3つも見つかったりした子など、そういう口コミは信じてしまいます。
息子みたいに小さい虫歯が複数見つかったって言われたら、前の歯科はただ言わなかっただけではないのかな?とも思いましたがさすがにレントゲンにうつっている虫歯があり、前歯科も気づいていたならば言わない事はありえないです。
もし気づいていてそれをどう考えて言わなかったのかわかりませんが、患者からは診断ミスと考えます。

滝野先生
受診の順番が逆で、例えばA歯科医院で虫歯があり削る必要があると言われ、不審に思ってB歯科医院を受診して診てもらったところ虫歯は無いと言われた。A歯科医院はお金儲けの為に削らなくて良い虫歯を削ろうとしていたに違いない。そのままA歯科医院で治療しなくて良かった。という、真逆の評価となる相談や口コミもよく見かけます。との事ですが、私はそうは思いません。
周りのお友達は削らないとダメだったのが多いですが息子は運がよかったのかまだ進行していない虫歯や虫歯のなりかけだったので進行する前に教えてもらっていてよかったなと思いました。
念入りに歯磨きをしたり、出来る事はしようと思ったので。
さすがに前歯科では虫歯はないと言われた子がみんな削るような虫歯ではなく初期虫歯などが発見された、とかみんな削る虫歯があったなどであればその口コミは信じてもいいのだろうか?と疑いが出て来ます。
私もすぐに信じるような事はせず疑って疑ってな性格なので。
もちろん誰でも書けるサイトなどの口コミなどは信じていません。
短時間で終わる歯医者さんもいいとは思いません。
逆にしっかりと診てくれているのかな?と思ったりもすると思います
回答 回答10
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2021-03-31 07:27:49
> 乳歯から永久歯の事を考えると出来る事は全部して永久歯に影響がでる可能性は0に近くしてあげたいと親心で思います。

積極的に削って詰める方針の歯科医院が需要にマッチしていたのだろうと思いますから、相性の良い歯科医院に巡り会えて良かったのだと思います。
ゼロリスク信仰が強いように感じますが、全ての治療にはメリットだけでなくデメリットもあります。

乳歯でも削ることによるリスクもありますし、リーウェイスペースが失われて永久歯列に影響が出る可能性もあります。
通常は、治療的介入は治療することの「メリット、デメリット」と治療しない場合の「メリット、デメリット」を天秤にかけて判断されます。

>私は乳歯のうちに虫歯をなるべく作らないようにするのには親の力も必要だと思っていて

乳歯のある間(混合歯列期)の虫歯はお子さん本人には全く責任はありませんから、親の責任ということになります。

>1人は神経までたっしていた。

神経まで達していた、というのは、後医では抜髄と判断してそう説明した、という結果論であって、実際の状況には様々なケースが考えられることは小牧先生が書かれている通りだと思います。

>もう1人は痛みが引かず、小児歯科を受診してもう一度虫歯治療をしてもらったら虫歯をきちんと取りきれていなくく、しかも小児の虫歯治療に普通は使わない物が入っているとまで言われたそうです。

虫歯が取り切れていない、小児の虫歯治療で普通は使わない物が入っているというのは後医の判断、説明だろうと思います。実際の状況はここではわかりません。後医は名医の言葉の通りです。
虫歯が取り切れていなかったというのも、後医の意見ですし、小牧先生の言うように静菌的作用を期待して歯質を温存していたのかもしれません。
前医の治療の結果(何とか歯髄を保存しようとしたが痛みが強く出た)があり、後医はその結果を踏まえて、抜髄に踏み切ろうと治療方針を決定することができます。

>患者からは診断ミスと考えます。

虫歯の診断基準もレントゲンの読影も治療的介入のタイミングも幅がありますから、診断ミスかどうかはこの場ではわかりません。後医のほうがパティちゃんさんには合っていた、ということは言えると思います。

>さすがに前歯科では虫歯はないと言われた子がみんな削るような虫歯ではなく初期虫歯などが発見された、とかみんな削る虫歯があったなどであればその口コミは信じてもいいのだろうか?と疑いが出て来ます。

初期虫歯が発見されたり、みんな削る虫歯があったなどの場合にはなぜ疑いが出て来るのか理屈はわかりません、虫歯の判断基準が前医と後医で違うことはしばしば起こることであり、どちらも正しい判断をしている(歯科医師による判断の相違の範囲内)かもしれませんし、前医が大きな虫歯を見逃していたのかもしれませんし、後医がオーバートリートメントで積極的に削り過ぎているのかもしれませんが、この場ではわかりません。

回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2021-03-31 08:06:46
滝野先生・・・

再掲
>もちろん例外もありますので、一人の口コミだけで判断するにはリスクはあります。

確立の問題です。

例外だけ取り上げられて一般の方の口コミを当てにならないと切り捨ててしまうのはいかがなものでしょうか

あと、パティちゃんさんのケースとはことなるケースの話をされるのではなくて、パティちゃんさんのケースに即して回答してあげたほうがよいかと思います。

回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2021-03-31 08:19:28
口コミの信頼度のことなんですが、

よい歯科医とそうでない歯科医が短期間で判断できる典型的なケースとして

.入歯(これはもう入れた瞬間に判断できます。信頼性は高いです)
.難抜歯(抜歯の時間だけではなく、その後の痛みや腫れも含みます。)入歯と違って、判断するには必ず数例の口コミが必用です。(1例だとたまたまといったこともよくあるので)

それに対して良し悪しの判断が短期間ではできないケースして

.審美治療歯科医師の側は下手だが、技工士は優秀といった場合に後で問題が出てくることになります。)

パティちゃんさんの該当する小児歯科むし歯の治療はその中間くらい(数ヶ月から1、2年くらい)でしょうかね。

治療が終了した直後だと必ずしも正確に歯科医師の良し悪しを判断できるわけではないです。
どうしても(何となく相性が良さそうな気がするとかいった)表面的な部分で判断してしまいがちかと思います。
ですので知り合いの口コミも数回定期健診を受診した後の話を聞かれてほうがより正確性は増すかと思います。

回答 回答13
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2021-03-31 08:45:23
森川先生
>確立の問題です。

確率のことかなと思いますが、傾向的に後医は名医と誤認しやすい要因がある以上、サンプル数が多くとも信用性には繋がらないと思います。


>あと、パティちゃんさんのケースとはことなるケースの話をされるのではなくて、パティちゃんさんのケースに即して回答してあげたほうがよいかと思います

仰る通りです。


>.入歯(これはもう入れた瞬間に判断できます。信頼性は高いです)

そうですか。
あまりにも小さく覆うべき解剖学的な義歯設計を満たしておらず咬合高径も低い不適合な義歯を長年使用されてそれに慣れてしまっている方に、本来の義歯の満たすべき形態や機能をお話して少しずつ適切な形態への移行を試みることはよくありますが、不適合な旧義歯に慣れた高齢者は変化への適応に苦労することはあります。
旧義歯を参考に薄っぺらく小さい義歯を作る歯科医師のほうが、患者さんには名医だと評価されそうですが、それは医療のあるべき姿ではないと感じます。
また、パティちゃんさんは入れ歯の相談はされておりません。


>.難抜歯(抜歯の時間だけではなく、その後の痛みや腫れも含みます。)

そうですね。
ただし、同じ条件の埋伏智歯というのはありませんからね。
A歯科では埋伏智歯が一瞬で抜けて腫れも痛みもなく、B歯科で抜いた人はなかなか抜けずに腫れがあったとしても、難易度がそもそも違っていたかもしれません。

また、パティちゃんさんは難抜歯の相談はされておりません。


>.審美治療(歯科医師の側は下手だが、技工士は優秀といった場合に後で問題が出てくることになります。)

前医の審美歯科での補綴で患者さんはとても満足しているようだが、あまりにもマージンの不適合が酷いというケースは頻繁に見かけますが、それでも患者さん目線ではとても満足されているということが多いですから、良し悪しの判断が短期間ではできないということに同意します。

ただ、パティちゃんさんは審美歯科の相談はされておりません。

回答 回答14
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-03-31 12:20:53
〉トレーナー装置とは何ですか?

うちの歯科医院の場合はT4K(マイオブレス)が主ですが、ムーシールド、EFライン、マルチファミリー、プレオルソという知名度の高いものの他にも多種多様にトレーナー装置はあります。
また、インビザラインファーストでもアタッチメントを少なくして歯のコントロールを緩くしつつMA機能を使う等はトレーナーの考え方と似ていますから成長を利用するタイプはかなり幅広い装置選択が可能ですね。

これらは矯正歯科学会では否定的な扱いがなされていますが、小児歯科ではよく使われているでしょう。
実際は矯正専門医でも学会見解に反して沢山の歯科医が使用されていますし、装置を開発販売しているのが矯正歯科学会の認定医という装置もありますし、顎関節症やスリープスプリントの考えから発展した補綴の歯科医が設計販売している装置も多種ありますから何がなんだか字面だけ見ていたらよくわからないかもしれませんが、既製品の可撤式装置を成長に状態に合わせて歯科医の診断と指導の元使用しよい方向へ成長誘導する矯正治療法というのがあります。
(矯正歯科学会的にはオーダーメイドの固定式装置を歯科医主導で使うよう推奨されている印象があります。)

というようにいつの時代どこのエリアでも様々な考え方やアプローチ法が共存しますから一般の方はご自身との相性で選択していただいたら良いのだと思います。


〉やはり一般歯科も小児歯科も診ている歯科よりも小児歯科専門の方がやはり小児の歯に関しては熱心に取り組んでくれるのでしょうか?

小児歯科でも虫歯治療だけ熱心な大学や歯科医院も有れば(保険治療ではやっと最近口腔機能評価が導入された程度ですし、保隙装置だけしかできませんが、保険治療で可能な虫歯治療だけでも継続経営は可能でしょう)歯並びを良くする事まで熱心に行っている大学や歯科医院まであり色々あります。
少なくとも小児歯科専門医を維持している歯科医であれば小児の虫歯治療や虫歯予防に熱心だろうと期待して良いと考えるのが普通かなと思います。
学会員にはお金を払っていればなれますからHPなどの標榜から外すことになっているように思います。
(看板には歯科医ならば誰でも書けます)
保険制度でせっかく か強診という認定ができたので虫歯の管理だけならばその認定を目安にされると良いだろうと考えるのは妥当ではないかと想像します。

とはいえ、実際どういうシステムや精度で行われているのか?については他の歯科医院の事など全くわかりませんし、自分の歯科医院でも監督が行き届くように常に気を張り続けるのはかなり大変です。

虫歯も歯並びも親の責任ですが、専門家の助けを借りないとうまくいかないことは多いでしょう。
色々経験されながら どこか相性の良い歯科医院を探され継続管理してもらってください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: パティちゃんさん
返信日時:2021-03-31 13:37:18
Dr.ふなちゃん先生
説明してくださってありがとうございます。
でもやはり私は素人なのでよくわかりません。
トレーナー装置についても小児歯科では見てないような気もします。

とりあえず、今通っている小児歯科を信じて診察、治療をしてもらうしかないですね。
ここの先生のやり方、考え方やシーラントについても良いか悪いかはわからないですが、これも主治医の事を信じるしかないですよね。
このまま成人するまでここの病院で診てもらうって事になればいいのですが…
回答 回答15
  • 回答者
回答日時:2021-03-31 14:22:04
パティちゃん さん、こんにちは

決して パティちゃん さんの選択を否定しているわけではありません。
むしろ良い先生に出会えてパティちゃん さんにとって良い選択ができたと思っています。
医学的正しさというのは一つではなくいくつもあります。
一般論として「そういうこともありますよ」と言っているだけです。


>先生の言う10年後、20年後を考えて決めます。っていうのは私からしたら凄くありがたいし、そういうふうに考えて治療をしてもらえるのは嬉しいです。
>しかし、それは大人の歯の場合であって、小児の虫歯永久歯に影響がある場合もあると聞くと大丈夫な可能性かあるとしても影響がある可能性が5%、10%とかほんの少しでもあるとするなら治療をしてほしいと思いました。

10年20年というのはその経過も含めてです。
乳歯の場合は生え変わりまでの乳歯はもちろんのこと、永久歯への影響、歯並びへの影響、大人になってからの永久歯の虫歯になりやすさなども全ての経過を含めて数十年先ということです。できれば死ぬ直前まで美味しくご飯が食べられること。


>永久歯ならば色々な可能性を考えて様子見など全部が全部治療をしなくてもいいと思いますが、

私の考えは逆ですね。
私は永久歯でも治療しないで経過観察することは多い方だと思っていますが、乳歯の方がより経過観察する方が多いように感じています。
それは、乳歯の方が治療することのリスクよりもしないことのリスクの方が小さいと感じることが多いからです。


>乳歯から永久歯の事を考えると出来る事は全部して永久歯に影響がでる可能性は0に近くしてあげたいと親心で思います。

することのリスクがわずか2であるが、しないことのリスクはその半分の1だった場合どうしますか?
パティちゃん さんは私よりも、しないことのリスクを大きく見積もっているように感じます。
私はしないことのリスクの方が少ないことも多々あると思っています。
パティちゃん さんは必ずしないことの方がリスクが高いと思っていますか?

リスクの感じ方は人によって違います。
例えばコロナのワクチンでも、推奨しない人はすることのリスクを高く見積もっているのですが、推奨する人の中にはしないことのリスクを高く見積もっている人もいます。
パティちゃん さんはご自身のリスクに対する考え方とマッチした先生と出会えて本当に良かったですね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: パティちゃんさん
返信日時:2021-03-31 15:15:00
小牧先生
そうかもしれません。
いや、そう思ってしまっています。

息子は3歳の時に走っている時に転倒してしまい、その時に歯が折れました。
運が良かったのか歯茎の中で、しかも根っ子のところが折れたのでその1部分は吸収されましたが、生えかわりの6歳までもってくれました。
折れた時に言われたのがまずは神経が死んでしまっていたら神経の治療をしないといけなくなる、しばらく固定をしていましたがこの先抜けてしまう事もある、永久歯が生えてきたら茶色く、黒くなっている事もある、など色んな事を説明されました。
その時から先々の事を考えて何か症状が出たら受診してきました。
実際は上に書いたような事は何もなかったのですが、心配で仕方がなかったんです。
なので虫歯が進行すれば早く削って治療しないと永久歯に影響がでる、など考えてしまうんだと思います。
なるべく早くというように…

今の先生の事もあまりまだわからないのでよくわからないです。
合っているのか、合っていないのかもわかりません。
先日もう1つ質問した事についてもなのですが、生えかわりの歯を何も言わないで抜歯された事は少し不信感が出たのは事実です。

しかし主人や家族に話したら「子供の目の前で今から抜きます。と言ったら緊張する子、怖がる子もいるだろうし、これは抜いた方がいいという判断で抜いたんだから気にしない」と言っていました。
それもそうだとは思いました。

シーラントも説明してもらっても本当に大丈夫なのか大丈夫なのかはわかりません。
多分私はどこの歯医者さんに行ってもわからないので、任せるしかないとは思うんです。
でもやはり周りの身近な人が次々に虫歯が見つかると、不安になりその歯科には行きたくなくなります。

小牧先生が説明してくださった事もあるんだなと理解は出来ました。
周りのお友達はその小児歯科で削られたりとされていますが、息子は虫歯、しかも少し穴があいているけれど経過観察をしたりシーラントを使ったりと何でもかんでも虫歯=削るわけではない歯科だとは思っています。
とりあえずまずは信じてみるしかないですよね。
回答 回答16
  • 回答者
回答日時:2021-03-31 16:04:12
滝野先生

こりゃ 一本取られましたね。

ところで、質問にはないマイクロスコープの話されてますけど、滝野先生は6歳以下の子のマイクロスコープを使用した治療どのくらいの頻度でされてます?

と言いますのも、小児は動きますので、「マイクロスコープ使えるの?」って思ってもので

回答 回答17
  • 回答者
回答日時:2021-03-31 18:24:27
パティちゃん さん、こんにちは

>先日もう1つ質問した事についてもなのですが、生えかわりの歯を何も言わないで抜歯された事は少し不信感が出たのは事実です。
>しかし主人や家族に話したら「子供の目の前で今から抜きます。と言ったら緊張する子、怖がる子もいるだろうし、これは抜いた方がいいという判断で抜いたんだから気にしない」と言っていました。

この質問は読んだんですがスルーしちゃいました。
ごめんなさい。
他の先生が回答してみえたのとほぼ同意見です。

私のところでは、麻酔がいらない程度と判断すれば、お子さんのいないところで保護者の方に説明し、了解を得てから、お子さんには何も説明しないで、できるだけ機材も目に入らないようにしていきなり抜きます。


シーラントも説明してもらっても本当に大丈夫なのか大丈夫なのかはわかりません。
>多分私はどこの歯医者さんに行ってもわからないので、任せるしかないとは思うんです。

シーラントに関しても、歯科医師の間でも色々な意見があります。
専門知識のない患者さんが判断に迷うことは当然です。
結果的には信頼できる先生の方針に任せるのが一番幸せではないかと思います。


>でもやはり周りの身近な人が次々に虫歯が見つかると、不安になりその歯科には行きたくなくなります。

ごく普通の感覚でしょう。
しかし、何かあるたびに転院を繰り返すと行くところが無くなりませんか。


>小牧先生が説明してくださった事もあるんだなと理解は出来ました。

わかっていただいて嬉しいです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: パティちゃんさん
返信日時:2021-03-31 19:52:06
もう1つ心配な事が出来たのでどうなのか聞きたいです。
下の前歯永久歯に生えかわり、やっと1年かかって伸びきりました。
すると歯茎と歯の境目が真っ直ぐだったのがどんどん歯茎が下がってきていて(大人の歯の形ではありますが)心配です。
このままどんどん歯茎が下がってくるんではないかと不安なのですが、これって普通の事ですか?

画像1画像1
回答 回答18
  • 回答者
回答日時:2021-04-01 09:01:33
パティちゃんさん

すみませんが、内容が異なる場合は新しい質問を立てていただけるとよろしいかと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: パティちゃんさん
返信日時:2021-04-01 09:56:19
すみません。
新たに質問させていただきました。
よろしくお願いします。



タイトル 歯科衛生士が見るだけで歯科医師の診察が無い歯科医院について
質問者 パティちゃんさん
地域 非公開
年齢 36歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯その他
小児歯科治療
歯医者さんの探し方・見つけ方
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい

Total total   今日 今日   昨日 昨日  
現在 人が閲覧中