下5番抜歯。C5Eを保険適用で白いブリッジは可能か

相談者: ちきちき*さん (30歳:女性)
投稿日時:2021-03-31 21:14:00
こんにちは。

左下5番の歯が悪く、何件か診察してもらいましたが残すことは難しい(=抜歯)と告げられました。

治療については、個人的に調べている限り、部分入れ歯インプラントブリッジの中で言うとブリッジにしようと検討しております。


ブリッジについてですが、下の歯の5番の位置ですと4〜6番のブリッジとなり保険適用の銀歯ですと笑うと見える位置のため、白い歯がよいと考えております。

白い歯ですとセラミックなどで、「自由診療」となるかと思いますが、色々調べていると下の歯5番の位置でも保険適用で白い歯にできるという記事も見かけました。

下の歯の5番が保険適用の白いブリッジにできる、というのはよくある事例なのでしょうか。
あんまりない事例なのでしょうか。

調べた限り記事がとても少なかったのでデマだったら…と思い、質問させていただきます。

よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2021-03-31 22:22:52
ちきちきさん、こんにちは。

>左下5番の歯が悪く、何件か診察してもらいましたが残すことは難しい(=抜歯)と告げられました。

何件かの歯科医院が抜歯と判断したとのことですから抜歯が適応の状態なのかもしれませんが、数よりも、どのような歯科医師が判断したのか(保険医歯内療法専門医か?エクストルージョンや接着修復の治療選択肢を持っているか否か)によって判断は異なるだろうと思います。

ですから、歯科医師によっては治療して残せるという可能性もありますが、抜歯を受け入れているようですから、抜歯という前提で回答いたします。


>治療については、個人的に調べている限り、部分入れ歯インプラントブリッジの中で言うとブリッジにしようと検討しております。

年齢から考えても第一選択はインプラントになると思いますが、ブリッジを選択される予定なのですね。


>白い歯ですとセラミックなどで、「自由診療」となるかと思いますが

セラミックにする場合、3歯分の費用でインプラントに近い(あるいはそれ以上)の金額になる可能性がありますから、高額な費用を出し、また前後の歯の寿命をかなり大きく犠牲にしてブリッジにするよりは、インプラントを考えたほうが賢明に思えます。


>色々調べていると下の歯5番の位置でも保険適用で白い歯にできるという記事も見かけました。

ブリッジは抜いた5番の部分にはダミーの歯が入ります。
それよりも審美的に問題となるのは前後の歯、特に手前側4番のクラウンではないかと思います。

保険ブリッジで、2つのケースが考えられます。

まず、金属を使ったブリッジですが、4番はブリッジの支台歯の場合は前装冠が認められるようになっています。
つまり4番の表面は白く、またダミー部分の5番の一部が保険でも白くなると思います。

もう一つは、高強度コンポジットレジンブリッジというものだと思います。

こちらは全体が白くはなる材料で、保険収載はされていますが行っている医療機関はかなり限られるのではないかと思います。
また、強度面からもかなり歯を削り込まなければならない為、基本的に失活歯を原則とするとされています。

前後の歯の神経が生きている歯であれば、もしかしたら抜髄などが必要になってくるかもしれません。

他には、インレーブリッジ、接着ブリッジとして歯の唇側の歯質を残してブリッジを入れる方法もあると思います。

参考にされてください。




タイトル 下5番抜歯。C5Eを保険適用で白いブリッジは可能か
質問者 ちきちき*さん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:5番(第二小臼歯)
ブリッジ治療法
ブリッジの治療費・費用
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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