[写真あり] 抜歯矯正中ですが、さらに抜歯をすることは可能ですか?
相談者:
らんぱむさん (25歳:女性)
投稿日時:2021-04-30 04:09:39
回答1
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2021-04-30 06:47:37
らんぱむ さんこんにちは。
叢生がひどく、半年前より矯正治療をはじめ、抜歯の隙間は小さくなっているにも関わらず、矯正前より前歯が出てきた感じがして気になるのですね。
口唇を引っ込めたいので、上下2本ずつあと抜歯をしたいと感じているのであれば、担当医に今言わないと2年待ってから言うと治療時間が長くなってしまうと思います。
個人的には、横顔の2枚の写真から歯並びには問題ないが、口呼吸など悪習癖に問題があるのではないかと疑います。
この様な場合は、口唇閉鎖のトレーニングなどで見た目の改善が出来るのではないかと思いますので、そのようなトレーニングを受けるといいのかもしれませんね。
担当医とよく相談されてみて下さいね。
叢生がひどく、半年前より矯正治療をはじめ、抜歯の隙間は小さくなっているにも関わらず、矯正前より前歯が出てきた感じがして気になるのですね。
口唇を引っ込めたいので、上下2本ずつあと抜歯をしたいと感じているのであれば、担当医に今言わないと2年待ってから言うと治療時間が長くなってしまうと思います。
個人的には、横顔の2枚の写真から歯並びには問題ないが、口呼吸など悪習癖に問題があるのではないかと疑います。
この様な場合は、口唇閉鎖のトレーニングなどで見た目の改善が出来るのではないかと思いますので、そのようなトレーニングを受けるといいのかもしれませんね。
担当医とよく相談されてみて下さいね。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-04-30 15:39:35
こんにちは。
抜歯すれば必ず口元を引っ込められるというわけではありませんから、治療目標について歯科医としっかり話し合っておく事をお勧めします。
セファロ分析の結果についてしっかり説明を受けられると良いと思います。
抜歯すれば必ず口元を引っ込められるというわけではありませんから、治療目標について歯科医としっかり話し合っておく事をお勧めします。
セファロ分析の結果についてしっかり説明を受けられると良いと思います。
相談者からの返信
相談者:
らんぱむさん
返信日時:2021-04-30 16:30:28
加藤先生、Dr.ふなちゃん
回答ありがとうございます。
次の調整の時に担当医に気になってることを伝えてまずは相談して、セファロ分析も聞いてみます。
口呼吸の自覚があるので、トレーニングについても調べてみます。
回答ありがとうございます。
次の調整の時に担当医に気になってることを伝えてまずは相談して、セファロ分析も聞いてみます。
口呼吸の自覚があるので、トレーニングについても調べてみます。
回答3
月島矯正歯科(中央区月島)の今村です。
回答日時:2021-04-30 17:43:07
こんにちは
もともとの歯列の状態として、ディスクレパンシー量が多いという事と、口元の突出があったという事なのだろうと思います。
おそらく、治療前の説明として、叢生量が大きいので、口元はそれほど下がらないという説明があったのではないかと思います。
教科書的には、過大なディスクレパンシーを改善する為に小臼歯と第一大臼歯の抜歯というものがのっております。
また、抜歯スペースを有効に利用する為に、ヘッドギアーを併用することもあります。
しかし、カリエスが多かった数十年前と違い、現在の方はほとんどカリエスが無い為、第一大臼歯を抜歯するという方針は採りにくいだろうと想像します。
また、同じように第一小臼歯と第二小臼歯とを抜歯して犬歯の次が第一大臼歯という並べ方も、選択しがたいでしょう。
そのため、治療結果としてはそれほど満足できないかもしれないけれども、今のこの方針が採られたのではないかと思われます。
この先第二小臼歯や第一大臼歯などの抜歯をすれば、今より口元を下げることはできると思いますが、それでは咬合というものをまったく考えない非常に乱暴な治療になると考えるのが通常の歯科医師の感覚だろうと思います。
歯の最大の機能は噛むという事ですから、形だけにとらわれて機能を無視するという事は、将来の健康まで含めてもあまりお勧めできるものではないといえるでしょう。
もともとの歯列の状態として、ディスクレパンシー量が多いという事と、口元の突出があったという事なのだろうと思います。
おそらく、治療前の説明として、叢生量が大きいので、口元はそれほど下がらないという説明があったのではないかと思います。
教科書的には、過大なディスクレパンシーを改善する為に小臼歯と第一大臼歯の抜歯というものがのっております。
また、抜歯スペースを有効に利用する為に、ヘッドギアーを併用することもあります。
しかし、カリエスが多かった数十年前と違い、現在の方はほとんどカリエスが無い為、第一大臼歯を抜歯するという方針は採りにくいだろうと想像します。
また、同じように第一小臼歯と第二小臼歯とを抜歯して犬歯の次が第一大臼歯という並べ方も、選択しがたいでしょう。
そのため、治療結果としてはそれほど満足できないかもしれないけれども、今のこの方針が採られたのではないかと思われます。
この先第二小臼歯や第一大臼歯などの抜歯をすれば、今より口元を下げることはできると思いますが、それでは咬合というものをまったく考えない非常に乱暴な治療になると考えるのが通常の歯科医師の感覚だろうと思います。
歯の最大の機能は噛むという事ですから、形だけにとらわれて機能を無視するという事は、将来の健康まで含めてもあまりお勧めできるものではないといえるでしょう。
相談者からの返信
相談者:
らんぱむさん
返信日時:2021-04-30 18:23:50
今村先生、回答ありがとうございます。
矯正前は担当医から、口元が少し出てはいるが2番目の歯の位置からして上顎前突ではないと判断されました。
なので、もともと歯並びと同時にEラインの改善も行うという審美目標で治療を進めました。
ただ、私の矯正前の歯並びは、(写真を載せますが、わかりづらいかもしれんません)両2番目や3番目の歯並びよりもさらに悪く、7番目が両側とも軌道の外側にズレているのです。
今後7番目の歯が軌道上へ治ったら、今の上下の歯の噛み合わせを考えると、口元が下がらないどころかさらに出てしまうのではないかと不安になったため、相談させていただきました。
もともと7番目の歯は他の歯より器具装着が遅かったので、担当医と相談するのはもう少し待ってみた方がいいかと迷っていましたが、健康的にも考えて、今のまま継続するか抜歯が可能なのかを相談したいと思います。
画像1
矯正前は担当医から、口元が少し出てはいるが2番目の歯の位置からして上顎前突ではないと判断されました。
なので、もともと歯並びと同時にEラインの改善も行うという審美目標で治療を進めました。
ただ、私の矯正前の歯並びは、(写真を載せますが、わかりづらいかもしれんません)両2番目や3番目の歯並びよりもさらに悪く、7番目が両側とも軌道の外側にズレているのです。
今後7番目の歯が軌道上へ治ったら、今の上下の歯の噛み合わせを考えると、口元が下がらないどころかさらに出てしまうのではないかと不安になったため、相談させていただきました。
もともと7番目の歯は他の歯より器具装着が遅かったので、担当医と相談するのはもう少し待ってみた方がいいかと迷っていましたが、健康的にも考えて、今のまま継続するか抜歯が可能なのかを相談したいと思います。
画像1
回答4
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-04-30 18:38:35
下の歯が小臼歯非抜歯のようですから大臼歯の位置は大きく変化させられませんから、前歯と小臼歯にある叢生を歯の大きさを変えずにすべて円弧上に並べると現状になるのは治療前にわかっている事でしょう。
ですから画像1より出っ張るという事は想定内でしょう。
下の歯より前に上の歯すべてが被さってあることが目標になりますから、術前より出っ歯った下の前歯より更に出っ張る口元にいったんなる予定でしょう。
今後、下の奥歯を後ろに移動していくのか?
前歯の歯の形を変えていくのか?
何等かの方法により術前の下の歯が描いていた弧を目指して引っ込めることをされていく予定なのかもしれません。
前歯は単根ですから奥歯より動きやすいです。
今後どこを目指して治療が進むのか?について歯科医と話しておくとよいのかなと思いました。
ですから画像1より出っ張るという事は想定内でしょう。
下の歯より前に上の歯すべてが被さってあることが目標になりますから、術前より出っ歯った下の前歯より更に出っ張る口元にいったんなる予定でしょう。
今後、下の奥歯を後ろに移動していくのか?
前歯の歯の形を変えていくのか?
何等かの方法により術前の下の歯が描いていた弧を目指して引っ込めることをされていく予定なのかもしれません。
前歯は単根ですから奥歯より動きやすいです。
今後どこを目指して治療が進むのか?について歯科医と話しておくとよいのかなと思いました。
相談者からの返信
相談者:
らんぱむさん
返信日時:2021-04-30 19:53:56
Dr.ふなちゃん
わかりやすく解説してくださり、本当にありがとうございます。
わかりやすく解説してくださり、本当にありがとうございます。
タイトル | [写真あり] 抜歯矯正中ですが、さらに抜歯をすることは可能ですか? |
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質問者 | らんぱむさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 25歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
矯正で抜いた・抜く予定 歯列矯正の治療法 その他(写真あり) 叢生(ガタガタの歯並び) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。