チタン冠とはどういうものでしょうか?
相談者:
Sometimesさん (24歳:男性)
投稿日時:2021-05-20 00:36:34
チタン冠について、お伺いします。
右上6番の歯を、虫歯で神経を除去していますが、被せものについて、チタン冠をすると説明を受けました。
それまで知らなかったのですが、今までは基本的にパラジウムの合金だったらしく、以前に神経を抜いて冠を被せた歯が3本ありますが、いずれもパラジウム合金とのことで、他にもインレーが6本ほどあり、これらもパラジウム合金とのことでした。
さらに少し驚いたのが、左上4番も虫歯で治療していますが、そこはパラジウムのインレー(アンレー?ほぼ冠に近いです)にするということでした。
チタンは金属の中でも悪いイメージはないですが、はじめてなのでどうなのかなと思うところもあります。
今まで治療してきたもの(パラジウム合金)と、チタン冠が一緒にあっても問題はないでしょうか。また、インレーはチタンはないと言われたのですが、なぜなのでしょうか。
チタン冠についての情報などもあまりなさそうで、お尋ねしました。
右上6番の歯を、虫歯で神経を除去していますが、被せものについて、チタン冠をすると説明を受けました。
それまで知らなかったのですが、今までは基本的にパラジウムの合金だったらしく、以前に神経を抜いて冠を被せた歯が3本ありますが、いずれもパラジウム合金とのことで、他にもインレーが6本ほどあり、これらもパラジウム合金とのことでした。
さらに少し驚いたのが、左上4番も虫歯で治療していますが、そこはパラジウムのインレー(アンレー?ほぼ冠に近いです)にするということでした。
チタンは金属の中でも悪いイメージはないですが、はじめてなのでどうなのかなと思うところもあります。
今まで治療してきたもの(パラジウム合金)と、チタン冠が一緒にあっても問題はないでしょうか。また、インレーはチタンはないと言われたのですが、なぜなのでしょうか。
チタン冠についての情報などもあまりなさそうで、お尋ねしました。
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-05-20 12:34:15
こんにちは。
保険の金銀パラジウム合金が、世界中の投資家の投機対象の金やパラジウムを含む為、販売業者がかなり高額な金属代で提供してきていますから、今まで保険治療を支えて来た金銀パラジウム合金での治療は赤字化して来ますから受け難くなって来ています。
歯科医師会や歯科医が国に働きかけて保険改正を要望していますがほとんど変わらない状況です。
金銀パラジウム合金の代用品としては安価な銀合金又はチタン冠が考えられると思います。
今回の改正でチタン冠は保険に入りました。
それでそういう説明を受けられたのではないでしょうか?
保険外治療であればより良い材料を選択できるでしょうが、金額は全く変わりますよね。
保険の金銀パラジウム合金が、世界中の投資家の投機対象の金やパラジウムを含む為、販売業者がかなり高額な金属代で提供してきていますから、今まで保険治療を支えて来た金銀パラジウム合金での治療は赤字化して来ますから受け難くなって来ています。
歯科医師会や歯科医が国に働きかけて保険改正を要望していますがほとんど変わらない状況です。
金銀パラジウム合金の代用品としては安価な銀合金又はチタン冠が考えられると思います。
今回の改正でチタン冠は保険に入りました。
それでそういう説明を受けられたのではないでしょうか?
保険外治療であればより良い材料を選択できるでしょうが、金額は全く変わりますよね。
回答2
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2021-05-20 22:31:10
Sometimesさん、こんにちは。
>チタンは金属の中でも悪いイメージはないですが、はじめてなのでどうなのかなと思うところもあります。
加工がしにくいというデメリットはありますが、生体への為害性はパラジウム合金よりも少ないと考えます。
>今まで治療してきたもの(パラジウム合金)と、チタン冠が一緒にあっても問題はないでしょうか。
異種の金属が共存する以上はガルバーニ電流は発生します。
しかし、インプラントの多くはチタンで、歯科用金属とインプラントの両方が口腔内に入っている方はとても多く、ほとんどの場合は問題は起きていないと思います。
>また、インレーはチタンはないと言われたのですが、なぜなのでしょうか。
保険適応は国が決めたルールですから、臨床医は決められたルールの中で治療するしかないためです。
また、チタンには加工のしにくさという点がデメリットとしてありますから、より単純な形態であるクラウンのみでチタンが保険収載されていると思います。
今後、インレーでもチタンが保険収載されるかもしれませんし、そうはならないかもしれません。
参考にされてください。
>チタンは金属の中でも悪いイメージはないですが、はじめてなのでどうなのかなと思うところもあります。
加工がしにくいというデメリットはありますが、生体への為害性はパラジウム合金よりも少ないと考えます。
>今まで治療してきたもの(パラジウム合金)と、チタン冠が一緒にあっても問題はないでしょうか。
異種の金属が共存する以上はガルバーニ電流は発生します。
しかし、インプラントの多くはチタンで、歯科用金属とインプラントの両方が口腔内に入っている方はとても多く、ほとんどの場合は問題は起きていないと思います。
>また、インレーはチタンはないと言われたのですが、なぜなのでしょうか。
保険適応は国が決めたルールですから、臨床医は決められたルールの中で治療するしかないためです。
また、チタンには加工のしにくさという点がデメリットとしてありますから、より単純な形態であるクラウンのみでチタンが保険収載されていると思います。
今後、インレーでもチタンが保険収載されるかもしれませんし、そうはならないかもしれません。
参考にされてください。
タイトル | チタン冠とはどういうものでしょうか? |
---|---|
質問者 | Sometimesさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 24歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
保険のクラウン(奥歯:銀歯) クラウン(差し歯・被せ)その他 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。