パティシエという職業柄か虫歯になりやすい。どうしたらいい?

相談者: Syukuriさん (21歳:男性)
投稿日時:2021-06-04 00:12:48
パティシエをしている者です。


パティシエの勉強をしてから、虫歯になりやすくなってしまって焦っています。

高校まで虫歯になったこともありませんでした。
歯並びも良くて、中学のときには、良い歯のコンクールに選ばれたこともあります。

なのに、製菓専門学校に行ってから、虫歯になる、しかも大量になるようになってしまって困っています。


専門学校の1年目のおわりくらいに、初めて虫歯を作ってしまいました。
しかも、5本もなってしまって、そのときはかなりショックでした。
ですが、次の年も4本虫歯になってしまい、卒業までになんとか治療してもらいました。


就職してからさらに忙しくなってしまい、歯が気になっていて久しぶりに歯医者に最近行ったら、13本も虫歯があると言われてしまいました。

2本は前に治したところで、ほかに前歯から奥歯まで11本虫歯です。
そんなに大きくないと慰めてくれましたが、かなりメンタルに来ました。



専門学校に入ってからは甘いものを食べる量が増えましたし、今はさらに増えています。

でも、特に就職してからは太らないくらいには忙しくて、夜も遅く帰ってそのまま寝てしまったりすることも多く、歯によくないのはわかっています。
ただ、甘いものを食べないのは無理ですし、環境は帰られないです。


でも、5年上の職場の先輩(男)が、虫歯で歯を抜いたという話を聞きました。
その先輩は前から銀歯がすごく目立っていて、たぶん前歯以外銀歯みたいになっていて、その銀歯のひとつを抜いたらしいです。

自分もそうなっちゃうんじゃないかと焦っています。
どうすればいいですか?
職業病と諦めるしかないですか?


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-06-04 01:53:09
こんにちは。


職業柄ダラダラ食べ物を口にする環境にいれば虫歯は増えるでしょう。

一流の人はどんなに仕事が忙しくても自己管理をきちんとして歯科のメンテナンスを欠かさないでしょう。

小さな虫歯のうちであれば接着修復が可能ですからきちんと治療してもらえれば虫歯にはなりにくくなるでしょう。


職業柄リスクが高いならば歯科にしっかり通院してください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2021-06-04 09:35:46
こんにちは。

おそらくお砂糖を口にする機会が多すぎてむし歯の発生が止まらないのだと思います、職業病と片付けて済む問題ではないので何とかむし歯を回避する方法を見つけなければなりません。

私の患者さんでコックさんがいるのですがその方は味見した後は必ずうがいするようにしたとのことでした。

要はお口の中におさとうが滞留しないように配慮することに尽きると思います。


>職業柄リスクが高いならば歯科にしっかり通院してください。

こんな事しても無駄です、せいぜいむし歯ができたら治すくらいが関の山です、根本的な解決方法ではありません、お砂糖との付き合い方を変える必要があります。

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回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2021-06-04 12:23:42
料理人は虫歯になるリスクが高い仕事の一つです。
予防に気をつけることで虫歯のない料理人も多いですので、日々のケアを怠らないことが重要です。


料理人で齲蝕が多いと味覚に異常をきたすことになるので、まずは、日常の口腔内のメインテナンスを意識することと、味見などで口の中に糖分が入った際には、その直後に水を口に含んでブクブクとすすぐ程度のことは瞬間的にできますのでやっておかれる方がいいです。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2021-06-04 13:37:07
世の中には出来る事とできない事があると思います。

Syukuriさんにとってパティシエを止めるという選択肢は無いので糖分との接触回数を減らす事はできない事だと思います。

となるとできることをするしかないですね。


まずはブラッシング能力を上げてお口の中の歯垢を減らすことだと思います。

そのためには歯科医院に何度も何度も通院して繰り返しブラッシング指導を受けて、お口の中を綺麗にしてそれを維持できるようにすることだと思います。


フッ素を否定する専門職の方や一般の方々がある程度いらっしゃるとは思いますが、フッ素を応用する事はとても大事だと思います。1450ppmという高濃度のフッ素を含有する歯磨剤は数多く市販されています。
ただ歯科医院で購入する歯磨剤は薄味になっているのでとても良いと思います。

また歯科医院では9500ppmという高濃度フッ素を塗布する方法もあると思います。


科学的根拠が薄いですが除菌療法もあると思います。

こちらも科学的根拠が全くなく私のほんの思いつきですが、薄いマウスピースをはめて仕事をする方法です。
それにより糖分と歯牙が接触するチャンスを減らせると思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Syukuriさん
返信日時:2021-06-04 22:44:18
回答ありがとうございます。


ふなちゃん先生のパティシエを小馬鹿にしたような物言いは少し残念に感じました…。
絶対にそんなことをいうところに通いたくはないです。


タカタ先生の味覚に異常が出るというのはあまり考えたことがありませんでした。
たしかに痛みで食べにくくなったりするのはありますが、そういうのと関係するのでしょうか?

うがいもできればしたいのですが…。



柴田先生のブラッシング指導については、今やってもらっているところです。
ですが、毎回食べたりするときにできるかというと、少し難しいです…。

フッ素は子供の頃に塗ってもらいましたが、それでしょうか?
回答 回答5
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2021-06-05 00:10:51
虫歯の発生については、カイスの輪という考え方があります。

虫歯は、3つの要因(歯質・ 食物・菌)が重なることで発生するというものです。
また、これに「時間」を加えたものがニューブランの4つの輪といいます。


虫歯は、こうした要素が重なった時にできます。

例えば、どんなにたくさん砂糖を食べようが、虫歯菌が完全にゼロならば虫歯はできません。
たくさん虫歯菌がいても、虫歯菌の栄養源となる砂糖が完璧にゼロならば、虫歯はできません。

これは極論ですから、現実的には、いかにバランスをとるか、という話になると思います。



パテシィエという職業柄、砂糖の摂取をゼロにすることはできないでしょうから、タカタ先生の言われる、直後のうがいは、時間の要素を小さくするものです。

柴田先生の仰るフッ素の応用は、歯の質を高めるもので、宿主要因へのアプローチです。
また、除菌療法は細菌要因へのアプローチとなります。


何か一つの完璧で絶対的な解決策があるわけではなく、複合的な改善策の中から実現可能な現実的な選択をしていく必要があると思います。

お大事にしてください。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2021-06-05 07:48:19
私も勤務医の頃一度パテシエの方を担当してましたが、虫歯は多かったですね。

うがいは有効だと思います。


フッ素などの薬剤は簡単に手に入らないから、身近なものでお茶のカテキンを利用した方がいいと思いますよ。

授業中、勤務中でも事情を話せばお茶ぐらいは許してもらえると思います。


おだいじに

回答 回答7
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-06-05 10:39:12
〉ふなちゃん先生のパティシエを小馬鹿にしたような物言いは少し残念に感じました…。

パティシエを小馬鹿にしたと受け取られるのは間違いです。

職業柄ダラダラ食べ物を口にする環境は変えられない訳でしょう。

多くの美味しく感じる食事は歯を溶かすPHに傾いていますから、口が乾く環境でよく噛まず味見するならば酸蝕症にもなります。

虫歯とお書きでしたからそう書きましたが、歯質を失っていく酸蝕症と口腔内細菌が成熟して歯面を溶かす虫歯(細菌が出す酸による酸蝕)、血糖値の上下動による歯の接触の増加によるアブフラクションなどで健全な歯質を失いやすくなったのでしょう。


パティシエになると皆が虫歯だらけになるというわけではありませんから、御自分のリスク管理をしっかりして健康維持もよい仕事をする為に大切だという事を回答に書いています。

歯科にきちんと通院していればリスク管理を強力にサポートしてくれるはずです。


虫歯の多発は、歯だけでなく身体の健康にもつながっていきますから、食の入口であるお口の健康にもシビアに向き合ってください。
歯科医院がしっかりサポートしてくれるはずです。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2021-06-05 11:15:46
歯科にきちんと通院していればリスク管理を強力にサポートしてくれるはずです。

これは「ない」と思いますよ。

どんな病名がついて、どんな治療費算定されるのか!?
  
また個人の歯科医院で仕事柄リスクの高い方をどうサポートしてくれるのか!?
他の方に比べ何が違ってくるのか!?
   
 
 
個人的には自分で管理するしかないと思いますよ。

実際歯科医院に行っても削る治療が主ですから、どんどん削られるのが関の山だと思います。
(ただ、年に1回程度は歯科医師虫歯のチェックしてもらった方がいいとは思います。) 


アドバイスできるとしたら、パテシエの先人でも同じ悩みを持った人はいると思うのでそういった方がどんな対策をしているか聞いて自分に合うものを取捨選択するしかないと思います。
  

パテシエの道、虫歯予防頑張ってください。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答9
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-06-05 15:26:47
か強診の施設基準がある歯科医院では重症化の予防による歯科介入が保険診療で可能ですよ。

『か強診とは、虫歯歯周病などあらゆる歯科疾患の重症化を予防し、歯の喪失を防ぐため定期的なメンテナンスを行える歯科医院を厚生労働省が評価する新しい制度です。

本来予防歯科は保険では認められていませんでしたが、厳しい施設基準をクリアした歯科医院のみを対象に、予防歯科を受けやすく保険適応の範囲が拡大されました。』(Google検索の一段目)

2016年から可能になっています。



〉実際歯科医院に行っても削る治療が主ですから、どんどん削られるのが関の山だと思います。

そんな古い事やっている零細な歯科医院は選択しない方が良いです。




タイトル パティシエという職業柄か虫歯になりやすい。どうしたらいい?
質問者 Syukuriさん
地域 非公開
年齢 21歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯予防
フッ素
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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