歯学部に行きたいが、親が医学部へと反対する。どうすればよいですか
相談者:
Takuto.さん (17歳:男性)
投稿日時:2021-06-12 23:41:02
高校3年生です。
僕は、親に言われるがままにこれまで医学部を目指して勉強してきました。
もちろんこれからが本番ですが、模試でも比較的安定して、上位国立医学部も良い判定が出ています。
ですが、歯科医師になりたいと思うようになり、歯学部に行きたいと考えるようになりました。
僕は、あまり歯が強くなく、特に中学生以降は歯科にかなりお世話になりました。
小臼歯を含め、奥歯の大半を虫歯にしてしまい、詰め物だけでなく、被せ物も数本あります。
昨年冬、虫歯の激痛で苦しんでいたときに、すぐに診てくださった先生がおり、その先生がとても親切でした。
神経の治療が必要でしたが、それについてはもちろん、そこまで大きくない他の歯の虫歯もとても丁寧に解説して治療してもらえました。
その後に、過去の治療した痕などから歯磨きの苦手なところを解説してくださり、ブラッシングなども丁寧に教えてもらうことができました。
担当の先生は、若い方でしたが、最近の検診の時の話でわかったのですが、先生自身が虫歯で苦しまれたようで、似たような境遇の僕だから、なお一層親身に接してくださったようです。
それまで苦手だった歯医者が、とても良い職業で、自分自身もそのような先生になりたいと思うようになりました。
また、ブラッシング指導の時に、自分の虫歯の治療痕の多さに、歯科医師がいなかったらこれが治せなかったのではないか、と、歯科医師の必要性、重要性をもって感じました。
しかし、親が歯科医師になることは大反対しています。
親は医師になるべきだ、と全く聞く耳をもってくれません。
医師になれば、歯医者にならなくて良かったとわかるはずだ、とそんな調子です。
勝手に受験すれば良いと思われるかもしれませんが、そういうわけにもいきません。
どうしたら親を説得できるのか、あるいは、親に従って医学部を受験すれば良いのか、何かアドバイスをいただきたいです。
こういう質問の場ではないかもしれませんか、本気で悩み、歯科医師の先生にご意見をいただきたいです。
よろしくお願いいたします。
僕は、親に言われるがままにこれまで医学部を目指して勉強してきました。
もちろんこれからが本番ですが、模試でも比較的安定して、上位国立医学部も良い判定が出ています。
ですが、歯科医師になりたいと思うようになり、歯学部に行きたいと考えるようになりました。
僕は、あまり歯が強くなく、特に中学生以降は歯科にかなりお世話になりました。
小臼歯を含め、奥歯の大半を虫歯にしてしまい、詰め物だけでなく、被せ物も数本あります。
昨年冬、虫歯の激痛で苦しんでいたときに、すぐに診てくださった先生がおり、その先生がとても親切でした。
神経の治療が必要でしたが、それについてはもちろん、そこまで大きくない他の歯の虫歯もとても丁寧に解説して治療してもらえました。
その後に、過去の治療した痕などから歯磨きの苦手なところを解説してくださり、ブラッシングなども丁寧に教えてもらうことができました。
担当の先生は、若い方でしたが、最近の検診の時の話でわかったのですが、先生自身が虫歯で苦しまれたようで、似たような境遇の僕だから、なお一層親身に接してくださったようです。
それまで苦手だった歯医者が、とても良い職業で、自分自身もそのような先生になりたいと思うようになりました。
また、ブラッシング指導の時に、自分の虫歯の治療痕の多さに、歯科医師がいなかったらこれが治せなかったのではないか、と、歯科医師の必要性、重要性をもって感じました。
しかし、親が歯科医師になることは大反対しています。
親は医師になるべきだ、と全く聞く耳をもってくれません。
医師になれば、歯医者にならなくて良かったとわかるはずだ、とそんな調子です。
勝手に受験すれば良いと思われるかもしれませんが、そういうわけにもいきません。
どうしたら親を説得できるのか、あるいは、親に従って医学部を受験すれば良いのか、何かアドバイスをいただきたいです。
こういう質問の場ではないかもしれませんか、本気で悩み、歯科医師の先生にご意見をいただきたいです。
よろしくお願いいたします。
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-06-13 12:02:52
こんにちは。
歯学部に入ってみると、偏差値や学力や能力上は医学部に入った人と劣らない学生もいることがわかるだろうと思います。
そういう人が歯学部に入った理由は親が歯科医だという事情が多いように思います。
>歯科医師の必要性、重要性をもって感じました。
医学部に入ると将来国家試験に受かり医師になってそれぞれの専門に進み生涯をかけて研鑽を積むわけですが、医師は歯や口のことをほとんどわかっていません。
専門分野が違うと勉強が不足するからですね。
また、多忙を理由にして歯のお手入れが不足するからなのかもしれませんが、歯で悩んでいる方が割と多い印象があります。
ご自身の歯やお口の健康に興味があり歯を失いたくないならば、歯学部に入って一生をかけて歯科のことを勉強するのはよい事でしょう。
現時点で虫歯が多く詰め物や被せ物があったとしても、歯学部に入って国家資格を得て歯医者になり専門的な勉強を継続していくと虫歯ができなくなり歯も失わなくなります。
ですから、ご自身の健康の問題に一番直結しているのが歯科であれば十分選択の理由になると思います。
子どもに虫歯があると親も虫歯が多発していたはずですから、もしかしたらご両親もそろそろ歯のどこかを失っているかもしれません。
将来、医者になっても親を救う事はできませんから、どうしても歯医者になりたいと御伝えになってみてはいかがでしょうか?
歯学部に入ってみると、偏差値や学力や能力上は医学部に入った人と劣らない学生もいることがわかるだろうと思います。
そういう人が歯学部に入った理由は親が歯科医だという事情が多いように思います。
>歯科医師の必要性、重要性をもって感じました。
医学部に入ると将来国家試験に受かり医師になってそれぞれの専門に進み生涯をかけて研鑽を積むわけですが、医師は歯や口のことをほとんどわかっていません。
専門分野が違うと勉強が不足するからですね。
また、多忙を理由にして歯のお手入れが不足するからなのかもしれませんが、歯で悩んでいる方が割と多い印象があります。
ご自身の歯やお口の健康に興味があり歯を失いたくないならば、歯学部に入って一生をかけて歯科のことを勉強するのはよい事でしょう。
現時点で虫歯が多く詰め物や被せ物があったとしても、歯学部に入って国家資格を得て歯医者になり専門的な勉強を継続していくと虫歯ができなくなり歯も失わなくなります。
ですから、ご自身の健康の問題に一番直結しているのが歯科であれば十分選択の理由になると思います。
子どもに虫歯があると親も虫歯が多発していたはずですから、もしかしたらご両親もそろそろ歯のどこかを失っているかもしれません。
将来、医者になっても親を救う事はできませんから、どうしても歯医者になりたいと御伝えになってみてはいかがでしょうか?
回答2
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2021-06-13 13:58:34
現在、日本で歯科医師は人気の高い職業ではありませんから、親御さんとしては勧めたくないのかもしれません。
しかし、多くの国々では非常に評価の高い職種だと聞きます。
知り合いで米国内で開業した先生が何名かいます。
決してやりがいのない仕事などではありません。
しかし、多くの国々では非常に評価の高い職種だと聞きます。
知り合いで米国内で開業した先生が何名かいます。
決してやりがいのない仕事などではありません。
回答3
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2021-06-14 12:07:29
こんにちは。
>僕は、あまり歯が強くなく、特に中学生以降は歯科にかなりお世話になりました。
単なるお菓子の食べ過ぎです、減らせばむし歯にかかりにくくなります、生活習慣病なので食生活の改善が決め手です。
好き嫌いで選べば別ですが経済合理性だけならば医師です、しかし世の中合理性だけでは前に進まないことはいくらでもあります。
頑張って説得を試みましょう。
>僕は、あまり歯が強くなく、特に中学生以降は歯科にかなりお世話になりました。
単なるお菓子の食べ過ぎです、減らせばむし歯にかかりにくくなります、生活習慣病なので食生活の改善が決め手です。
好き嫌いで選べば別ですが経済合理性だけならば医師です、しかし世の中合理性だけでは前に進まないことはいくらでもあります。
頑張って説得を試みましょう。
回答4
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2021-06-15 15:29:58
親心として歯科より医学部の方が将来安定しているので、そちらの方に行ってもらいたいのだと思いますよ。
歯科に関していえば、今の時代はまだかろうじて仕事がありますが、今の若い方など殆ど虫歯がないので将来歯科業界が今より良くなるというファクターはありません。
(と言っても日本の場合他の職業も同じようなものだと思いますが・・・)
仕事が無ければ作ればよい=ある面患者さんの不利益ですから
そうそう歯科の場合仕事を作りだすことはできませんので、歯科医師過剰というのも問題があります。
歯科医師は定年がなく年配の先生方が辞めていかないので、歯科医師は増える一方です。
需要と供給バランスが完全に崩れた業界であることは間違えありません。
親としては子供にはあまり苦労してもらいたくないと考えるものですから親の気持ちもよく分かります。
それを跳ね返しても歯科医師になりたいという情熱を家族にぶつけるしかないと思いますね。
歯科は面白い職業だと思いますが、まじめに治療すればするほど赤字になるのが今の保険診療システムなので小金持ちにはなれても大金もちにはなれないことは理解しておいた方がいいですよ。
家族を養うためにもお金は重要なので、その辺りも含めよく考えてみてください。
頑張ってくださいね。
歯科に関していえば、今の時代はまだかろうじて仕事がありますが、今の若い方など殆ど虫歯がないので将来歯科業界が今より良くなるというファクターはありません。
(と言っても日本の場合他の職業も同じようなものだと思いますが・・・)
仕事が無ければ作ればよい=ある面患者さんの不利益ですから
そうそう歯科の場合仕事を作りだすことはできませんので、歯科医師過剰というのも問題があります。
歯科医師は定年がなく年配の先生方が辞めていかないので、歯科医師は増える一方です。
需要と供給バランスが完全に崩れた業界であることは間違えありません。
親としては子供にはあまり苦労してもらいたくないと考えるものですから親の気持ちもよく分かります。
それを跳ね返しても歯科医師になりたいという情熱を家族にぶつけるしかないと思いますね。
歯科は面白い職業だと思いますが、まじめに治療すればするほど赤字になるのが今の保険診療システムなので小金持ちにはなれても大金もちにはなれないことは理解しておいた方がいいですよ。
家族を養うためにもお金は重要なので、その辺りも含めよく考えてみてください。
頑張ってくださいね。
タイトル | 歯学部に行きたいが、親が医学部へと反対する。どうすればよいですか |
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質問者 | Takuto.さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 17歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
その他(歯科医師関連) その他(その他) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。