三度目の根管治療を行う歯にはゴールドクラウンにするべきか

相談者: あさがわさん (25歳:女性)
投稿日時:2021-06-19 18:52:44
こんにちは。

再根管治療クラウンについてです。
長文となり大変申し訳ござきませんが、よろしくお願いいたします。


上の歯の前から5番目の歯を12年前に打撲で神経を失くし、根管治療
その2年後の10年前に、他の歯科医院で根の先まで充填できていないことが発覚して再根管治療。
そして最近その歯の歯茎フィステルができました。
歯科医院に診てもらうと、歯根で膿が風船のようにできていること、副鼻腔炎まで膿が出ているとなり再根管治療をします(3回目の根管治療)

その歯科医院では根管治療後のクラウンを基本的にゴールドクラウンをいれる方針。
天然の歯と膨張率が同じで、セラミックのように噛み合わせの歯を削ることなく、一緒にすり減っていくので一番良いとのこと。
ゴールドクラウンに、セラミックではない他の白い物?を外側に貼り付けることで、外側は白くし、噛み合わせの部分はゴールドにして、見た目もよく噛み合わせもいいものにするとのことでした。

ただ、冠の費用が22万円と費用が高い。
根管治療自体も自費でするため合計で50万円程かかります。
(また、隣にある、前から5番目の歯も同様に根管治療を2回しており、膿などの症状は出ていないのですが、再度やり直した方がいいと言われており、将来的にその費用も踏まえると100万円近くかかる。費用面の負担が大きく、この歯科医院でしてもらうか悩んでいます。ただ根管治療に最善の方法を尽くしてくれる、歯内療法の専門の先生であり、診てもらいたいという気持ちもあり、悩んでいます。)


質問@:ゴールドクラウンの短所である見た目の悪さをなくすために、ゴールドクラウンの外側に白いものを貼り付ける、というやり方は他の歯科医院でもされているやり方でしょうか。
(この先生でしか受けられない珍しい治療なのでしょうか)
また貼り付けることで、隙間から菌が入るリスクはないでしょうか。

質問A:今悪くなっている前から6番目の歯の治療はこの歯科医院で治療。
ただ、前から5番目の歯については、6番目の歯の治療終了し定期メンテナンスになった頃に、もう少し費用のかからない別の歯科医院で治療してもらう。
このような転院は、あまり良くないでしょうか。
歯全体の噛み合わせを見てもらうことも考えると1人の先生に診てもらう方がいいでしょうか。
1人の先生に診てもらう方がいい場合は、もう少し費用が抑えられた歯科医院の検討も考えようと思います。

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診察してもらった歯科医院に、ゴールドクラウン以外にセラミックなど他の冠も選択できるのか聞いてみると、基本的にしないとのことでした。

食いしばり癖のある私にはゴールドが適しているかもしれません。

ただ一方でクラウンにも寿命があるとインターネットで知り、長持ちにも限界があるのか?と疑問を持つようになりました。
奥歯であれば保険外オールセラミッククラウンジルコニアクラウンでも寿命は10年程度。ゴールドクラウンは20年程度とあるホームページに書いてありました。

質問B: 寿命があるということは、病変がなくても、定期的にクラウンのやり直しが必要ということでしょうか。
またやり直しの際は併せて再根管治療も必ずするのでしょうか。


根管治療は何回もすればするほど歯が薄くなり抜歯の可能性が高まると聞いています。

質問C: 寿命が10年程度とされるセラミッククラウン
寿命が20年程度とされるゴールドクラウン。
一般的な寿命の差は10年あります。
定期メンテナンスをしっかりすることは前提にして、どちらを選ぶかによって、天然の歯を保存できる期間は寿命の差である10年間など、大きく変わってくるのでしょうか。


出来るだけ天然の歯を保存すること、歯を守っていくことを優先したいと思っています。

ご意見をお伺いできますと幸いです。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-06-20 00:54:54
こんにちは。

25歳で3度目の根管治療を必要とする歯根に最終的に何の冠を入れるか?でお悩みなのですね?

上の6番目ならばあまり見えない部位ではないかと思いますから単にゴールドクラウンにされたら良いのかもしれませんね。

20年で悪くなることはなく30年以上平気で持つ人は多いと感じます。

結局は、いかに根管治療を上手く行ってもらえたか?できれば最初から感染させない事が大切だろうと思います。
不十分な根管充填でも唾液を入れなければ普通に根管治療して貰えば持つと思います。あいにく感染させてしまい嚢胞ができた3度目の根管治療をいかに上手く行ってもらえたか?が全てではないかと思います。

ゴールドが良いと言われるのは、治療後に何年もメンテナンスに通院できなくても大きなトラブルを生じないからでしょう。
ジルコニアセラミックは割れたりかけたりしますから時々メンテナンス時に咬合調整が必要だろうと歯科医の皆が想像するからでしょう。

金属冠はもともと割れたりかけたりしませんから安心でしょう。

〉@
5番なら見えますから表面だけでも白くしてもらえば良いでしょうが、6番は全て金属で良くないですか?
単一素材が一番もちが良いでしょう。

〉A
単冠修復ならば1本ずつ別の歯科医院でも大丈夫ではないかと思います。
尋ねてみてはいかがでしょうか?

〉B
大抵の場合根がダメになるのではないかと思います。
金属だけの冠は最初から見た目も悪いので壊れないですし、やり変える必要はないでしょう。

〉C
ジルコニアやセラミック冠は咬合調整が必要になるでしょう。
ゴールド冠は勝手に形を変えて噛み合わせに適応してくれるイメージがありますからメンテナンスに行けなくても割れないし、かけないです。
(元々割れない、かけないですが)

歯茎にメタルタツーが生じたり歯茎が退縮したり歯垢がつくなどメタルは生体親和性はセラミックより劣りますが、修復材料としては割と秀逸で頑丈です。
適合精度も良いものが期待できますから見た目を気にされないならば安心できるゴールド冠で良いのではないでしょうか?
今時は自分から望む人はあまりいませんけどね。




タイトル 三度目の根管治療を行う歯にはゴールドクラウンにするべきか
質問者 あさがわさん
地域 東京23区
年齢 25歳
性別 女性
職業 会社員(事務系)
カテゴリ 根管治療の失敗・再治療
ゴールドクラウン(金の被せ物)
お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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