子どもの抜けた上前歯の予後の処置について

相談者: テルテル坊主さん (46歳:男性)
投稿日時:2021-07-06 14:59:55
はじめまして、子供の抜けた歯の処置についてご相談させてください。

去年2020年の12月の初旬に、子どもが顔面を強打して上の前歯の2本のうち1本が完全に抜け落ちてしまいました。

当時は知識がなく、抜けてしまった歯をある程度洗って、かかりつけの歯医者に持って行ったため、歯がくっつくかどうかはわからないと言われておりました。

治療時に、予後の状況をみながら必要な治療をしていくこと、ある程度月日が経過したら根管治療が必要になってくる旨も伝えられておりました。

1か月ごとに経過観察として通院しており、予後の経過も良い状態でしたので現段階では、何もしない方がよいということで経過観察のみの月が続きました。

完全にくっついたかと思われていましたが、2週間ほど前に抜けた歯の前側(表側)の歯茎がポコッと腫れていることに気づき、受診したところ、根管の炎症ではなく、歯根膜が再生できていない部分が一部あり、その再生できていない部分の周りに細かい空洞ができており、そこに菌が入って炎症を起こしているという診断でした。

7か月ほど経っているので、これから歯根膜が再生するということは考えられず、歯を抜いてインプラントにするという方法を提案されました。

しかし、子どもが8歳ということもあり、そんな年齢の子供にインプラントが適した処置なのか、(ブリッジは子供の健康な歯を削るのはよくないのでという理由でやめておくほうが良いと言われました。)
(※その歯医者さんではインプラントをやっていないので紹介状を書きますと言われております。)

他に何か良い治療方法はないのだろうかということを、専門家の方にアドバイスいただきたく相談させていただきました。

あるいは歯内療法の専門医の先生に診てもらうという方法も考えたのですが、根管治療が必要なわけではなさそうなので関係ないのでしょうか。

これからまだまだ先の長い子どもの歯を、できるだけ残してあげたいと思っております。
残しておく方が他の歯やあごの骨などに悪影響があるのであれば、抜くという方法を選択せざるを得ないことも理解しております。

最善の方法をご教授いただけましたら幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2021-07-06 16:52:28
テルテル坊主 さん、お子さまのお怪我、大変でしたね。

当該部や、他の歯の状態などが判りませんので、あくまでも推測での回答となります。


>根管の炎症ではなく、歯根膜が再生できていない部分が一部あり、その再生できていない部分の周りに細かい空洞ができており、そこに菌が入って炎症を起こしているという診断でした。

残念ながら、早期の抜去が望まれるような状態と推測します。


ブリッジは子供の健康な歯を削るのはよくないのでという理由でやめておくほうが良いと言われました。

お子さまに限らず、成人でも言えることですね。


>子どもが8歳ということもあり、そんな年齢の子供にインプラントが適した処置なのか

インプラント治療は、成長が一段落した20歳以降にスタートするのが良いように思います。

私だったら、インプラント治療がスタートするまでの間、義歯を装着する、必要に応じて、矯正治療で当該歯以外の歯列を整えておくことも検討します。

何れにしろ、十余年にわたる計画が必要かと思います。


歯内療法の専門医の先生に診てもらうという方法も考えたのですが、根管治療が必要なわけではなさそうなので関係ないのでしょうか。

全く関係ありません。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: テルテル坊主さん
返信日時:2021-07-08 20:03:23
小林先生

お礼が遅くなり申し訳ございません。
お忙しいところご回答くださいましてありがとうございました。

やはり成人してからのインプラントですよね。
素人ながらそうではないのかなと思っておりましたので、先生にそう言っていただけると安心いたしました。

抜歯が必要なこと、義歯での対応となり、歯列矯正も行いながら10年以上のスパンで治療を考えていくべきことと概要が見えてまいりました。

歯内療法は見当違いだったようですね。
全てに適切なご回答をいただけて感謝しております。

ご担当いただいております歯医者さんと相談しながら、子どもにとって最適な方法を選択してまいりたいと思います。

本当にありがとうございました。



タイトル 子どもの抜けた上前歯の予後の処置について
質問者 テルテル坊主さん
地域 非公開
年齢 46歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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