左下７番抜歯後、８番を移植か矯正か？

相談者：サエキさん (37歳：女性)

投稿日時：2021-07-10 23:55:33

こんにちは。

先日、左下７番を歯根破折の診断を受け抜歯予定です。
抜歯後の選択肢として、すぐ後ろの８番の移植または矯正を検討しています。

しかし、８番は不完全水平埋伏で、根が上に盛り上がっている形の為、移植の成功率は低いようです。

そこで矯正ですが、上記のような歯でも可能でしょうか？
また、矯正に根の形は関係ありますか？

もし矯正出来る場合、７番抜歯後、１～２年後でも問題ないでしょうか？
（上７番の挺出防止処置は行うものとして）

よろしくお願いいたします。

回答1

加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。

回答日時：2021-07-11 08:57:05

サエキさんこんにちは。

先日、左下７番を歯根破折の診断を受け抜歯予定なのですね。
抜歯後の選択肢として、すぐ後ろの８番の移植を保険で受ける場合には、抜歯した歯科医院治療を受ける必要がありますね。

８番は不完全水平埋伏で、根が上に盛り上がっている形の為、うまく抜歯できるかどうかで移植が出来るかどうか変わってくるかもしれません。
歯を割って抜歯になると移植歯として使えないこともあるからです。

もし矯正する場合、１～２年後でもできるとはおもいますが、矯正の先生に先に診てもらって診断してもらう方が良いと思います。

回答2

船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。

回答日時：2021-07-11 10:54:34

こんにちは。

歯根の状態により移植できない場合はしばしばあります。

矯正治療では、抜歯後しばらく様子見していたら８番が移動して来て起こしやすい場合もあると思います。
固定源をどこにどういう形で求めるのか？等も含めて矯正の先生に説明してもらっておくと良いでしょう。

相談者からの返信

相談者：サエキさん

返信日時：2021-07-11 20:37:42

加藤先生
Ｄｒ．ふなちゃん先生

ご回答ありがとうございました。
矯正の先生に相談してみます。

一点、現在７番が大きく腫れていて早く抜歯をしたいのですが、矯正する場合、普通に抜歯して問題ないでしょうか？

抜歯だけ先にかかりつけ医で行い、矯正については専門の先生に相談、という形をとれたらいいなと思うのですが。
ご存じでしたらご教示願います。

よろしくお願いいたします。

回答3

船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。

回答日時：2021-07-11 21:27:38

かかりつけ医から矯正歯科医を紹介してもらう事もできるだろうと思います。

抜歯時期も含めてかかりつけ医にご相談してみて下さい。

1人の専門家がこの回答を支持しています

回答4

月島矯正歯科(中央区月島)の今村です。

回答日時：2021-07-12 09:41:36

こんにちは

不完全に埋伏している下顎第3大臼歯は、前方にスペースが生じれば、自然に萌出してくる場合があります。

したがって、第2大臼歯抜歯後ある程度時間を空けて次の処置を検討するという事は、無駄なことではないと考えております。

逆に、前方にスペースができたにもかかわらず萌出してこないという事になりますと、この歯は動かない、あるいは動いたとしても非常に動きが悪いという可能性が出てきます。

歯を動かすことについては、それほどあわてる必要はありませんが、矯正治療を現在の先生がしないのであれば、矯正専門の先生を紹介していただき、相談だけでもしていただければ、もうすこし安心できるのではないかと思います。

回答5

藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。

回答日時：2021-07-12 15:40:41

抜歯の際に歯冠部周囲の骨を開窓してもらってください。

抜歯後１～２年後でも矯正治療は可能ですが、動きは遅くなりそうですね。

上７番の挺出防止はケースによっては難しい場合があります。
（連結だけでは済まないです）　
歯肉ごと落ちて来ます。

簡単な治療ではありません。
歯科医師と患者さんの双方に気合を必要とします（笑）

相談者からの返信

相談者：サエキさん

返信日時：2021-07-13 13:51:50

今村先生
藤森先生

ご回答ありがとうございます。

大変参考になりました！
しっかり時期を見極めて進めていかないとですね。
矯正の先生にも相談してみます。

ありがとうございました。

タイトル	左下７番抜歯後、８番を移植か矯正か？
質問者	サエキさん
地域	非公開
年齢	37歳
性別	女性
職業	非公開
カテゴリ	歯のひび割れ、破折で抜く予定抜歯：７番(第二大臼歯) 歯列矯正の治療法親知らずの移植
回答者	加藤　道夫先生 Dr.ふなちゃん先生今村一信先生藤森　隆史先生

歯科相談掲示板へ

上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。