茎状突起過長症(イーグル症候群)について
相談者:
みこのみさん (50歳:女性)
投稿日時:2021-08-04 15:47:02
イーグル症候群に関してです。
茎状突起過長症の可能性アリということで、総合病院にてレントゲン検査をしてもらったのですが、
「確かに普通の人より少し長いけどあまり問題がない、ただし10年後20年後どのくらい伸びていくかはわからない」
と言われました。
総合病院で検査してもあまり問題はないというだけの答えで、特別詳細は話してもらえず、少し不安が残ります。
実際何センチだったのかも教えてもらえず心配です。
そこで質問ですが、息が吸えないような吸いきれないような息苦しさと立ち眩み、左耳だけの耳鳴り、耳が詰まる感じの症状は全てこの病気に当てはまるのでしょうか?
熱はないのに胸苦しい感じは、コロナの関係もあるので判断がつかないそうです。
また、喉元がつまる感じも時々します。
この、イーグル症候群という病気は、どういう人がなりやすいのかも知りたいです。
なんらかの原因があって、石灰化するものだということなのでしょうか?
その石灰化とは単純にカルシウムを摂りすぎるからとかではないと思いますが、地元の総合病院では分かり易く説明してもらえなかったので未だ理解できません。
茎状突起過長症で調べると動脈瘤に関係する、脳梗塞になりやすいなど色々な情報が多すぎてわかりません。
この病気は本当に脳梗塞を引き起こすのでしょうか?
また、このような症状があってコロナワクチン接種をしても問題ないのでしょうか?
遺伝とか、生まれつきとか、さらにほおっておくと年数たつにつれて伸びていくのか、それを押さえるには手術以外に薬で抑えられないのかなどがわかるとありがたいです。
茎状突起過長症の可能性アリということで、総合病院にてレントゲン検査をしてもらったのですが、
「確かに普通の人より少し長いけどあまり問題がない、ただし10年後20年後どのくらい伸びていくかはわからない」
と言われました。
総合病院で検査してもあまり問題はないというだけの答えで、特別詳細は話してもらえず、少し不安が残ります。
実際何センチだったのかも教えてもらえず心配です。
そこで質問ですが、息が吸えないような吸いきれないような息苦しさと立ち眩み、左耳だけの耳鳴り、耳が詰まる感じの症状は全てこの病気に当てはまるのでしょうか?
熱はないのに胸苦しい感じは、コロナの関係もあるので判断がつかないそうです。
また、喉元がつまる感じも時々します。
この、イーグル症候群という病気は、どういう人がなりやすいのかも知りたいです。
なんらかの原因があって、石灰化するものだということなのでしょうか?
その石灰化とは単純にカルシウムを摂りすぎるからとかではないと思いますが、地元の総合病院では分かり易く説明してもらえなかったので未だ理解できません。
茎状突起過長症で調べると動脈瘤に関係する、脳梗塞になりやすいなど色々な情報が多すぎてわかりません。
この病気は本当に脳梗塞を引き起こすのでしょうか?
また、このような症状があってコロナワクチン接種をしても問題ないのでしょうか?
遺伝とか、生まれつきとか、さらにほおっておくと年数たつにつれて伸びていくのか、それを押さえるには手術以外に薬で抑えられないのかなどがわかるとありがたいです。
回答1
月島矯正歯科(中央区月島)の今村です。
回答日時:2021-08-05 10:54:42
こんにちは
イーグル症候群は、茎状突起の過長、あるいは茎突舌骨靭帯の骨化により咽頭痛、嚥下時痛など咽喉頭頚部不快症状を生じると出ております。治療として、茎状突起の切除などが記載されております。
ただ、この疾患は、歯科領域というよりむしろ耳鼻科領域であると考えられます。
ですので、耳鼻科のほうでのご相談をお勧めします。
日本耳鼻咽喉科学会が以下のページを設けてありますので、ご参考にされてはと思います。
http://www.jibika.or.jp/citizens/index.html
イーグル症候群は、茎状突起の過長、あるいは茎突舌骨靭帯の骨化により咽頭痛、嚥下時痛など咽喉頭頚部不快症状を生じると出ております。治療として、茎状突起の切除などが記載されております。
ただ、この疾患は、歯科領域というよりむしろ耳鼻科領域であると考えられます。
ですので、耳鼻科のほうでのご相談をお勧めします。
日本耳鼻咽喉科学会が以下のページを設けてありますので、ご参考にされてはと思います。
http://www.jibika.or.jp/citizens/index.html
相談者からの返信
回答2
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2021-08-05 23:32:06
みこのみ さん、こんにちは。
※イーグル症候群という名称はやや俗称的な側面があり、以降は茎状突起過長症という名称でコメントします。
茎状突起過長症(イーグル症候群)は、率直な感想として、歯科と医科の狭間にある疾患でして、歯科でも医科でも、医療機関によってはあまり精通していないところがあるのが現状です。
>口腔外科と聞かされましたので
であれば、その口腔外科は茎状突起過長症を積極的に取り扱っている医療機関であると思われます。
したがって、セカンドオピニオン的に、耳鼻咽喉科を含めた別院のセカンドオピニオン的な受診は意義があると思いますが、逆にドクターショッピング(全国のどこかに自分の悩みを解決してくれるような医療機関が存在するのではないかと、あちこちの医療機関の受診回数が増加する状態)になることを危惧します。
茎状突起過長症は、率直なところ、まだよく分かっていないことが多く(それは患者数の絶対数が少ないこともあって)、
>息が吸えないような吸いきれないような息苦しさと立ち眩み、左耳だけの耳鳴り、耳が詰まる感じの症状は全てこの病気に当てはまるのでしょうか?
これは、完全には否定できないと思われますが、直接的な因果関係の証明も困難であると思われます。
>熱はないのに胸苦しい感じはコロナの関係もあるので判断がつかないそうです。
>また、喉元がつまる感じも時々します。
茎状突起過長症と新型コロナウイルス感染症との間に関係性は皆無だと思います。
また、新型コロナウイルス感染が疑われる場合は、その他体温や息苦しさなど、他の症状が必ず出てくるはずです。
>この、イーグル症候群という病気はどういう人がなりやすいのかも知りたいです。
>なんらかの原因があって石灰化するものだということなのでしょうか?
>その石灰化とは単純にカルシウムを摂りすぎるからとかではないと思いますが、地元の総合病院では分かり易く説明してもらえなかったので未だ理解できません。
これは全く分かりません。
そのそも、現状存在する疾患の大多数が、原因不明であるのが実情です。
>茎状突起過長症で調べると動脈瘤に関係する、脳梗塞になりやすいなど色々な情報が多すぎてわかりません。
茎状突起過長症が動脈瘤や脳梗塞に関連するという、医学的なエビデンス(根拠は、一切存在しないと思います。
以上、参考にされてください。
※イーグル症候群という名称はやや俗称的な側面があり、以降は茎状突起過長症という名称でコメントします。
茎状突起過長症(イーグル症候群)は、率直な感想として、歯科と医科の狭間にある疾患でして、歯科でも医科でも、医療機関によってはあまり精通していないところがあるのが現状です。
>口腔外科と聞かされましたので
であれば、その口腔外科は茎状突起過長症を積極的に取り扱っている医療機関であると思われます。
したがって、セカンドオピニオン的に、耳鼻咽喉科を含めた別院のセカンドオピニオン的な受診は意義があると思いますが、逆にドクターショッピング(全国のどこかに自分の悩みを解決してくれるような医療機関が存在するのではないかと、あちこちの医療機関の受診回数が増加する状態)になることを危惧します。
茎状突起過長症は、率直なところ、まだよく分かっていないことが多く(それは患者数の絶対数が少ないこともあって)、
>息が吸えないような吸いきれないような息苦しさと立ち眩み、左耳だけの耳鳴り、耳が詰まる感じの症状は全てこの病気に当てはまるのでしょうか?
これは、完全には否定できないと思われますが、直接的な因果関係の証明も困難であると思われます。
>熱はないのに胸苦しい感じはコロナの関係もあるので判断がつかないそうです。
>また、喉元がつまる感じも時々します。
茎状突起過長症と新型コロナウイルス感染症との間に関係性は皆無だと思います。
また、新型コロナウイルス感染が疑われる場合は、その他体温や息苦しさなど、他の症状が必ず出てくるはずです。
>この、イーグル症候群という病気はどういう人がなりやすいのかも知りたいです。
>なんらかの原因があって石灰化するものだということなのでしょうか?
>その石灰化とは単純にカルシウムを摂りすぎるからとかではないと思いますが、地元の総合病院では分かり易く説明してもらえなかったので未だ理解できません。
これは全く分かりません。
そのそも、現状存在する疾患の大多数が、原因不明であるのが実情です。
>茎状突起過長症で調べると動脈瘤に関係する、脳梗塞になりやすいなど色々な情報が多すぎてわかりません。
茎状突起過長症が動脈瘤や脳梗塞に関連するという、医学的なエビデンス(根拠は、一切存在しないと思います。
以上、参考にされてください。
相談者からの返信
相談者:
みこのみさん
返信日時:2021-08-10 21:12:31
ありがとうございました
タイトル | 茎状突起過長症(イーグル症候群)について |
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質問者 | みこのみさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 50歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 口腔外科関連 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。