歯列矯正治療における精密検査の位置づけ
相談者:
Shelly*さん (30歳:女性)
投稿日時:2021-08-11 13:56:45
初めまして。
私は以前から出っ歯気味であることと、ガミースマイルを気にしており、約1か月前に矯正治療を開始しました。
初回の治療ではアキシオグラフによる顎の検査、写真撮影、上顎のブラケットとワイヤー装着を予定しておりました。
しかし実際に伺うと、機械の調子が悪いとのことで、検査は実施されませんでした。
また、何故かブラケットも上の歯全てにはついておらず、左右1番から5番目までなのです。
治療を行うにあたり、精密検査は治療前に行うものであり、必須だと思っておりましたが、実際にはどのような位置付けになるのでしょうか。
医師に確認すると、治療の中盤になってから必要なものなので、特に今は影響ないとのことですが、不安です。
また、ブラケットの装着についても、私は抜歯しておりませんし、歯列全体の矯正のはずですが、このように時間差で部分的に装着していくものなのでしょうか。
教えて頂けると幸いです。
私は以前から出っ歯気味であることと、ガミースマイルを気にしており、約1か月前に矯正治療を開始しました。
初回の治療ではアキシオグラフによる顎の検査、写真撮影、上顎のブラケットとワイヤー装着を予定しておりました。
しかし実際に伺うと、機械の調子が悪いとのことで、検査は実施されませんでした。
また、何故かブラケットも上の歯全てにはついておらず、左右1番から5番目までなのです。
治療を行うにあたり、精密検査は治療前に行うものであり、必須だと思っておりましたが、実際にはどのような位置付けになるのでしょうか。
医師に確認すると、治療の中盤になってから必要なものなので、特に今は影響ないとのことですが、不安です。
また、ブラケットの装着についても、私は抜歯しておりませんし、歯列全体の矯正のはずですが、このように時間差で部分的に装着していくものなのでしょうか。
教えて頂けると幸いです。
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-08-11 22:16:58
こんにちは。
型採りやパノラマ、セファロ、顔写真、口腔内写真くらいは取られたのではないですか?
通常の矯正治療の手順では各種検査を行い診断を行い治療目標を立てて説明があり、契約書にサインしてもらう等のステップを踏むことになると思います。
アキシオグラフによる顎の検査は必ず行うというものではないように思いますが、より多くの情報を記録しておけますし、治療の評価に使えますから取られる先生もおられるでしょう。
その分、検査費が高めになるように思います。
型採りやパノラマ、セファロ、顔写真、口腔内写真くらいは取られたのではないですか?
通常の矯正治療の手順では各種検査を行い診断を行い治療目標を立てて説明があり、契約書にサインしてもらう等のステップを踏むことになると思います。
アキシオグラフによる顎の検査は必ず行うというものではないように思いますが、より多くの情報を記録しておけますし、治療の評価に使えますから取られる先生もおられるでしょう。
その分、検査費が高めになるように思います。
相談者からの返信
相談者:
Shelly*さん
返信日時:2021-08-13 14:06:05
回答2
月島矯正歯科(中央区月島)の今村です。
回答日時:2021-08-13 18:18:15
こんにちは
一般的な矯正科の資料は、
1.模型
2.口腔内写真
3.レントゲン セファロ、パントモ
と言ったところですが、最近ではCTを撮る先生も増えてきたようです。
アキシオグラフはあごの運動を記録するものと記憶しておりますが、大学にいたころから、採ったことはありません。
矯正治療を行う上で、それほど重視されているような検査とは言えないでしょう。
矯正科が最も重視するのがセファロというもので、これを用いることで現在のお顔の形態を客観的に評価することができます。
また、治療による効果を比較するということにもなります。
矯正専門の歯科医院は、通常は設置しているレントゲンです。
とはいえ、アルバイト先ではこういった資料を採ることなく治療することもしばしばでしたから、それで何か困ったことが起こるというわけではありません。
やはり、術者の技量が最も大切で、それがしっかりしているなら、これらの資料を採らなかったからと言って治療の結果が伴わないということはないのではないかと思います。
>それを基に診断され、治療計画書が作成されました。
診断されて治療計画書が作成されているなら、そこにどういった治療を行っていくのかについて書かれているのではないでしょうか。
ブラケットの装着順序については、多少の前後はあるかもしれませんので、次回以降また新たな動きがあるかもしれません。
その点については、次回よくお話をお聞きいただければと思います。
一般的な矯正科の資料は、
1.模型
2.口腔内写真
3.レントゲン セファロ、パントモ
と言ったところですが、最近ではCTを撮る先生も増えてきたようです。
アキシオグラフはあごの運動を記録するものと記憶しておりますが、大学にいたころから、採ったことはありません。
矯正治療を行う上で、それほど重視されているような検査とは言えないでしょう。
矯正科が最も重視するのがセファロというもので、これを用いることで現在のお顔の形態を客観的に評価することができます。
また、治療による効果を比較するということにもなります。
矯正専門の歯科医院は、通常は設置しているレントゲンです。
とはいえ、アルバイト先ではこういった資料を採ることなく治療することもしばしばでしたから、それで何か困ったことが起こるというわけではありません。
やはり、術者の技量が最も大切で、それがしっかりしているなら、これらの資料を採らなかったからと言って治療の結果が伴わないということはないのではないかと思います。
>それを基に診断され、治療計画書が作成されました。
診断されて治療計画書が作成されているなら、そこにどういった治療を行っていくのかについて書かれているのではないでしょうか。
ブラケットの装着順序については、多少の前後はあるかもしれませんので、次回以降また新たな動きがあるかもしれません。
その点については、次回よくお話をお聞きいただければと思います。
相談者からの返信
相談者:
Shelly*さん
返信日時:2021-08-16 14:37:16
回答3
月島矯正歯科(中央区月島)の今村です。
回答日時:2021-08-16 16:58:15
こんにちは
>ブラケット装着後に精密検査をすることもあるのですか?
通常は初診時に行うものですが、治療がある程度進んでも、それほど大きな変化はないという事で、1,2ヶ月程度の差であれば問題ないとの判断でしょう。
また、初診時セファロなどの資料は、撮らなくても治療は進められるという判断のもとに、積極的にとっていないようですので、ご希望がなければ、そのまま続けるというつもりで治療に入っているのだろうと推測します。
資料採得費用は通常3万円から5万円というところが多いようですので、初診時と終了時にこれを行うと、それなりに費用がかかります。
そういったことから、希望されない患者さんには資料採得は行わないという方針であるように思います。
次回、費用のことなども含めてご相談という事になるのではないかと思います。
>ブラケット装着後に精密検査をすることもあるのですか?
通常は初診時に行うものですが、治療がある程度進んでも、それほど大きな変化はないという事で、1,2ヶ月程度の差であれば問題ないとの判断でしょう。
また、初診時セファロなどの資料は、撮らなくても治療は進められるという判断のもとに、積極的にとっていないようですので、ご希望がなければ、そのまま続けるというつもりで治療に入っているのだろうと推測します。
資料採得費用は通常3万円から5万円というところが多いようですので、初診時と終了時にこれを行うと、それなりに費用がかかります。
そういったことから、希望されない患者さんには資料採得は行わないという方針であるように思います。
次回、費用のことなども含めてご相談という事になるのではないかと思います。
相談者からの返信
相談者:
Shelly*さん
返信日時:2021-08-17 10:03:28
なるほど、そういうこともあるのですね。
検査代と矯正治療代は別である可能性があるということ、検査の必要性についても、相談が必要のようですね。
とても分かりやすい説明を頂き、ありがとうございます。
参考にさせて頂きます。
検査代と矯正治療代は別である可能性があるということ、検査の必要性についても、相談が必要のようですね。
とても分かりやすい説明を頂き、ありがとうございます。
参考にさせて頂きます。
タイトル | 歯列矯正治療における精密検査の位置づけ |
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質問者 | Shelly*さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 歯列矯正(矯正歯科)その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。