歯列矯正の上下4番を抜歯した隙間について

相談者: 枝さん (23歳:女性)
投稿日時:2021-09-14 14:11:37
はじめまして。
よろしくお願い致します。

1度目の歯列矯正前歯を少しずつ削りに隙間をつくって矯正をしていましたが、歪に削られてしまったのと思ったようにいかず転院し、現在2回目の歯列矯正を行っています。

口元も下り、深いかみ合わせがなおり満足しています。
ですがこれ以上下げると老けた印象になると思い、これ以上下げたくありません。

現在通っているところの先生にその趣旨をつたえましたが、そう言われても…
まぁ見えないところに隙間をつくって、終わりという事もできることでした。

歯の抜けたところの歯槽骨は刺激が受けることがないので、どんどん歯茎が下がるということを知りました。

その事をふまえていくつか質問させて頂きます。

・隙間はどれくらいまでは許容範囲なのか
ダイレクトボンディングで隙間を埋めて終了することは、将来的に問題があるか
・歯を歪に削られすぎたところが完全に歯と歯同士の隙間の埋まらない状態だが、ラミネートベニアやダイレクトボンディングなど補強は必要ないのか


長くなりましたがお返事頂けると嬉しいです。
よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-09-14 18:18:58
こんにちは。

きちんと上下の歯を咬頭対窩で噛み合わせると歯列が安定するので、きちんとした矯正治療の終わりはT級仕上げになっている事が多いと思います。

奥歯をきちんと噛み合わせ、辺縁隆線に段差がないように仕上げ、アーチの連続性を作り、仕上げていくと事前に歯の幅を削った治療を選んだならば削りすぎた歯冠部がその分不足する場合があります。

その場合、噛み合わせを甘く仕上げるか?前歯の目立たない犬歯の遠心に隙間を集めるか?など工夫して治療を終えなければ、噛み合わせが安定しなくなる場合があります。

歯科医の説明は妥当であると感じます。

致し方ない場合はレジンを盛ったり、修復治療をすることでカモフラージュすることになると思います。

>・隙間はどれくらいまでは許容範囲なのか

逆にどれくらい残りそうなのでしょうか?
場合によっては隙間を分散して、修復治療を行うことが必要かもしれませんね。

ダイレクトボンディングで隙間を埋めて終了することは、将来的に問題があるか

将来的に問題ない部位に隙間を集めて、修復されるのではないかと想像します。

必要ない場合もしばしばあると思いますが、ご希望でしたら歯を多少削ってでもそのような修復治療を受けられる事は可能でしょう。

おかかりの歯科医によくご相談して進めてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 枝さん
返信日時:2021-09-15 09:19:58
お返事ありがとうございます。

医師からは隙間を残して終了することができる、としか説明されていません。

いま行っている場所はやってみないとわからないとしか返ってこないので、隙間がどれくらい残るなどはわかりません。

確かに満足はしていますが、もしかしたら再矯正をしない方が良かったのではと憂鬱になる事もあるので毎日歯のことを調べています。

最善はやはり隙間を埋めてしまうことなのでしょうか…?
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-09-15 10:54:38
>最善はやはり隙間を埋めてしまうことなのでしょうか…?

最善はなかなかわかりにくいですから、様子を見てご要望があればという事になるかもしれませんね。

枝さんが、隙間がないことに価値をお持ちであれば隙間を樹脂などで埋めてもらえるでしょう。
一方で隙間があっても気にならないという方もおられるでしょう。

例えば、歯が元々小さい方などで隙間を全く気にされない方もおられます。
いわゆるすきっ歯の方です。
虫歯もなく生涯問題を生じない場合もあります。

矯正治療を行ったら、人工的に歯を動かしていますから必ず2年は保定をきちんとされるとよいでしょう。
歯周組織がしっかり落ち着いたら歯は動きにくくなりますが、それまでは保定が必須です。

歯の位置は歯だけでなく顎の位置とも関係していますから、多少無理をして隙間を閉鎖してもらう事はできるかもしれませんが、顎の位置が適応されるか?はわかりません。

結局試行錯誤して、おかかりの歯科医と共によい終わり方に仕上げていくことになるように思います。

おかかりの歯科医との信頼関係を大切にしてください。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2021-09-15 11:07:02
こんにちは

矯正医は、通常は抜歯空隙はよほどのことがない限り閉鎖しようとするもので、意図的に残すという事はしたくありません。
そこに『抜きすぎ』の弊害も出てくるわけですが、削るよりはましだと思っている矯正医も多いように感じます。

枝さんのご希望は、とてもあいまいで、『これ以上下げるとふけ顔になるかも知れない』といったときに、ならばどこまでなら許容できるのかについては、それこそやってみないと分からないというところもありますし、ブラケットがついている状態とはずした状態でも違ってくるものと思います。

現在がすでに気になるほど『ふけ顔』なのであれば、この時点で終了にしてリテーナーに換えて、残ったスペースを別の方法で閉じるという事もありうるでしょう。

一方、あくまで矯正医ががんばるのであれば、今までとは逆の方向に歯を動かす、すなわち臼歯部を近心に移動するという事を考えるという事もあるかもしれません。

その場合、近心部にアンカースクリューを植えて、臼歯を近心に引くという事になります。
もちろん、これ以上矯正治療はしたくないという事であればそれはやむをえないところでもあります。

どのように治療をする、あるいはやめるかについては、担当の先生とのご相談という事になりますが、矯正医の立場からすれば、せっかくここまできたのであれば、余計に歯を削るようなことはなるべくしたくないと思うところではあります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 枝さん
返信日時:2021-09-15 19:30:31
お返事ありがとうございます。
分かりづらくてすみません。

隙間の部分の歯槽骨がこれから問題が無いのであれば、かみ合わせと見えるところの隙間を埋めてもらって終了したいと思いますが、その点はどうでしょうか…?

残念ながらアンカースクリューはやっていないようです。

アーチが狭まったことによる頬の凹みで老けてみえます。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2021-09-15 23:05:38
>隙間の部分の歯槽骨がこれから問題が無いのであれば、かみ合わせと見えるところの隙間を埋めてもらって終了したいと思いますが、その点はどうでしょうか…?

ご自身が、これでいいから外してくれと言われれば、ある意味仕方がないところはあるでしょう。
「そこまでおっしゃるのであれば、外します」ということで外すことになるように思います。

もちろん、その後でリテーナーをよく使っていただけなければ、再び空隙が広がるということはあると思います。
残った空隙については、その後から考えることになるのではないかと思います。

>アーチが狭まったことによる頬の凹みで老けてみえます。

ご本人がそうお感じになるのであれば、仕方がないでしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 枝さん
返信日時:2021-09-16 17:51:04
残った隙間はもちろん埋めるつもりです。

ご相談にのっていただきありがとうございました。



タイトル 歯列矯正の上下4番を抜歯した隙間について
質問者 枝さん
地域 非公開
年齢 23歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
歯列矯正のトラブル
回答者




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