抜歯矯正中、これ以上口元を下げたくない

相談者: もものうちさん (19歳:女性)
投稿日時:2021-09-22 14:02:07
こんにちは。


現在抜歯矯正を行っていて、上下4番の歯を4本抜歯しています。
3番の歯を先に後ろに引っ張ってから、残りの前歯を下げるという方法で抜歯跡を埋めています。


現在は3番を下げきり、「前歯を下げる」という工程の途中なのですが、まだ隙間が空いているのに、これ以上下げたくないところまで口元が下がっています。

しかし、この隙間が空いたまま終えるのは、隙間が2番と3番の間にあり目立っているので嫌です。


そこで、(1度下げた3番をまた前に出すことにはなりますが)前歯を動かさずに 3番〜最も奥の歯 の計4本だけを前に引き出してきて隙間を埋めるということは可能なのでしょうか。

ちなみに上下とも抜歯跡が残っていて、奥歯は噛み合っているので、上下両方の奥歯を前に出してこないといけません。


回答よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2021-09-22 14:43:32
こんにちは

>現在は3番を下げきり、「前歯を下げる」という工程の途中

犬歯第2小臼歯と接するところまで移動し、前歯部を遠心に移動しているところという事ですね。

2番と3番の間が目立っているというほどであれば、かなりの空隙が残っている、言い方をかえればまだ前歯部はそれほど大きく後ろに下げていない状況という事になるでしょうか。


この状況で前歯部の遠心移動を終了にして空隙を閉じようとすれば、今までやってきたことの逆をやる、すなわち、犬歯を近心に移動して残ったスペースは臼歯部を近心に移動するという事になります。

ただ、何もせずに臼歯部を近心に移動しようとすれば、やはり前歯部は遠心に移動することになり、結果として今の治療を続けたのと大差ないものになりそうです。


そこで、仮に前歯部を極力下げないという治療をするのであれば、犬歯近辺にアンカースクリューを用いて臼歯部を近心に移動するという治療になるものと思います。

もちろん、大臼歯を動かしますので、このまま治療を進めるのに比べれば、はるかに時間もかかるでしょう。
治療方針を変えることになりますので、担当の先生によくご相談いただいて、お互いに納得しないと先に進まないのは当然のことでしょう。


はじめにこういった治療のゴールについてのお話はあったのではないかと思いますが、治療を行っていく上で見方が変わる場合もありますので、たくさんの方の中にはこういうケースも存在するのかもしれません。

よく話し合いをして、お決めいただくことが必要でしょう。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-09-22 15:42:31
こんにちは。


一般的に前歯を移動するよりも奥歯のほうが移動し難いですから
アンカースクリューなどで過強してもらう必要があるかもしれませんね。


おかかりの歯科医とよく話し合って必要になる場合追加になる費用もお支払いいただきうまく対応してもらえばよいと思います。




タイトル 抜歯矯正中、これ以上口元を下げたくない
質問者 もものうちさん
地域 大阪
年齢 19歳
性別 女性
職業 大学生・短大生・専門学生
カテゴリ 歯列矯正の治療法
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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