下1番、歯根嚢胞の治療について
相談者:
アサミ19さん (24歳:女性)
投稿日時:2021-09-27 18:44:23
こんにちは。
下の1番の歯についてですが、約2年ほど前に神経を抜きました。
最近レントゲンを撮ったところ歯根嚢胞が見つかりました。
歯医者さんにはまだ小さいのですぐ治療しなくてもいいといわれたのですが、歯根嚢胞はどれくらいのスピードで大きくなってくるのでしょうか??
その歯はセラミッククラウンを被せているため、歯根端切除術でセラミックを外さずに治療できるといわれました。
ただ歯の根が短くなってしまうと、歯の寿命自体も短くなるのでしょうか??
歯根端切除術は保険適用のところと適用外のところがあるみたいですが、保険適用だと何か問題があるのでしょうか?
矯正も考えているのですが、歯の根が短いと矯正できない可能性がありますか??
下の1番の歯についてですが、約2年ほど前に神経を抜きました。
最近レントゲンを撮ったところ歯根嚢胞が見つかりました。
歯医者さんにはまだ小さいのですぐ治療しなくてもいいといわれたのですが、歯根嚢胞はどれくらいのスピードで大きくなってくるのでしょうか??
その歯はセラミッククラウンを被せているため、歯根端切除術でセラミックを外さずに治療できるといわれました。
ただ歯の根が短くなってしまうと、歯の寿命自体も短くなるのでしょうか??
歯根端切除術は保険適用のところと適用外のところがあるみたいですが、保険適用だと何か問題があるのでしょうか?
矯正も考えているのですが、歯の根が短いと矯正できない可能性がありますか??
回答1
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2021-09-27 19:51:08
スピードはケースによって様々に見えます。
もし、根管形態に沿った治療が行われていたなら、歯根端切除術のみで対応可能だと思います。
でも、それなら何故、根管由来の問題が生じたのでしょうかね。
下顎前歯は唇側(歯の外側)の骨が非常に薄い(無い)方がおられますから、それなりの注意が必要かもしれません。
保険適用だとかなり費用を抑えられますね。
もし、根管形態に沿った治療が行われていたなら、歯根端切除術のみで対応可能だと思います。
でも、それなら何故、根管由来の問題が生じたのでしょうかね。
下顎前歯は唇側(歯の外側)の骨が非常に薄い(無い)方がおられますから、それなりの注意が必要かもしれません。
保険適用だとかなり費用を抑えられますね。
回答2
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2021-09-27 21:56:41
アサミ19さん、こんにちは。
>まだ小さいのですぐ治療しなくてもいいといわれた
根尖性歯周炎なのか歯根嚢胞なのか、正確には組織の細胞を観察しなければわからないということになりますが、まだ小さく経過観察で良いという説明であれば、歯根嚢胞という言葉が出てくることに少し違和感を感じました。
>約2年ほど前に神経を抜きました。
2年前にはじめて神経をとる処置を行い、再治療は経験していないということですね。
今回おかかりの歯科医院は、同じ歯科医院でしょうか。
現在のレントゲン写真で根の先に陰が写っていたとして、それはいまの根の先に骨が無いことを示していますが、過去や未来の状況まではわかりません。
例えば、過去にもっと大きな病巣があり、根の治療を行いうまくいき数年をかけて徐々に小さくなっていくことがあります。
その場合、例え陰が見られても、感染はなく介入は必要ないと判断できます。
一方で、過去のレントゲンでは問題がなかったものの、病巣が出現したということであれば、感染根管治療の対象になり得ると思います。
つまり、同じレントゲン写真をみても、過去の経過によって治療の判断が異なります。
転院などによって過去の状況がわからない歯科医院でみた場合には、まずは時間を置いて判断をする、という選択もあります。
これを待機的診断といいます。
>その歯はセラミッククラウンを被せているため、歯根端切除術でセラミックを外さずに治療できるといわれました。
自費のセラミックが入っているため、除去がためらわれ歯根端切除という判断に至ったのでしょうか。
根の治療に万全を尽くしたのであれば、次は歯根端切除という選択になると思います。
下顎1番はとても小さな歯ですが、2根管のことも多く、根管が見逃されていた為に問題が起きたのだとすれば、歯根端切除を行なっても感染源が残ってしまいますから、感染根管治療を先行する必要があると思いますが、実際の状況は良く診てもらってください。
>矯正も考えているのですが、歯の根が短いと矯正できない可能性がありますか?
程度問題だと思います、不利にはなるでしょう。歯科医師によっても考え方は異なるでしょうから、歯根端切除を行う歯科医師と矯正を行う歯科医師が異なれば、判断も異なるでしょう。
矯正を行うことがまだ先で未定であれば、その時点で選択肢やリスクを説明してもらえると思います。
>まだ小さいのですぐ治療しなくてもいいといわれた
根尖性歯周炎なのか歯根嚢胞なのか、正確には組織の細胞を観察しなければわからないということになりますが、まだ小さく経過観察で良いという説明であれば、歯根嚢胞という言葉が出てくることに少し違和感を感じました。
>約2年ほど前に神経を抜きました。
2年前にはじめて神経をとる処置を行い、再治療は経験していないということですね。
今回おかかりの歯科医院は、同じ歯科医院でしょうか。
現在のレントゲン写真で根の先に陰が写っていたとして、それはいまの根の先に骨が無いことを示していますが、過去や未来の状況まではわかりません。
例えば、過去にもっと大きな病巣があり、根の治療を行いうまくいき数年をかけて徐々に小さくなっていくことがあります。
その場合、例え陰が見られても、感染はなく介入は必要ないと判断できます。
一方で、過去のレントゲンでは問題がなかったものの、病巣が出現したということであれば、感染根管治療の対象になり得ると思います。
つまり、同じレントゲン写真をみても、過去の経過によって治療の判断が異なります。
転院などによって過去の状況がわからない歯科医院でみた場合には、まずは時間を置いて判断をする、という選択もあります。
これを待機的診断といいます。
>その歯はセラミッククラウンを被せているため、歯根端切除術でセラミックを外さずに治療できるといわれました。
自費のセラミックが入っているため、除去がためらわれ歯根端切除という判断に至ったのでしょうか。
根の治療に万全を尽くしたのであれば、次は歯根端切除という選択になると思います。
下顎1番はとても小さな歯ですが、2根管のことも多く、根管が見逃されていた為に問題が起きたのだとすれば、歯根端切除を行なっても感染源が残ってしまいますから、感染根管治療を先行する必要があると思いますが、実際の状況は良く診てもらってください。
>矯正も考えているのですが、歯の根が短いと矯正できない可能性がありますか?
程度問題だと思います、不利にはなるでしょう。歯科医師によっても考え方は異なるでしょうから、歯根端切除を行う歯科医師と矯正を行う歯科医師が異なれば、判断も異なるでしょう。
矯正を行うことがまだ先で未定であれば、その時点で選択肢やリスクを説明してもらえると思います。
回答3
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2021-09-28 10:43:03
こんにちは。
下顎前歯に歯根嚢胞が見つかったようですね、これの原因は感染根管ですから根管治療が必要です、個人的には小さくても治療せず放置するのは良くないと思います。
セラミック冠で修復してあるようですが外して再根管治療をすべきだと思います、そもそも根管治療がうまくいっていないわけですから歯根端切除では治らない可能性が高いと思います。
>保険適用だと何か問題があるのでしょうか?
特に問題があるとは思えませんが、詳しいことは直接尋ねてみるのがいいと思います。
歯根端切除 http://yamadashika.jugem.jp/?search=%BB%F5%BA%AC%C3%BC%C0%DA%BD%FC&x=0&y=0
歯根嚢胞 http://yamadashika.jugem.jp/?search=%BB%F5%BA%AC%C7%B9%CB%A6&x=64&y=13
>矯正も考えているのですが、歯の根が短いと矯正できない可能性がありますか??
通常問題にはならないと思います。
下顎前歯に歯根嚢胞が見つかったようですね、これの原因は感染根管ですから根管治療が必要です、個人的には小さくても治療せず放置するのは良くないと思います。
セラミック冠で修復してあるようですが外して再根管治療をすべきだと思います、そもそも根管治療がうまくいっていないわけですから歯根端切除では治らない可能性が高いと思います。
>保険適用だと何か問題があるのでしょうか?
特に問題があるとは思えませんが、詳しいことは直接尋ねてみるのがいいと思います。
歯根端切除 http://yamadashika.jugem.jp/?search=%BB%F5%BA%AC%C3%BC%C0%DA%BD%FC&x=0&y=0
歯根嚢胞 http://yamadashika.jugem.jp/?search=%BB%F5%BA%AC%C7%B9%CB%A6&x=64&y=13
>矯正も考えているのですが、歯の根が短いと矯正できない可能性がありますか??
通常問題にはならないと思います。
タイトル | 下1番、歯根嚢胞の治療について |
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質問者 | アサミ19さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 24歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 根管治療の治療法 |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。