歯槽骨軽度吸収の歯列矯正におけるブラックトライアングルの度合い

相談者: ぐっち@0523さん (32歳:女性)
投稿日時:2021-11-01 13:12:39
来月下旬より非抜歯インビザライン矯正を開始します。


特に下前歯叢生があるのですがレントゲンで見たところ、下前歯部分の歯周病による歯槽骨軽度吸収があると指摘されました。

今は定期的にクリーニングに通っているため歯石などはありませんが、過去歯医者を避けていた期間がありました。


そのような人が歯列矯正をすると歯が並んだ際にブラックトライアングルが出来ると言われました。

将来を考えると歯列矯正をする事に迷いは無いのですが、その場合ブラックトライアングルはどのくらいの大きさが想定されますでしょうか。


審美的に気になってしまうため覚悟をしときたく、また次回歯科予約まで日があるためこちらで質問させていただきました。
ご回答いただけますと幸いです。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2021-11-01 14:49:07
こんにちは


矯正治療によって引き起こされるブラックトライアングルという事ですね。

歯槽骨の軽度の吸収があり、歯肉が腫脹しているなどのことがあれば、腫脹の改善により歯肉に空隙が生じるという事はあるでしょう。


矯正治療によって引き起こされる歯肉の後退は、過度に下顎の歯を舌側に傾斜させた場合に起こることが多いと考えております。

抜歯矯正を行ったとき、舌側に動かす量が多く、舌側への傾斜が大きくなると、歯肉退縮が起こり、ブラックトライアングルが生じるという事です。


では、それがどれぐらいのものになるのかという事については、現在の歯槽骨の高さと移動量などが関与してくるものと思いますが、どれぐらいになるのかについては、それぞれの方によって違うという事になるのだろうと思います。

その点は、担当されている先生にお聞きいただければ、もうすこしはっきりしたお話があるのではないかと思います。


そういった点も、担当医とのコミュニケーションという事ですから、話し合いのできる関係を作っていければ、治療も着実に進んでいくのではないかと思います。

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-11-01 16:03:51
こんにちは。


ブラックトライアングルに関しては、インビザラインなどのマウスピース矯正では歯と歯のコンタクト部分をリダクション(IPR)することが多いでしょうから、さほど気にならない程度に調整をしてもらう事が可能ではないか?と想像します。

抜歯矯正叢生を治す際は歯列を拡大する方向になりやすいように思いますが、インビザラインでは複雑な装置にしなくても臼歯の遠心移動や歯の圧下は得意な動きになりますから、スピーカーブを解消しつつ前歯の圧下によりブラックトライアングルを減少させる方向で治療計画を立てる事もできるでしょう。


IPRの有無やタイミング、量もクリンチェックで事前に確認できますから、ご不安な事はなんでもおかかりになっている歯科医にお尋ねになっておくと良いでしょう。

矯正治療中もメンテナンスに通院され歯周病のコントロールをしっかり受けてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぐっち@0523さん
返信日時:2021-11-01 21:57:15
ご回答ありがとうございます。


ブラックトライアングルについて治療での予防の方法があること、知りませんでしたので勉強になりました。

記載頂いた情報を頭に入れ、シミュレーション確認の際主治医に質問してみようと思います。


将来の歯の健康のためしっかりとメンテナンスしたいと思います。



タイトル 歯槽骨軽度吸収の歯列矯正におけるブラックトライアングルの度合い
質問者 ぐっち@0523さん
地域 非公開
年齢 32歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯茎が下がった(歯肉退縮)
マウスピース矯正
回答者




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