虫歯が神経に到達したかの判断方法について
相談者:
accさん (22歳:男性)
投稿日時:2021-11-13 18:35:06
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-11-13 22:17:00
こんにちは。
虫歯がどこまですすんでいるか?は、実際に直接柔らかさを確認したりう蝕検知液で染め出して確認しなければわかりません。
虫歯は何層も段階が分かれていて口腔側から細菌が歯の構造を崩しながら歯髄側への進行して行っています。
歯科治療では可及的に細菌感染層をしっかり取り切る事を目標としていますが、細菌は目視可能なほど大きくありませんから実際には軟化して構造が崩壊した歯の部分を硬さや色から判断して取り除いたり、う蝕検知液での染まり具合を指標にして削り取り殺菌処理することをしています。
レントゲンは透過性を主に2次元で影絵にして見ているだけのものですからきちんとはわかりません。
視診と触診で判断して可能な処置を行い様子見することが普通です。
虫歯がどこまですすんでいるか?は、実際に直接柔らかさを確認したりう蝕検知液で染め出して確認しなければわかりません。
虫歯は何層も段階が分かれていて口腔側から細菌が歯の構造を崩しながら歯髄側への進行して行っています。
歯科治療では可及的に細菌感染層をしっかり取り切る事を目標としていますが、細菌は目視可能なほど大きくありませんから実際には軟化して構造が崩壊した歯の部分を硬さや色から判断して取り除いたり、う蝕検知液での染まり具合を指標にして削り取り殺菌処理することをしています。
レントゲンは透過性を主に2次元で影絵にして見ているだけのものですからきちんとはわかりません。
視診と触診で判断して可能な処置を行い様子見することが普通です。
回答2
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2021-11-13 23:24:48
露髄といって神経(正確には歯髄)の一部が露出すれば肉眼でも分かると思います。
顕性露髄と呼ばれる状態で直接覆髄や生切や抜髄が必要になると思います。
肉眼で露髄が確認できない場合は間接覆髄をすると思います。
今回はこの治療をされたんだと思います。
しかしながら肉眼で確認できなくても露髄していること(不顕性露髄)がありますし、歯髄内へ細菌が侵入していることもありますので、後日歯髄が死んでしまう可能性も少しですがありますので、経過観察が必要だと思います。
顕性露髄と呼ばれる状態で直接覆髄や生切や抜髄が必要になると思います。
肉眼で露髄が確認できない場合は間接覆髄をすると思います。
今回はこの治療をされたんだと思います。
しかしながら肉眼で確認できなくても露髄していること(不顕性露髄)がありますし、歯髄内へ細菌が侵入していることもありますので、後日歯髄が死んでしまう可能性も少しですがありますので、経過観察が必要だと思います。
タイトル | 虫歯が神経に到達したかの判断方法について |
---|---|
質問者 | accさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 22歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 虫歯その他 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。