歯医者でレントゲンを撮る際、防護エプロンの着用の有無について

相談者: にこにこままさん (28歳:女性)
投稿日時:2021-11-24 22:59:25
連投すみません。

以前通院したことのある歯科医院での出来事なのですが、子供(7歳と5歳)たちの歯のレントゲンを撮った時、あの、ずっしりとした防護服?防護エプロンをつけていませんでした。

後から、あの時そういや何も着せてなかったな‥と気になったのですが、防護服は着せたり着せなかったり歯医者によるものなのですか?

必ず着ないといけないものだと思っていたんですが‥

宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2021-11-25 00:02:28
歯科医院での鉛の防御エプロンですが、大阪大学では廃止になったと聞いています。

ちなみに内科や外科で、鉛の防御エプロンしてもらった事ありますか?
ほとんどの人は経験ないと思います。

医科用のレントゲンの方が、歯科用のレントゲンより被曝線量は多いと思います。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2021-11-25 10:30:51
柴田先生>

効果が小さすぎるので使う意味がないという見解ですね。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/protectionjsrt/8/0/8_KJ00002575576/_pdf


なるほど。
うちも止めよかな・・・

回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-11-25 10:45:08
歯科レントゲン検査時に、鉛入りエプロンは不要だとされています。

ただ、レントゲン検査自体を嫌がる国民感情があるために、使用して不安を払拭しておこうとする歯科医院がまだ多くあります。

防御エプロンは不要ですというのが学会見解です。

回答 回答4
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2021-11-25 10:52:48
にこにこままさん、こんにちは。

以前通院したことのある歯科医院で、子供たちの歯のレントゲンを撮った時に防護エプロンをつけていなかった、ということですね。

歯科放射線学会のガイドラインでは、必ず使用しなくてはならないとはされておらず、患者の被ばく線量の低減よりむしろ、心理面への配慮のためとされていると思います。

また、パノラマ 撮影では体型によっては写り込んでしまったり、装置が肩に当たってしまい再撮影となる可能性があるため、むしろ防護エプロンをつけないことが推奨されるが、心理面への配慮のために着けることもある、とされています。

また、今で言えば、防護エプロンの表面を不特定多数が接触するというリスクもあるでしょう。
基本的にほとんどの歯科医院でしっかりと感染対策をしているだろうと信じていますが、防護エプロンを患者ごとに使い捨てにしたり、滅菌できるわけではないからです。

ですから、CT以外の撮影では、防護エプロンをつけていなかったことを心配される必要はないと思います。

しかし、こうしたガイドラインにも関わらず、歯科医院の開設の際には保健所のチェックで、防護エプロンがあることをチェックされるんですよね。

回答 回答5
  • 回答者
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2021-11-25 13:47:07
にこにこまま さん、こんにちは。

日本歯科放射線学会の見解です。

https://jsomfr.sakura.ne.jp/wp-content/uploads/2019/09/apron_guideline.pdf

防護エプロンは「心理面への配慮」という側面が強そうです。

参考にされてください。




タイトル 歯医者でレントゲンを撮る際、防護エプロンの着用の有無について
質問者 にこにこままさん
地域 非公開
年齢 28歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ その他(その他)
レントゲン写真
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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