神経を保護する薬を使って虫歯治療後、半年で神経を抜くことになった

相談者: Kohkiさん (24歳:男性)
投稿日時:2021-11-24 23:28:20
半年ほど前、いくつかの歯が染みたりしていたので歯医者にいきました。
想像以上に虫歯になっていて、7本の虫歯を治療しました。

そのうちの4本は神経が近いところまで虫歯だったので、神経を保護する薬を使って神経を抜かないですむ治療をしてもらいました。
保険外だったため、そこの4本はセラミックを詰めました。
他の3本は保険で、銀歯を詰めました。

ですが、それから4ヶ月くらいたって、かなり歯が痛くなってしまいました。
前と違う歯医者にいったら、神経を保護する薬を使ったところのうち2本が神経まで虫歯になって、神経を抜く治療をしないといけないと先生に説明されました。

1本はかなり悪く、歯の根っこの先に膿がたまりはじめているようです。
さらに、歯軋りなどの関係か、残りのセラミックの2本も一部欠けていて、虫歯になりはじめているということで、セラミックで治療した歯は全部やり直すことになりました。
ちなみに、銀歯を詰めた歯は問題なかったようです。

前の歯医者でも、たしかに神経を保護する薬は100%うまくいくとはいえないと言われたのですが、それをやらなければ神経を抜くしかないみたいな感じで言われ、高いお金を払ってやってもらいました。

ですが、半年で神経を抜くことになるなら、初めから抜いておけばよかったと思います。
また、虫歯も取り残していたのではないかと思います。

今回は、セラミックではダメそうですし、前の治療ではかなり無理をしたので、今回はすべて保険の治療でやってもらう予定です。

神経を保護する薬は、私のようになるのは多いのでしょうか。
また、セラミックは銀歯より、見た目以外はダメなのでしょうか。
セラミックにしたのに銀歯より先にダメになったのも残念でした。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2021-11-25 08:07:38
>神経が近いところまで虫歯だったので、神経を保護する薬を使って神経を抜かないですむ治療をしてもらいました

この神経を保護する薬だったり神経を保護する方法には各種あります。
どういう方法でしょうか?

保険外だとすると、MTAセメントかドックスベストセメントの可能性があると思います。

後者はあまり良い評判を聞いておりません。
前者を使うシーンだと、結構ハイリスクな状況だったように思います。。

>虫歯も取り残していたのではないかと思います。

後者は元々虫歯を残す手法のように思います。
今では取り残しかどうかの判断は難しいのではないかと思います

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-11-25 10:41:59
こんにちは。

深くなった虫歯の治療は誰がどのように行っても難しいです。

保険外の神経温存治療という事ですから、何らかの保険適用外薬剤が貼薬されたのではないかと想像しますが、何だったのでしょう?

保険適用の薬剤であえて完全に軟化象牙質を一度に除去せずに、歯髄を温存する治療法もありますが、それも保険適用外治療と同じように歯髄が必ず残る治療ではありません。

問題は深くなった虫歯のほうにあったと通常ならば考えるように思います。


今後は早期発見早期治療が可能になるように、定期的に歯科検診を受けるようにされるのがよいと思います。
そうすることで保険治療でもトラブルがなくなります。

>神経を保護する薬を使ったところのうち2本が神経まで虫歯になって、神経を抜く治療をしないといけないと先生に説明されました。
>1本はかなり悪く、歯の根っこの先に膿がたまりはじめているようです。

虫歯を完全に取り切ると、即日抜髄で歯の寿命を短くしてしまう事になったのでしょう。
1本歯髄が温存できているようですから、まだよかったのかもしれませんね。

1本は治療に耐えられず失活してしまったのでしょう。
感染根管治療が必要になるのでしょう。
1本は抜髄であれば治療期間が短くて済むのかもしれませんね。


>神経を保護する薬は、私のようになるのは多いのでしょうか。
>また、セラミック銀歯より、見た目以外はダメなのでしょうか。
>セラミックにしたのに銀歯より先にダメになったのも残念でした。

虫歯がかなり深いとダメになる可能性が高くなるように思います。
セラミックは何でしょうか?
通常は経過観察も含めて、レジン充填ハイブリッドセラミック程度にしておくことが多いように思います。

短期間で破折が生じているのであれば、樹脂が入っていない高額なタイプだったのでしょうか?

セラミックの種類も色々あり、それぞれで物性が異なります。

保険の銀歯は硬すぎたり金属アレルギーを生じる可能性があるともいわれ、昨今は新しい素材が保険適用されるようになってきています。


どういう治療でもデメリットもリスクも生じますから、治療後は定期的な歯科検診や歯のクリーニングを習慣にしてください。
また食生活や生活習慣の見直しも行って、虫歯を作らないようにしてください。




タイトル 神経を保護する薬を使って虫歯治療後、半年で神経を抜くことになった
質問者 Kohkiさん
地域 非公開
年齢 24歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
う蝕関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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