歯間の虫歯はどう治療するのですか?
相談者:
kagomoriさん (33歳:男性)
投稿日時:2021-12-26 19:17:14
回答1
相談者からの返信
相談者:
kagomoriさん
返信日時:2021-12-26 21:37:25
ご回答いただきありがとうございます。
充填の場合、隙間の部分を削ったとして、元の形に近い形に修復することはできるのでしょうか?
また一箇所は、前にそのように充填してもらった所が黒くなってきているということでしたが、これはその時に取り切れていなかったものが悪化してきたということでしょうか?
あるいはその時点でほぼ取りきっても、どうしても充填した箇所というのは虫歯になりやすいのでしょうか?
充填しても、割とすぐに再発してくるのでしょうか・・・
充填の場合、隙間の部分を削ったとして、元の形に近い形に修復することはできるのでしょうか?
また一箇所は、前にそのように充填してもらった所が黒くなってきているということでしたが、これはその時に取り切れていなかったものが悪化してきたということでしょうか?
あるいはその時点でほぼ取りきっても、どうしても充填した箇所というのは虫歯になりやすいのでしょうか?
充填しても、割とすぐに再発してくるのでしょうか・・・
回答2
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2021-12-26 23:24:00
> 充填の場合、隙間の部分を削ったとして、元の形に近い形に修復することはできるのでしょうか?
CR充填で目指すところはその通りの事だと思います。
> その時に取り切れていなかったものが悪化してきたということでしょうか?
勿論そういう事もありますし、単なる着色もありますし、新たな虫歯の発生という事もあると思います。
>その時点でほぼ取りきっても、どうしても充填した箇所というのは虫歯になりやすいのでしょうか?
天然の歯のようにつなぎ目のない充填はあり得ないと思います。
境目のギャップは歯科医の腕によって大きく差がありますので、歯垢が溜まりやすく取れにくいようであれば虫歯になりやすいと思います。
>充填しても、割とすぐに再発してくるのでしょうか・・・
術者の腕と患者さんの術後のセルフケアによって再発の度合いは変わると思います。
多少ギャップがあっても患者さんの努力次第では充分長持ちすると思います。
CR充填で目指すところはその通りの事だと思います。
> その時に取り切れていなかったものが悪化してきたということでしょうか?
勿論そういう事もありますし、単なる着色もありますし、新たな虫歯の発生という事もあると思います。
>その時点でほぼ取りきっても、どうしても充填した箇所というのは虫歯になりやすいのでしょうか?
天然の歯のようにつなぎ目のない充填はあり得ないと思います。
境目のギャップは歯科医の腕によって大きく差がありますので、歯垢が溜まりやすく取れにくいようであれば虫歯になりやすいと思います。
>充填しても、割とすぐに再発してくるのでしょうか・・・
術者の腕と患者さんの術後のセルフケアによって再発の度合いは変わると思います。
多少ギャップがあっても患者さんの努力次第では充分長持ちすると思います。
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-12-27 10:16:27
こんにちは。
隣接面虫歯のようですね。
歯と歯の間の虫歯はコンタクト部あたりから生じますから一番見えにくい部位ですね(正面や上からはわかりません)
レントゲン撮影して時にかなり大きくなった虫歯を発見されることが多いです。
また歯髄の角に近接する位置の為、治療時に露髄しやすく治療もやりにくい部位になります。
出来るだけ早めに発見してもらうためには、定期的にレントゲン撮影を受けるか(定期健診)、エナメル質脱灰時点での発見が可能なダイアグノデントという診断器を用いた検査を受けておくか、iTeroなどの光学スキャナー付属の診断ツール(NIRI)などでの検査を受けるか?など光の透過性を用いた診断用機器での検査を受けておくしかないように思います。
虫歯の進行が遅く進んだ場合はラッキーと前向きにとらえていただくのがよいと思います。
マメにフロスをしていたり、甘いものを減らすよい食生活をされておくと進行が遅くて抜髄に至らないかもしれません。
>歯と歯の間の虫歯の治療というのは、どのような感じの治療になるのでしょうか?
正面や上からわからない隣接面虫歯の治療時には隣接面と上から歯を大きめに削る必要があります。
治療によって健康そうな歯質を削られたとショックを受ける方がおられますが、その後の修復治療を成功させるために視認性と作業性をよくしておくことがとても重要になります。
修復材料で(インレーや樹脂)修復すれば元の形にちゃんと置き換えられしっかり機能するので丁寧な治療を受けておくことが大切になります。
>前にそのように充填してもらった所が黒くなってきているということでしたが、これはその時に取り切れていなかったものが悪化してきたということでしょうか?
CR充填という方法でしょう。
接着修復治療ですから接着がうまくいっていない場合や対合とかみ合う部位に境を設定していると断続的な咬合力によって接着部位からダメになってきたり、物理的強度不足で欠けが生じたりしてきます。
何度もやり替えが効く治療法なので異常が生じていれば早め早めに再治療による修復治療を受けておくのがよいでしょう。
問題が多い場合や問題を予測できる場合は金属などのより強度の高い材料での治療になると思います。
再発の多くが辺縁漏洩(接着面の剥離)から生じると思います。
>充填しても、割とすぐに再発してくるのでしょうか・・・
レジン充填では強度不足なのかもしれませんね。
歯を当てる癖(TCH)があれば改善したほうが良いでしょう。
隣接面虫歯のようですね。
歯と歯の間の虫歯はコンタクト部あたりから生じますから一番見えにくい部位ですね(正面や上からはわかりません)
レントゲン撮影して時にかなり大きくなった虫歯を発見されることが多いです。
また歯髄の角に近接する位置の為、治療時に露髄しやすく治療もやりにくい部位になります。
出来るだけ早めに発見してもらうためには、定期的にレントゲン撮影を受けるか(定期健診)、エナメル質脱灰時点での発見が可能なダイアグノデントという診断器を用いた検査を受けておくか、iTeroなどの光学スキャナー付属の診断ツール(NIRI)などでの検査を受けるか?など光の透過性を用いた診断用機器での検査を受けておくしかないように思います。
虫歯の進行が遅く進んだ場合はラッキーと前向きにとらえていただくのがよいと思います。
マメにフロスをしていたり、甘いものを減らすよい食生活をされておくと進行が遅くて抜髄に至らないかもしれません。
>歯と歯の間の虫歯の治療というのは、どのような感じの治療になるのでしょうか?
正面や上からわからない隣接面虫歯の治療時には隣接面と上から歯を大きめに削る必要があります。
治療によって健康そうな歯質を削られたとショックを受ける方がおられますが、その後の修復治療を成功させるために視認性と作業性をよくしておくことがとても重要になります。
修復材料で(インレーや樹脂)修復すれば元の形にちゃんと置き換えられしっかり機能するので丁寧な治療を受けておくことが大切になります。
>前にそのように充填してもらった所が黒くなってきているということでしたが、これはその時に取り切れていなかったものが悪化してきたということでしょうか?
CR充填という方法でしょう。
接着修復治療ですから接着がうまくいっていない場合や対合とかみ合う部位に境を設定していると断続的な咬合力によって接着部位からダメになってきたり、物理的強度不足で欠けが生じたりしてきます。
何度もやり替えが効く治療法なので異常が生じていれば早め早めに再治療による修復治療を受けておくのがよいでしょう。
問題が多い場合や問題を予測できる場合は金属などのより強度の高い材料での治療になると思います。
再発の多くが辺縁漏洩(接着面の剥離)から生じると思います。
>充填しても、割とすぐに再発してくるのでしょうか・・・
レジン充填では強度不足なのかもしれませんね。
歯を当てる癖(TCH)があれば改善したほうが良いでしょう。
タイトル | 歯間の虫歯はどう治療するのですか? |
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質問者 | kagomoriさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 レジン(白いプラスチック) |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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