長年の食いしばりが原因で上の前歯が欠け神経が出てきた
相談者:
まろ3013さん (43歳:女性)
投稿日時:2022-01-08 22:36:25
2年前くらいから通い始めた歯医者さんのすすめで、ひどい食いしばりがあるため、夜にマウスピースをつけるようになりました。
ここ最近、どんどん上の前歯四本が薄くなり神経が出てきていると言われました。
かかりつけの歯医者さんからは、マウスピースをつける以外はできることはなく、ダメになったらその時の歯の状態でどうするか考えるしかないと言われました。
最終的には神経をとって被せ物をする感じだと言われました。
上の前歯を埋めて補強のような感じにできないかと聞いたら、噛み合わせが悪くなり、前歯がぐらぐらになるよと言われました。
何もできないまま悪くなるのを待つしかないのかと思い、他の歯医者さんに相談したところ、下の奥歯を高くして上の歯との噛み合わせを軽くして、上の前歯の後ろは埋めて、夜はマウスピースをする方法を提案されました。
かかりつけの歯医者さんに、何かしても、歯がぐらぐらになると言われたので、本当にその方法を試していいものか。
何かよい対処法はないかと思い、相談させていただきました。
ここ最近、どんどん上の前歯四本が薄くなり神経が出てきていると言われました。
かかりつけの歯医者さんからは、マウスピースをつける以外はできることはなく、ダメになったらその時の歯の状態でどうするか考えるしかないと言われました。
最終的には神経をとって被せ物をする感じだと言われました。
上の前歯を埋めて補強のような感じにできないかと聞いたら、噛み合わせが悪くなり、前歯がぐらぐらになるよと言われました。
何もできないまま悪くなるのを待つしかないのかと思い、他の歯医者さんに相談したところ、下の奥歯を高くして上の歯との噛み合わせを軽くして、上の前歯の後ろは埋めて、夜はマウスピースをする方法を提案されました。
かかりつけの歯医者さんに、何かしても、歯がぐらぐらになると言われたので、本当にその方法を試していいものか。
何かよい対処法はないかと思い、相談させていただきました。
回答1
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2022-01-09 09:04:31
まろ3013さんこんにちは。
2年前くらいから通い始めた歯医者さんのすすめで、ひどい食いしばりがあるため、夜にマウスピースをつけるようになり、何かよい対処法はないかと思い相談されたのですね。
日中の噛みしめ癖を治すことをされてみてはどうでしょうか?
参考:TCH、歯列接触癖
TCHの是正指導を行っている歯科医院を探す必要はありますが・・・
2年前くらいから通い始めた歯医者さんのすすめで、ひどい食いしばりがあるため、夜にマウスピースをつけるようになり、何かよい対処法はないかと思い相談されたのですね。
日中の噛みしめ癖を治すことをされてみてはどうでしょうか?
参考:TCH、歯列接触癖
TCHの是正指導を行っている歯科医院を探す必要はありますが・・・
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-01-09 13:28:53
こんにちは。
>ここ最近、どんどん上の前歯四本が薄くなり神経が出てきていると言われました。
マウスピースは毎日薬液で洗浄していますか?
マウスピースの内面に細菌が繁殖してしまうと歯を綺麗に磨いて寝ていしても歯面は細菌の巣窟をつけて寝ることになりますから歯面が弱くなり咬合によりすり減りが生じることが想像できます。
マウスピースの衛生管理がきちんとできていないのではないでしょうか?
また、酷い食いしばりは何故生じているのでしょうか?舌は上にちゃんとあって睡眠時無呼吸等に陥っていないでしょうか?
また日中の姿勢はどうでしょうか?猫背になっていたり下向きの姿勢が多くなっていませんか?
下向きの姿勢が多く舌が低位にあると(鼻がつまりやすかったり、呼吸が浅めで胸郭や肩甲骨の動きが悪くなっていたり・・)丸い姿勢になりそこで口腔機能を営む時間が長くなりますから睡眠時には口蓋から舌が完全に離れてしまって気道を閉塞しやすくなり熟睡時の酸素が不足してよい睡眠にならず食いしばっていたりする人がいます。
日中の良い姿勢でよい呼吸は自律神経を整えますし、歯と歯があまり当たらなくてもよくなりますから咬む筋肉の過活動を抑制できます。
下顎の位置が後方に下がりやすくならないように舌のトレーニングを行って関連筋肉を伸ばしておくとよいかもしれませんね。
噛み合わせに関しては修復しようと思えば筋力との闘いになります。
通常、噛み合わせを挙上すると咬む筋肉が引き延ばされますから咬む力が軽減するように思います。
ガッツリ咬んでいたのがフワフワ噛むような感覚になると言われる人は多いです。
筋肉の伸び縮みを感知する筋紡錘などの神経筋機構は繰り返される刺激により調整されていきますからある程度の咬合挙上は許容される場合が多いです。
ただ、咬合を挙上する治療は全顎的な治療になりますからかなり大変な治療になり治療期間も長くなってきます。
また、歯冠修復の仕方によっては歯冠歯根比が悪化する場合もあり歯周組織の状態の評価が重要になる場合があります。
咬合挙上治療が適しているのかどうか?の判断は非常に難しいと思いますからネットでは何とも言えないと思います。
まず、挙上位置が適切な位置かどうかをスプリントや顎運動を測定する機械や筋電図等を用いて見つけたりした方がよいでしょうし、奥歯をどうやって咬合挙上する修復でうまく機能させるのか?(すでに全部が冠になっていればやり替えればよいでしょうが)という事を診断してもらい費用も教えてもらわないといけないでしょう。
40歳から50歳くらいでそういう全顎的な治療を受けることになる方は割とおられるように思いますから珍しい治療というわけではないと思います。
ただ、白い歯で現状な歯を選択されると300万円〜500万円以上必要といわれる場合もあります。
安価な治療では後々不具合を感じられてやり直しを繰り返すことになっているケースも稀に見ます。
しっかり説明をお聞きになり選択してください。
とりあえず、夜間の食いしばりによる歯の咬耗防止のためにマウスピースを使用し始めたのに逆に歯がすり減っているというならば、マウスポーズの清掃法を軽んじていないか?を確認してみてください。
>ここ最近、どんどん上の前歯四本が薄くなり神経が出てきていると言われました。
マウスピースは毎日薬液で洗浄していますか?
マウスピースの内面に細菌が繁殖してしまうと歯を綺麗に磨いて寝ていしても歯面は細菌の巣窟をつけて寝ることになりますから歯面が弱くなり咬合によりすり減りが生じることが想像できます。
マウスピースの衛生管理がきちんとできていないのではないでしょうか?
また、酷い食いしばりは何故生じているのでしょうか?舌は上にちゃんとあって睡眠時無呼吸等に陥っていないでしょうか?
また日中の姿勢はどうでしょうか?猫背になっていたり下向きの姿勢が多くなっていませんか?
下向きの姿勢が多く舌が低位にあると(鼻がつまりやすかったり、呼吸が浅めで胸郭や肩甲骨の動きが悪くなっていたり・・)丸い姿勢になりそこで口腔機能を営む時間が長くなりますから睡眠時には口蓋から舌が完全に離れてしまって気道を閉塞しやすくなり熟睡時の酸素が不足してよい睡眠にならず食いしばっていたりする人がいます。
日中の良い姿勢でよい呼吸は自律神経を整えますし、歯と歯があまり当たらなくてもよくなりますから咬む筋肉の過活動を抑制できます。
下顎の位置が後方に下がりやすくならないように舌のトレーニングを行って関連筋肉を伸ばしておくとよいかもしれませんね。
噛み合わせに関しては修復しようと思えば筋力との闘いになります。
通常、噛み合わせを挙上すると咬む筋肉が引き延ばされますから咬む力が軽減するように思います。
ガッツリ咬んでいたのがフワフワ噛むような感覚になると言われる人は多いです。
筋肉の伸び縮みを感知する筋紡錘などの神経筋機構は繰り返される刺激により調整されていきますからある程度の咬合挙上は許容される場合が多いです。
ただ、咬合を挙上する治療は全顎的な治療になりますからかなり大変な治療になり治療期間も長くなってきます。
また、歯冠修復の仕方によっては歯冠歯根比が悪化する場合もあり歯周組織の状態の評価が重要になる場合があります。
咬合挙上治療が適しているのかどうか?の判断は非常に難しいと思いますからネットでは何とも言えないと思います。
まず、挙上位置が適切な位置かどうかをスプリントや顎運動を測定する機械や筋電図等を用いて見つけたりした方がよいでしょうし、奥歯をどうやって咬合挙上する修復でうまく機能させるのか?(すでに全部が冠になっていればやり替えればよいでしょうが)という事を診断してもらい費用も教えてもらわないといけないでしょう。
40歳から50歳くらいでそういう全顎的な治療を受けることになる方は割とおられるように思いますから珍しい治療というわけではないと思います。
ただ、白い歯で現状な歯を選択されると300万円〜500万円以上必要といわれる場合もあります。
安価な治療では後々不具合を感じられてやり直しを繰り返すことになっているケースも稀に見ます。
しっかり説明をお聞きになり選択してください。
とりあえず、夜間の食いしばりによる歯の咬耗防止のためにマウスピースを使用し始めたのに逆に歯がすり減っているというならば、マウスポーズの清掃法を軽んじていないか?を確認してみてください。
タイトル | 長年の食いしばりが原因で上の前歯が欠け神経が出てきた |
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質問者 | まろ3013さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 43歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
噛み合わせ(咬合)治療 歯軋り(歯ぎしり) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。