CTで歯根に問題がなさそうでも排膿があれば再根管治療が必要?
相談者:
yama0413さん (38歳:男性)
投稿日時:2022-01-28 00:40:17
お世話になっております。
根管治療の再治療につきまして、ご相談させていただければと思います。
上の歯4番(数年前に根管治療済)の歯茎から膿が出たため、歯医者にてCTを取りました。
(痛みはありません)
歯根に膿が溜まったり、根が折れたりはしていないが治療としては再度根管治療が必要とのことでした。
歯周ポケットも4ミリほどとなっているため、歯周病が原因かもしれないと先生は仰っていましたが、CTで歯根に問題がなさそうでも膿が出ているという事は根管治療の再治療が治療としては最適なのでしょうか。
お手数をお掛けいたしますが、先生方のアドバイスをいただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
根管治療の再治療につきまして、ご相談させていただければと思います。
上の歯4番(数年前に根管治療済)の歯茎から膿が出たため、歯医者にてCTを取りました。
(痛みはありません)
歯根に膿が溜まったり、根が折れたりはしていないが治療としては再度根管治療が必要とのことでした。
歯周ポケットも4ミリほどとなっているため、歯周病が原因かもしれないと先生は仰っていましたが、CTで歯根に問題がなさそうでも膿が出ているという事は根管治療の再治療が治療としては最適なのでしょうか。
お手数をお掛けいたしますが、先生方のアドバイスをいただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2022-01-28 10:55:11
こんにちは。
歯周病が原因なのか感染根管が原因なのかで治療は全く違ったものになります、不確かな診断で治療を始めてもいい結果は得られません。
歯周病 https://www.yamadashika.jp/perio.html
感染根管治療 https://www.yamadashika.jp/infection.html
歯周病が原因なのか感染根管が原因なのかで治療は全く違ったものになります、不確かな診断で治療を始めてもいい結果は得られません。
歯周病 https://www.yamadashika.jp/perio.html
感染根管治療 https://www.yamadashika.jp/infection.html
回答2
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2022-01-28 12:57:10
> CTで歯根に問題がなさそうでも膿が出ているという事は根管治療の再治療が治療としては最適なのでしょうか
CTの機種、性能、術者の読影能力に差がありますので一概には言えませんが、根管治療されている歯の場合アーチファクトというハレーションみたいなものが写り込んでくるため歯周組織の診断は難しくなると思います。
山田先生の回答に足りないものを追加するとすれば、歯根破折あるいは歯根の亀裂だと思います。こちらは歯周ポケットを測定したときに特徴的な深さになることが多くデンタル撮影すれば診断がより正確になると思います。
またマイクロスコープで注意深く観察すると亀裂線を発見できることもあると思います。
現在の主治医が数年前の根管治療をしたのであれば、その時のレントゲンが残っていることが多いと思います。
そうすると現在のレントゲンと比較すると再根管治療が必要かどうかは判断しやすいと思います。
山田先生の回答の中で
> 不確かな診断で治療を始めてもいい結果は得られません。
について一般論としては正しいと思います。ただどうしても不確かな診断の元に処置を開始する診断的治療が必要なことはたまにあると思います。
例えばインレーの下に亀裂があるかないかなどは一般の開業医にはインレーを外さないと確定できないことはあると思います。
CTの機種、性能、術者の読影能力に差がありますので一概には言えませんが、根管治療されている歯の場合アーチファクトというハレーションみたいなものが写り込んでくるため歯周組織の診断は難しくなると思います。
山田先生の回答に足りないものを追加するとすれば、歯根破折あるいは歯根の亀裂だと思います。こちらは歯周ポケットを測定したときに特徴的な深さになることが多くデンタル撮影すれば診断がより正確になると思います。
またマイクロスコープで注意深く観察すると亀裂線を発見できることもあると思います。
現在の主治医が数年前の根管治療をしたのであれば、その時のレントゲンが残っていることが多いと思います。
そうすると現在のレントゲンと比較すると再根管治療が必要かどうかは判断しやすいと思います。
山田先生の回答の中で
> 不確かな診断で治療を始めてもいい結果は得られません。
について一般論としては正しいと思います。ただどうしても不確かな診断の元に処置を開始する診断的治療が必要なことはたまにあると思います。
例えばインレーの下に亀裂があるかないかなどは一般の開業医にはインレーを外さないと確定できないことはあると思います。
相談者からの返信
相談者:
yama0413さん
返信日時:2022-01-28 13:56:24
山田先生 柴田先生
お世話になっております。
ご多用のところ、ご回答いただきありがとうございます。
膿が出る状態はとても気になるので、先生方のアドバイスを踏まえて再度かかりつけの先生に治療方法について、相談をしてみようと思います、
ありがとうございました。
お世話になっております。
ご多用のところ、ご回答いただきありがとうございます。
膿が出る状態はとても気になるので、先生方のアドバイスを踏まえて再度かかりつけの先生に治療方法について、相談をしてみようと思います、
ありがとうございました。
タイトル | CTで歯根に問題がなさそうでも排膿があれば再根管治療が必要? |
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質問者 | yama0413さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 根管治療の失敗・再治療 |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。