歯列矯正と下顎の位置について

相談者: イチゴ畑620さん (34歳:女性)
投稿日時:2022-01-28 14:35:52
下顎の位置はすぐにずれると思うのですが、矯正中も年単位の治療なのでずれると思うのですが、ずれたらどうするんですか?

矯正装置なしの状態なら、マウスピースをして下顎の位置を正しく誘導しますよね。

顎間ゴムは、顎関節症の症状が見られた場合は中止なのですか?

顎間ゴムを使いすぎると、顎関節症の症状が発現すると聞いたことがあります。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-01-28 14:46:49
こんにちは。

下顎が元々ズレて噛み合わせが出来上がっていた方でしょうか?

通常、成人して骨格が出来上がると、そうそう簡単に下顎の位置はズレません。

ただ、噛み合わせを作っていく長い段階で、歯が硬い組織である為に、顎がズレて噛み合わせが出来上がった人が時々おられます。

そういう方の早期接触部位やクロスバイトを直すと、大きく顎が変位することがあります。

矯正中は噛み合わせを一旦壊しますから、顎がリラックス位置に移動しやすくなります。

リラックス状態を見極めて矯正の治療ゴールを修正したりします。

>顎間ゴムは、顎関節症の症状が見られた場合は中止なのですか?

ゴムの力によりけりです。

強い力がかかるゴムの場合、筋肉を誘導してしまう場合があり治療がややこしくなったりします。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: イチゴ畑620さん
返信日時:2022-01-28 15:10:33
今回初めて投稿しました。

矯正前に顎位を正すマウスピース治療を受けました。
なのでずれていたのだと思うのですが、、

リラックス状態とは、どうやって見極めるんですか?
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-01-29 15:41:31
顎のリラックス状態は、顎関節の動きに無理がなく周囲筋に圧痛やコリがない状態で、再現性が高い位置を目安にすることが多いでしょう。

筋電計を使ったり、顎運動路を計測する方法もあります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: イチゴ畑620さん
返信日時:2022-01-31 18:36:24
回答ありがとうございます。

>顎のリラックス状態は顎関節の動きに無理がなく、周囲筋に圧痛やコリがない状態で、再現性が高い位置を目安にすることが多いでしょう。

これは知っています。

歯医者さんは、みんな筋電計や顎運動路計測器を使うんですか?
こういう機器は知りませんでした。
回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-02-01 08:19:35
歯医者さんは、みんな筋電計や顎運動路計測器を使うんですか?

みんなが使うわけではありません。
計測器具の扱いに慣れていなければ上手くいきませんから、使いたい歯科医院が設備導入し、使い方の指導を受けて上手く使えるように訓練しなければ使えません。

設備導入も、希望しそうな患者さんが継続して多くいると見込まれなければ、されないのが一般的でしょう。

矯正治療で顎運動の不具合が治り、様々な筋の不調が治せますよという事を言っている歯科医院では導入している可能性が高くなるように想像します。

検査に数万円の設定をしてある事が多いので、他より精密検査が数万円高い所が多いように感じています。
矯正治療費も比較的高めに設定される傾向があるでしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: イチゴ畑620さん
返信日時:2022-02-05 14:18:31
船橋先生、ありがとうございます。

そういう機器は、そこまで一般的ではないということでしょうか。


では、矯正中の下顎の位置は、矯正の先生はどうやって決めているのでしょうか?

矯正を始めれば顎はリラックス状態になるから、何もしなくても顎は楽な位置にあるんですか?
回答 回答4
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-02-05 18:09:45
矯正治療顎関節症が治ると言い切らないのが一般的ですから、そこまでの計測を行わない矯正歯科医は多いでしょう。

顎関節はかなり動きが広い関節ですから、適応する位置に微調整しながら治療がされているでしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: イチゴ畑620さん
返信日時:2022-02-06 09:53:25
質問の仕方が悪かったみたいです。

その微調整をどうやってしているのか、具体的に知りたかったんです。

教えてくださった機器以外にありますか。
回答 回答5
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-02-06 10:18:53
>教えてくださった機器以外にありますか。

主に問診、視診、聴診、触診です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: イチゴ畑620さん
返信日時:2022-02-06 12:40:42
歯医者さんが患者の下顎の先を触って力を抜かせようとし、手で顎を最も奥へ押し込んで、(この位置を中心位というんですか?)、そこから2ミリくらい前方で歯が噛みあうようにする。

これは合っていますか?
何かで読みました。

合っているなら、そこからずれないように、問診、視診、聴診、触診で調整していく、ということですか?
回答 回答6
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-02-06 13:10:08
ドーソンテクニックでしょう。

今もされているでしょうが、絶対的なものはありません。

適応を見極める治療になり、必要があれば再度矯正治療をされる場合もあるでしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: イチゴ畑620さん
返信日時:2022-02-06 13:26:31
歯医者さんが患者の下顎の先を触って力を抜かせようとし、手で顎を最も奥へ押し込んで、(この位置を中心位というんですか?)、そこから2ミリくらい前方で歯が噛みあうようにする。

→これをドーソンテクニックというんですか?

矯正医で使う人は少数ですか?



タイトル 歯列矯正と下顎の位置について
質問者 イチゴ畑620さん
地域 非公開
年齢 34歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
歯列矯正のトラブル
回答者




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