レジンの変色、保険と保険外では違いはありますか?

相談者: やみやみさん (28歳:女性)
投稿日時:2022-02-10 06:02:53
はじめまして。


上の左右1から3番までの歯の間に虫歯があり以前、保険レジンを詰めました。

経年劣化により変色してしまい、見た目がかなり気になります。


何度もやり直すのは歯に負担もかかるためネットで検索し保険のレジンより変色しづらいと書いたあったダイレクトボンディングで治療を希望しましたが、受診したクリニックでは大差ないので保険のレジンを勧められました。

変色、着色するまでの期間は保険でも自費のレジンでもあまり差はないのでしょうか。

ご回答よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-02-10 09:36:00
こんにちは。

物性は同一です。

昨今のCRは昔のものよりかなり進化していますから、保険自費も変わらないと説明してくれる歯科医院では保険で充分なのかもしれませんね。

回答 回答2
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2022-02-12 09:47:18
そもそも、保険治療、自費治療と別れているのは日本だけの制度ですが、歯科材料メーカーは世界を市場に開発、販売をしていますからね。


>何度もやり直すのは歯に負担もかかるため

同じ材料でも使用する歯科医師の技術や治療方法によって、寿命や変色は変わってくると思います。

具体的には、ラバーダムなどの防湿や積層充填、セレクティブエッチングなどの手技の違いによって、レジンのポテンシャルをどこまで発揮できているか否かは変わってくると思います。


また、レジンの表面は空気(酸素)と触れている部分には硬化せず未重合な層が残ります。

この未重合層が変色、劣化の原因になります。
したがって未重合層をしっかりと研磨したり、あるいは酸素遮断剤を使用して確実に硬化させるなどの手間によって、レジンの変色は変わってくると思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2022-02-14 21:01:39
保険治療で用いるレジンも 自費治療で用いるレジンも基本的には物性は同じものになりますので、劣化なども同じです。

ただ、一般的には、保険治療と自費治療では同じレジン充填でもそこに”費やす時間”、”かける手間”が異なってくることが多いです

もちろん、”人間が行うこと”なので、医院によってそのあたりのスタンスは異なります。

医院の倫理観によって行うことが大きく異なります。


もちろん、手間をかけて丁寧に行なってレジン充填や研磨はクオリティが高いことが多く、結果として長期的な予後が良好になることが多かったり、また、多くの歯科医師はそれを目標としています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: やみやみさん
返信日時:2022-02-16 23:17:39
ご返答ありがとうございます。


物性よりも手間がとても大切であるということが分かりました。
保険で1カ所治療してもらい、他の箇所は保険にするか自費にするか考えたいと思います。



タイトル レジンの変色、保険と保険外では違いはありますか?
質問者 やみやみさん
地域 非公開
年齢 28歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ レジン(白いプラスチック)
その他(保険と保険外)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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