歯列矯正4年目、奥歯の高さが左右違う
相談者:
ジョウビタキさん (37歳:女性)
投稿日時:2022-02-24 22:02:53
コロナ過における医療提供、感謝申し上げます。
矯正治療4年目。
矯正前、奥歯を抜歯後放置し、左上が斜めに挺出。
その状態で矯正スタートし、倒れていた奥歯を起こした為か、見た目と感覚どちらも「上奥歯の高さが左右で違う」と強く感じるようになりました。
低い右側の顎に痛みがあり、右目の圧迫感や右側後頭部の頭痛や、「顎、目、口、前歯」も斜めになった様に感じ、左右差に変化がない日々に、そろそろ展開を迎えられたらと思っています。
抜歯スペースはまだ5ミリ程閉じていませんが、治療終了予定は過ぎています。
先生に
「左右差に違和感がある事と、最終的に揃うのか」
質問すると、
「今はそんな時期じゃない」
とのお返事。
通院先ではいつも、医学的な説明は頂けません
多忙や完璧主義なのかもしれません。
ある非抜歯矯正の本に、『最初に奥歯の高さを調整する事でスペースがうまれ、そこに歯を並べていく』という手順を読みました。
それを受けて、歯を動かす順番について、出来れば知りたいと思うようになりました。
ですが、質問は出来そうにありません。
最後に奥歯の高さを揃えて見た目が揃っても、手順が正しくない場合は、無理に歯を並べることになり、自然な噛み合わせにはならないのかな?
抜歯している時点で、もう無理に並べるしかないのかな?
それとも、歯根の向きなど、他にも重要ポイントがあり、匠の技で総合判断しているので、手順を聞いた所で治療の良し悪しなど到底理解できないのかな?
と、質問の意義についても考えますが…。
治療開始後から腰痛になり、痛みない睡眠姿勢が分かりません。
口元が貧相で、一番好きだった笑顔が一番嫌いになったことも気にしています。
これは一時的なものか、その感覚自体が間違った認識なのか、確かめていきたい。
歯を動かしたことによって体に起きた変化について、私の体にとってよい変化かどうか、判断材料を少しでも集めたい。治療を続けるか転院するか、決めたいのですが。
質問1)最初の診断以後、治療の進捗具合や状況について、医学的説明を受けられないという理由から、治療が終わるより先に、患者が五感から転院を判断するのは危険なのでしょうか?
質問2)奥歯の高さに左右差がある場合、いつどのように修正していくものなのでしょうか?
手順をお教え頂けませんでしょうか?
質問3)高さの左右差は治療計画に加えず、そのままになる場合もありますか?
他にも、Eラインに唇はもう付いていませんが、まだ前歯を後退させています。
下顎後退による上顎前突の診断で、元々Eライン上に唇がある程度の突出でした。
前歯を3ミリ後退させる計画ですが、時々撮影する写真や目視以外に、移動距離の確認方法が分かりません。
レントゲンは、1年半程前に一度取りました。
質問4)歯の移動距離は、治療途中、どう計測(確認)されているのでしょうか?
お忙しい中恐縮ですが、ご回答頂けましたら、どうぞ宜しくお願い致します。
矯正治療4年目。
矯正前、奥歯を抜歯後放置し、左上が斜めに挺出。
その状態で矯正スタートし、倒れていた奥歯を起こした為か、見た目と感覚どちらも「上奥歯の高さが左右で違う」と強く感じるようになりました。
低い右側の顎に痛みがあり、右目の圧迫感や右側後頭部の頭痛や、「顎、目、口、前歯」も斜めになった様に感じ、左右差に変化がない日々に、そろそろ展開を迎えられたらと思っています。
抜歯スペースはまだ5ミリ程閉じていませんが、治療終了予定は過ぎています。
先生に
「左右差に違和感がある事と、最終的に揃うのか」
質問すると、
「今はそんな時期じゃない」
とのお返事。
通院先ではいつも、医学的な説明は頂けません
多忙や完璧主義なのかもしれません。
ある非抜歯矯正の本に、『最初に奥歯の高さを調整する事でスペースがうまれ、そこに歯を並べていく』という手順を読みました。
それを受けて、歯を動かす順番について、出来れば知りたいと思うようになりました。
ですが、質問は出来そうにありません。
最後に奥歯の高さを揃えて見た目が揃っても、手順が正しくない場合は、無理に歯を並べることになり、自然な噛み合わせにはならないのかな?
抜歯している時点で、もう無理に並べるしかないのかな?
それとも、歯根の向きなど、他にも重要ポイントがあり、匠の技で総合判断しているので、手順を聞いた所で治療の良し悪しなど到底理解できないのかな?
と、質問の意義についても考えますが…。
治療開始後から腰痛になり、痛みない睡眠姿勢が分かりません。
口元が貧相で、一番好きだった笑顔が一番嫌いになったことも気にしています。
これは一時的なものか、その感覚自体が間違った認識なのか、確かめていきたい。
歯を動かしたことによって体に起きた変化について、私の体にとってよい変化かどうか、判断材料を少しでも集めたい。治療を続けるか転院するか、決めたいのですが。
質問1)最初の診断以後、治療の進捗具合や状況について、医学的説明を受けられないという理由から、治療が終わるより先に、患者が五感から転院を判断するのは危険なのでしょうか?
質問2)奥歯の高さに左右差がある場合、いつどのように修正していくものなのでしょうか?
手順をお教え頂けませんでしょうか?
質問3)高さの左右差は治療計画に加えず、そのままになる場合もありますか?
他にも、Eラインに唇はもう付いていませんが、まだ前歯を後退させています。
下顎後退による上顎前突の診断で、元々Eライン上に唇がある程度の突出でした。
前歯を3ミリ後退させる計画ですが、時々撮影する写真や目視以外に、移動距離の確認方法が分かりません。
レントゲンは、1年半程前に一度取りました。
質問4)歯の移動距離は、治療途中、どう計測(確認)されているのでしょうか?
お忙しい中恐縮ですが、ご回答頂けましたら、どうぞ宜しくお願い致します。
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-02-24 23:05:48
こんにちは。
矯正治療途中ですよね?
〉抜歯スペースはまだ5ミリ程閉じていませんが、治療終了予定は過ぎています。
治療終了予定はあくまでも予定であり、予定通り進まない事が矯正治療にはあると理解された上で治療を開始されましたか?
〉質問1
治療途中で、ご自身の一方的な希望により転院をご希望でしたら、まず話し合いが必要でしょう。
そして、装置を外してもらい、精算し、ご自身で転院先歯科医院を探されなくてはいけないですよね?
多くのケースで、治療が終了しなくても治療費はほぼ返って来ないように想像します。
ブラケット矯正でしょうか?
装置は最初に付けてありますから技術料を含めて装置代の返金はないですし、既に受けた治療や検査費は返金されませんし、今後必要となるその歯科医院での治療費が要らなくなるくらいで、装置除去の技術料が追加で必要になるのではないでしょうか?
そこで新たに転院された場合は転院先では再矯正の初診ですから、何も矯正を行っていないケースより、条件が悪くなってからの治療となっていて(矯正前になかった不定愁訴が出ていたり、歯根が短くなっていたり=矯正治療にはつきものです)新たに必要な費用が高くなるかもしれませんよね。(そもそもが新たな受け入れ先では、初診扱いに戻るので各種検査費用から再度必要になる)
またケースとして、新たに受け入れてくれる歯科医院を探し難くなっているかもしれません。
このように、患者都合による途中転院が想像以上に難しいのが矯正治療でしょう。
〉質問2
抜歯スペースがあるのであれば、とりあえずスペースクローズが先行するように想像します。
大抵の場合、きちんと安定する位置で咬まさないと(窩対咬頭が望ましい)、斜面で噛んでいるとその分は噛み合わせが高くなってますからね。
対抗関係が良い位置で咬ませれば良いのか?アンカースクリューなどを併用して圧下と挺出を加えるのか?顎の位置から変えるのか?何がどうなっていてどうすれば良いのか?はケースバリエーションがありすぎてわかりません。
〉質問3
〉質問すると、
「今はそんな時期じゃない」
とのお返事。
とありますから、今ではなく後に修正することになるのではないでしょうか?
〉質問4
矯正で撮る写真やレントゲンは規格撮影ですから、重ね合わせで確認できるでしょう。
矯正治療途中ですよね?
〉抜歯スペースはまだ5ミリ程閉じていませんが、治療終了予定は過ぎています。
治療終了予定はあくまでも予定であり、予定通り進まない事が矯正治療にはあると理解された上で治療を開始されましたか?
〉質問1
治療途中で、ご自身の一方的な希望により転院をご希望でしたら、まず話し合いが必要でしょう。
そして、装置を外してもらい、精算し、ご自身で転院先歯科医院を探されなくてはいけないですよね?
多くのケースで、治療が終了しなくても治療費はほぼ返って来ないように想像します。
ブラケット矯正でしょうか?
装置は最初に付けてありますから技術料を含めて装置代の返金はないですし、既に受けた治療や検査費は返金されませんし、今後必要となるその歯科医院での治療費が要らなくなるくらいで、装置除去の技術料が追加で必要になるのではないでしょうか?
そこで新たに転院された場合は転院先では再矯正の初診ですから、何も矯正を行っていないケースより、条件が悪くなってからの治療となっていて(矯正前になかった不定愁訴が出ていたり、歯根が短くなっていたり=矯正治療にはつきものです)新たに必要な費用が高くなるかもしれませんよね。(そもそもが新たな受け入れ先では、初診扱いに戻るので各種検査費用から再度必要になる)
またケースとして、新たに受け入れてくれる歯科医院を探し難くなっているかもしれません。
このように、患者都合による途中転院が想像以上に難しいのが矯正治療でしょう。
〉質問2
抜歯スペースがあるのであれば、とりあえずスペースクローズが先行するように想像します。
大抵の場合、きちんと安定する位置で咬まさないと(窩対咬頭が望ましい)、斜面で噛んでいるとその分は噛み合わせが高くなってますからね。
対抗関係が良い位置で咬ませれば良いのか?アンカースクリューなどを併用して圧下と挺出を加えるのか?顎の位置から変えるのか?何がどうなっていてどうすれば良いのか?はケースバリエーションがありすぎてわかりません。
〉質問3
〉質問すると、
「今はそんな時期じゃない」
とのお返事。
とありますから、今ではなく後に修正することになるのではないでしょうか?
〉質問4
矯正で撮る写真やレントゲンは規格撮影ですから、重ね合わせで確認できるでしょう。
相談者からの返信
相談者:
ジョウビタキさん
返信日時:2022-03-02 23:17:17
Dr.ふなちゃん先生
さいしょに。
綿密なご回答を頂き、それぞれの内容が貴重で、質問全てよく解決しただけではなく、治療中に感じていた違和感についても理解できるセオリーのように感じました。
手落ちがある部分もフォローしてご回答頂きまして、誠にありがとうございました。
質問2のご回答から、治療の手順は問題ないと分かり、とても安心致しました。
親切で有益なレスポンスを、ご多忙中にもかかわらず早急にしていただきました、Dr.ふなちゃん先生と、これまで治療をして頂いた通院先に、感謝の気持ちで一杯です。
先生直々にご回答頂ける歯チャンネルさんのシステムに大変救われましたことへも、深くお礼申し上げます。
2年前も行動しましたが「違和感の原因」を掴めず、解決策を見つけたいが違和感への確証も得られず、前回行動して何も変わらなかった事から、自信も方向性も見いだせないでいました。
ご回答を教科書として疑問と照らし合わせた結果、
〉対抗関係が良い位置で咬ませれば良いのか?アンカースクリューなどを併用して圧下と挺出を加えるのか?顎の位置から変えるのか?何がどうなっていてどうすれば良いのか?はケースバリエーションがありすぎてわかりません。
というご回答に対して、「私の治療目標はどうか」「どこに奥歯を合わせるのか(顎の位置)」を確認していく事が、違和感の解決に繋がる、という方向性を見出せました。
この問題は、歯列矯正を始めた時の「私の目的や姿勢」にまで及び、治療希望が独り歩きして先行し、本来基盤となるはずの「歯並びについての検査結果」、「どこに問題があり、どのように修正すれば良いか」を慎重に伺う事を疎かにしていたと反省しました。
そして、治療前「治療内容を十分に確認することなく、明瞭にしていない部分を抱えたまま治療を始めた」事で、今に繋がったと振り返ります。
自分自身で、「治療歴、歯の悩み、どうなりたいか、その為に求めている歯科治療、大切なので守りたいこと」について明らかにする。
歯科医院で、歯並びについての検査結果や必要な治療内容を慎重に伺う。
このどちらも怠らず、注意深く重ね合わせ情報を整理することで、納得いく治療を選択でき、治療内容を信じて前向きに治療を進める事が出来るのかもしれないと感じました。
さいしょに。
綿密なご回答を頂き、それぞれの内容が貴重で、質問全てよく解決しただけではなく、治療中に感じていた違和感についても理解できるセオリーのように感じました。
手落ちがある部分もフォローしてご回答頂きまして、誠にありがとうございました。
質問2のご回答から、治療の手順は問題ないと分かり、とても安心致しました。
親切で有益なレスポンスを、ご多忙中にもかかわらず早急にしていただきました、Dr.ふなちゃん先生と、これまで治療をして頂いた通院先に、感謝の気持ちで一杯です。
先生直々にご回答頂ける歯チャンネルさんのシステムに大変救われましたことへも、深くお礼申し上げます。
2年前も行動しましたが「違和感の原因」を掴めず、解決策を見つけたいが違和感への確証も得られず、前回行動して何も変わらなかった事から、自信も方向性も見いだせないでいました。
ご回答を教科書として疑問と照らし合わせた結果、
〉対抗関係が良い位置で咬ませれば良いのか?アンカースクリューなどを併用して圧下と挺出を加えるのか?顎の位置から変えるのか?何がどうなっていてどうすれば良いのか?はケースバリエーションがありすぎてわかりません。
というご回答に対して、「私の治療目標はどうか」「どこに奥歯を合わせるのか(顎の位置)」を確認していく事が、違和感の解決に繋がる、という方向性を見出せました。
この問題は、歯列矯正を始めた時の「私の目的や姿勢」にまで及び、治療希望が独り歩きして先行し、本来基盤となるはずの「歯並びについての検査結果」、「どこに問題があり、どのように修正すれば良いか」を慎重に伺う事を疎かにしていたと反省しました。
そして、治療前「治療内容を十分に確認することなく、明瞭にしていない部分を抱えたまま治療を始めた」事で、今に繋がったと振り返ります。
自分自身で、「治療歴、歯の悩み、どうなりたいか、その為に求めている歯科治療、大切なので守りたいこと」について明らかにする。
歯科医院で、歯並びについての検査結果や必要な治療内容を慎重に伺う。
このどちらも怠らず、注意深く重ね合わせ情報を整理することで、納得いく治療を選択でき、治療内容を信じて前向きに治療を進める事が出来るのかもしれないと感じました。
タイトル | 歯列矯正4年目、奥歯の高さが左右違う |
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質問者 | ジョウビタキさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 37歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 歯列矯正のトラブル |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。