半分に割った親知らずの半分をそのまま残すという選択
相談者:
淳二さん (41歳:男性)
投稿日時:2022-03-04 18:07:32
はじめまして。
右の親知らずの歯茎が炎症を起こす為、7か月ぐらい前に治療をしてもらいました。
口腔外科に紹介していただき治療していただきました。
神経に根っこがかなり近い為、そのまま抜くと神経麻痺を起こす可能性があるため、歯の半分をとり、神経に接している半分が抜いたスペースに移動してから半分を抜歯する方法をとりましょうとのことでした。
経過観察の結果、三か月後、半年後ともに移動なしでした。
欧米ではそのまま半分残すのが主流であると説明をうけ、とりあえず次回の検査まで様子をみるとのことでした。
このままでなにもリスクがなければ痛い思いをすることもないし、このままでいいと思うのですが。
二点ほどご質問させてください。
●半分の歯は歯茎に包まれていくと思うのですが、その歯は今で虫歯になっていなければ、虫歯などになる可能性はありませんか?
●残った半分を欧米ではそのまま、日本では抜くというのはやはり抜いたほうがメリットがあるからですか?
一回目抜いた時、かなり腫れて大変だったので今度の検査で移動しなければ、もう一度先生の意見を聞いてそのままにしようかと思っています。
ご回答いただければ嬉しいです。
右の親知らずの歯茎が炎症を起こす為、7か月ぐらい前に治療をしてもらいました。
口腔外科に紹介していただき治療していただきました。
神経に根っこがかなり近い為、そのまま抜くと神経麻痺を起こす可能性があるため、歯の半分をとり、神経に接している半分が抜いたスペースに移動してから半分を抜歯する方法をとりましょうとのことでした。
経過観察の結果、三か月後、半年後ともに移動なしでした。
欧米ではそのまま半分残すのが主流であると説明をうけ、とりあえず次回の検査まで様子をみるとのことでした。
このままでなにもリスクがなければ痛い思いをすることもないし、このままでいいと思うのですが。
二点ほどご質問させてください。
●半分の歯は歯茎に包まれていくと思うのですが、その歯は今で虫歯になっていなければ、虫歯などになる可能性はありませんか?
●残った半分を欧米ではそのまま、日本では抜くというのはやはり抜いたほうがメリットがあるからですか?
一回目抜いた時、かなり腫れて大変だったので今度の検査で移動しなければ、もう一度先生の意見を聞いてそのままにしようかと思っています。
ご回答いただければ嬉しいです。
相談者からの返信
相談者:
淳二さん
返信日時:2022-03-04 19:24:49
回答1
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2022-03-04 20:57:13
>半分の歯は歯茎に包まれていくと思うのですが、その歯は今で虫歯になっていなければ、虫歯などになる可能性はありませんか?
歯ぐきに包まれていても、
唾液が浸入する経路があれば虫歯になる可能性はあると思います。
完全に骨に包まれればならないと思います。
>完全に歯が歯茎などに包まれたら、感染のリスクもなくなるのではと思ってしまいます。
上述のように骨に囲まれれば大丈夫ですが、そうでない場合は少ないけれど可能性は残ると思います。
歯ぐきに包まれていても、
唾液が浸入する経路があれば虫歯になる可能性はあると思います。
完全に骨に包まれればならないと思います。
>完全に歯が歯茎などに包まれたら、感染のリスクもなくなるのではと思ってしまいます。
上述のように骨に囲まれれば大丈夫ですが、そうでない場合は少ないけれど可能性は残ると思います。
相談者からの返信
相談者:
淳二さん
返信日時:2022-03-04 21:54:37
回答2
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2022-03-05 11:51:01
むし歯の定義なんですが、むし歯菌が産生する酸による歯の硬組織の脱灰がスタートなんじゃないかと思いますが、それだと埋伏状態の歯では(嫌気的な環境の上、栄養源の炭水化物の供給もほとんどないため)起こらないんじゃないかと思います。
でも、そういった意味合いの質問ではないですよね。
感染のリスクといった意味で回答させていただきますが、抜歯を一度行ったという段階ですでに残った根の部分も細菌は確実に付着しますし、それを完全に除去することは不可能です。
つまり一見治癒したように見えても、細菌が0になっているわけではないということになります。
ですので、完全に骨の中に埋伏していようがいまいが、炎症の再燃のリスクは0にはなりません。
でも、そういった意味合いの質問ではないですよね。
感染のリスクといった意味で回答させていただきますが、抜歯を一度行ったという段階ですでに残った根の部分も細菌は確実に付着しますし、それを完全に除去することは不可能です。
つまり一見治癒したように見えても、細菌が0になっているわけではないということになります。
ですので、完全に骨の中に埋伏していようがいまいが、炎症の再燃のリスクは0にはなりません。
相談者からの返信
相談者:
淳二さん
返信日時:2022-03-05 21:37:24
回答3
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2022-03-07 11:09:13
3ヶ月から半年もすれば、一見戻ったようになることが多いです。
どの程度骨に置き換わるかは個人差がありますが、個人的な経験上からは年齢の要素が大きいように感じます。
ですので、淳二さんの場合は骨に置き換わることはあまり期待できないように思われます。(経験に基づく個人的な推測ですので、あまりあてにはならないかもしれません。)
あと、もしのう胞になったら学会報告モノかと。(非常にレアだという意味です)
どの程度骨に置き換わるかは個人差がありますが、個人的な経験上からは年齢の要素が大きいように感じます。
ですので、淳二さんの場合は骨に置き換わることはあまり期待できないように思われます。(経験に基づく個人的な推測ですので、あまりあてにはならないかもしれません。)
あと、もしのう胞になったら学会報告モノかと。(非常にレアだという意味です)
相談者からの返信
相談者:
淳二さん
返信日時:2022-03-07 11:22:15
タイトル | 半分に割った親知らずの半分をそのまま残すという選択 |
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質問者 | 淳二さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 41歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯後の痛み・異常・トラブル 抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 親知らずの抜歯 親知らず抜歯後の後遺症・トラブル |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。