歯科治療でゴールドはセラミックや銀より良いのでしょうか?

相談者: Vmasaさん (22歳:男性)
投稿日時:2022-03-13 14:44:30
ゴールドとセラミック、銀について、相談させていただきます。

医学部生ですが、奥歯に痛みがあり、歯学部の先輩の実家の歯科医院で治療していただくことになりました。

歯に関して無頓着で、たまに歯が痛んだりすることはあったのですが、高校以来約5年ぶりに歯の治療をすることになったのですが、左下7番と左上7番が、歯髄まで感染して歯根の先に膿がたまってしまっており、抜髄して根管治療をすることになりました。

また、左上6番は、一度根管治療をしたのですが、膿がたまってしまっており、治療してもらうことになりました。

その他、右上7番と右下7番、左上4番5番がC2で治療をします。
右下7番は、既に抜いたのですが親知らずの関係でむし歯が歯髄にかかるかどうかというところまできているようで、場合によっては部分的に歯髄を取り除く可能性もありうるということでした(そうなっても全部抜かずに一部は保存するようです)。

左上4番5番は、コンポジットレジンで治療できるようですが、根管治療をする左下7番と左上6番7番を被せる冠、右上7番と右下7番を被せるアンレー自由診療のものが良いでしょうということでした。

そこで、全てゴールドにするのがお勧めで、次に上をゴールド、下はジルコニアにするのが良いかもしれないということです。

実は、今回再治療をする右上6番の他、左上の6番、左下の6番は、高校時代に根管治療をしてあり、保険診療の銀の冠を被せています。
右下6番も銀のインレーを詰めています。

そのような様子からも、下を含めて白にこだわらなくてより寿命の長いゴールドが一番お勧めだということでした。

今後、今ある銀の冠やインレーをセラミックにする予定もないので、ゴールドにしようかと思っていますが、やはり他の歯に銀があっても、セラミックの方が目立たないでしょうか。

色々聞いていて、息子(歯学部の先輩)もゴールドでいくつか治療しているよ、といわれたのですが、ゴールドはセラミックよりも一般的には優れているのでしょうか。
22歳でゴールドは珍しいでしょうか。

また、今回は特別に材料費だけで治療してくださるということで、アルバイトで貯めているお金で賄おうと思っていますが、それでも高額です。
保険診療の銀とゴールドでは、お金の差くらいの違いがあるのでしょうか。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-03-13 15:41:12
こんにちは。

お口の中がかなり虫歯リスクが高い状態のようですね。

医師になられたら予防医学に関しては、卒後自分が好んで学ぶか?どうか?で一生学ばないかもしれませんが、歯科の場合は昨今予防歯学の分野が盛んになっています。

一旦大きな虫歯になると外科的に除去と物理的修復しかできませんから、治療後は虫歯を作らない、ならない食生活と生活習慣を身につけて行ってください。

お書きになっている銀歯とは、日本の保険収蔵の主力の金銀パラジウム合金の事ではないか?と想像していますが、金属高騰により保険診療では赤字に転落してしまう為、昨今は別の材料への転換が図られて来ています。

冠の場合は、似たような銀色ですがチタン冠が保険適用になりました。

また、CAD/CAM冠やインレーが保険適用になる方向で、歯科医院の負担の軽減(国策による赤字にならないように)が図られるようです。

金は元々保険適用外ですから、制度政策による影響を受けにくい修復材料になると思います。

世界中で昔から用いられている材料で、歯科医は好んで自分の身内の診療に使います。

材料費だけで良いとされたのも保険適用外治療だからでしょう。

金で良いのではないでしょうか?




タイトル 歯科治療でゴールドはセラミックや銀より良いのでしょうか?
質問者 Vmasaさん
地域 非公開
年齢 22歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 補綴関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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