[写真あり] 日本と米国の歯科医の再根管治療の成功率 (米国)

相談者: Julyさん (54歳:女性)
投稿日時:2022-03-26 09:03:31
1990年代、日本で右上4番の神経を抜いてもらい、しばらくフィステルがありましたがそのうち膿が出なくなり、歯茎を押すと痛むだけで日常生活に困らなかったため放置していました。

最近歯茎の痛みが気になりだしたので専門医に診てもらいました。
今はアメリカ在住です。

抜歯してインプラントか、再根管治療の2択を示され、根管治療の成功率は初めてなら95%だけれど再治療では85%ほどに下がるとのことでした。


そこで質問なのですが、日本で根管治療した歯の再治療の場合、日本の先生にやってもらうのとアメリカの先生にやってもらうのでは、成功率に差がありますか?

古い詰め物を外すのに歯が折れる心配もあると読んだので、もしかしたら日本の古い治療法を熟知している先生の方が古い歯の再治療はうまいのかなと思いました。。。

私の場合、アメリカで再治療してもらっても問題ないと思われますか?
ご意見伺えたらうれしいです。

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回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2022-03-26 09:32:32
おはようございます。

どのような治療も結局術者の技術次第ですから、味噌も糞も一緒にした成功率なんてあてになりません、親切で腕のいいDrに巡り合えるかどうかが成功の鍵です。

>日本で根管治療した歯の再治療の場合、日本の先生にやってもらうのとアメリカの先生にやってもらうのでは成功率に差がありますか?

比較しても意味はないでしょう。

>古い詰め物を外すのに歯が折れる心配もあると読んだので

個人的には根管治療をやりたくないDrの屁理屈だと考えています。

コアを除去しての根管治療 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=270 

>もしかしたら日本の古い治療法を熟知している先生の方が、古い歯の再治療はうまいのかなと思いました。。。

???

>アメリカで再治療してもらっても問題ないと思われますか?

親切で腕の確かなDrであれば国?人種は関係ありません。

レントゲンについての個人的な見解は、2011のレントゲンでそもそも治療ができていません、それなりの歯科医がやり直せば確実に治ると思います。

フィステル http://yamadashika.jugem.jp/?eid=3474

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2022-03-26 15:50:47
こんにちは

>日本で根管治療した歯の再治療の場合、日本の先生にやってもらうのとアメリカの先生にやってもらうのでは成功率に差がありますか?
 
日本の先生というのは、保険治療でしょうか!?
保険治療設定であれば、アメリカの専門医の先生の方が成功率は高いと思いますよ。
  
日本の保険治療の根管治療の成功率はざっくり50%程度で、日本の保険治療が勝っているのは1/10以下で済むという治療費の安さですね。
 

>古い詰め物を外すのに歯が折れる心配もあると読んだので、もしかしたら日本の古い治療法を熟知している先生の方が古い歯の再治療はうまいのかなと思いました。。。

レントゲンを見る限り日本、アメリカ関係なく極々一般的な根管治療になると思います。
 

個人的には、日本にいつも見てもらっているかかりつけの先生がいないのであれば、お住いの地域で治療された方がいいような気はします。
 
今回の場合、根管治療後にクラウンまで入れようとすると急ぎで治療しても、1カ月近くは日本に滞在する必要はあるかと思います。
 
また病変の治癒経過を追うと、半年から1年は経過をみる必要があります。
 

山田先生の

>レントゲンについての個人的な見解は、2011のレントゲンでそもそも治療ができていません

ですが、
 
個人的には根管充填材の入りだけでいえば、綺麗な治療がしてあると思いますよ。
(ただ結果的に治っていないだけで手を抜いているような治療には思えません) 


おだいじに

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2022-03-26 17:23:08
井野先生の回答にもあるように、アメリカの専門医ならば安心して任せていいかと思います。
85%の成功率だとしても残りの15%が抜歯になる訳ではないと思います。

運悪くその15%になったとしても、外科的な歯内療法=歯根端切除術をすればほぼ確実(90%)に治ると思います。

この治療は1990年代となると、25年から30年もの間支障なく使えたという事は素晴らしい治療法だと思います。

またメタルコアは、アメリカの専門医なら簡単に外せる状態だと思います。

日本の保険診療での根管治療の位置付けが、どうしてこんなに低いのか本当に頭に来ています。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2022-03-26 17:29:55
>綺麗な治療がしてあると思いますよ。

下手くそ。

回答 回答5
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2022-03-26 19:32:07
角度を変えてX線撮影すれば、治療の出来具合のある一面がわかるかもしれないですけどね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Julyさん
返信日時:2022-03-26 21:03:46
先生方、お忙しいところご回答ありがとうございました。

山田先生、

>2011のレントゲンでそもそも治療ができていません、それなりの歯科医がやり直せば確実に治ると思います。

説明不足ですみません。治療は1990年代で、2011年の写真は他の歯の治療で行った歯医者で撮られたものです。
再治療を勧められましたが、それまで20年も痛みなく機能していたのでお断りし、経過観察のみで過ごしてきました。

それなりの歯医者さんかどうかの見極めは難しいですが、今回ちゃんと説明してくれたアメリカの先生を信じてやってもらおうと思います。


井野先生、

>日本の先生というのは保険治療でしょうか!?

自費で短期治療ができる歯医者さんを考えてました。
3Dでクラウンも1日でできるところがあるようなので、2-3日の滞在で済むかなと。

>レントゲンを見る限り日本、アメリカ関係なく極々一般的な根管治療になると思います。
>個人的には、日本にいつも見てもらっているかかりつけの先生がいないのであれば、お住いの地域で治療された方がいいような気はします。

そうですか。
特に癖のある歯でないようで安心しました。
日本には数日しかいられないので、やっぱり地元で治療を受けることにします。


柴田先生、

>この治療は1990年代となると25年-30年もの間支障なく使えたという事は素晴らしい治療法だと思います。

あの頃は保険治療しか選ばなかったので、治療して下さった先生に感謝ですね。

>またメタルコアは、アメリカの専門医なら簡単に外せる状態だと思います。

これを聞けて安心しました。
日本人があまりいない地域に住んでいるので、アメリカの先生は大昔日本で治療された歯(見慣れぬ素材、削り方など)に戸惑ってしまうのではないかと心配してしまいました。


藤森先生、

CTも撮影されたのですが、画像が手元にありません。
すみません。
回答 回答6
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-03-27 07:56:40
こんにちは。

>日本の先生にやってもらうのと、アメリカの先生にやってもらうのでは成功率に差がありますか?

アメリカでは一般歯科医根管治療を積極的に行わず、抜歯してインプラントにすることが多いですね。

根管治療はエンド(歯内療法)の専門医が行わないと後のトラブルになりますから(根管治療費が日本の10倍以上と高い上、抜髄から年数が経つほど成功し難くなる為、訴訟の対象になりやすい為)よく勧められるのは、抜歯してインプラントだと思います。

大学でも長期予後が確かで、コスパがより良い治療を何故選択しないのだ?とよく指導されています。

日本は信じられないくらい安価な技術量で保険医がよくやってくれています。

そのかわり、数ヶ月かけるのが当たり前になっています。

回答 回答7
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2022-03-27 10:33:50
「やり直し根管治療で、費用の高い米国vs.安い(保険)日本ですが、コスパは米国に分があるように思う」と誰かが言ってました。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Julyさん
返信日時:2022-03-27 22:02:32
ふなちゃん先生、
コメントありがとうございます。

今回行ったクリニックは、Endodontic専門でインプラントはやっていないので、再根管治療をインプラントと同等の選択肢に入れてくれたのかもしれませんね。
第3の選択肢としてブリッジもあるけど勧めないとおっしゃってました。


藤森先生、
コメントありがとうございます。

やり直し根管治療で、費用の高い米国 vs. 同等の費用(自費治療)日本だったら同じと考えても良いんでしょうかね。
回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2022-03-28 08:59:34
正直なんちゃって自費根管治療もありますので、日本での受診なら根管治療しかやらない専門医以外は費用対効果が低い場合があると思います。

一度目の根管治療は丁寧にされていると思います。
ほぼほぼニッケルチタンファイルのない時代に、根管形態を大きく変えずに湾曲根管を治療されていると思います。

この先生が未だに現役だと良いのですが。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Julyさん
返信日時:2022-03-29 04:22:43
柴田先生、
コメントありがとうございます。

>なんちゃって自費根管治療もありますので、日本での受診なら根管治療しかやらない専門医以外は費用対効果が低い場合があると思います。

自費治療でも残念な結果になる可能性があるのですね。

>この先生が未だに現役だと良いのですが。

今は息子さんらしき方が院長なので、たぶん御引退されているようです。
残念です。



タイトル [写真あり] 日本と米国の歯科医の再根管治療の成功率 (米国)
質問者 Julyさん
地域 非公開
年齢 54歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
その他(歯科医師関連)
その他(写真あり)
アメリカ(米国)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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