6番。銀歯をセラミックにしたいがデメリットを強調された

相談者: ちゃんりんさん (27歳:男性)
投稿日時:2022-04-09 00:10:30
銀歯セラミックについての質問をさせていただきます。

右上5番の歯に詰めていた、銀色のインレーが外れてしまったことをきっかけに歯医者に通い始めました。

私は虫歯になりやすく、左右ともに上は4番から7番まで、下も5番から7番まで銀色のインレーとアンレークラウンになっています。

彼女や友人に、銀歯が多いというようなことを何度か言われたこともあり、今回思いきって銀歯をセラミックにしてみようかと思いました。

まず、右上の5番の歯は現在神経の治療をしていますが、歯医者さんからはCADCAM冠という白いものにできるがセラミックとは比べ物にならないといわれ、そこをセラミックの被せものにしようかと考えています。

ただ、右上の4番と左上の5番は、アンレーですが、少し先生にセラミックにできないか聞いたところ、セラミックにすると冠(クラウン)にしないといけないといわれました。

また、左右上下、6番と7番はすべて銀色のクラウンで、6番は少なくとも目立つので変えたいと思っていたのですが、意外と歯医者さんが、6番と7番はすべて神経が処置されていて変えること自体リスクがあるし、セラミックは銀歯より強度が劣り、かつ6番は一番力が入る歯で…と、わりとデメリットを強調されていました。

たしかに、余計に歯を削ったり、セラミックをいれてすぐに壊れたりしたら困ります。
このような状態だと、あまりセラミックはよくないのでしょうか。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-04-10 13:18:11
こんにちは。

昨今は、保険の銀歯は好まれなくなってきていますが、金属とセラミックの比較を行うとそれぞれにメリットデメリットがあります。

金属は薄くても割れたり欠けたりという事は滅多にありません。
とはいえ、穴が開くほどすり減らす人もたまにおられます。

従来から日本の保険診療は金銀パラジウム合金を多用しており多くの保険医はその治療に精通して慣れています。
それは保険技工物を作製している技工士も同じです。

昨今、新たな材料がどんどん開発されそれに関する設備投資をしっかり行ったり勉強をし習熟する時間を保険医がどれだけ取れているか?によって歯科医がお勧めする治療法が大きく異なるのは致し方ないように感じます。

昨今、保険適用されたものとして、CAD/CAM冠とCAD/CAMインレーがあります。
これらは最後臼歯である7番がすべて残存している場合に適用可能になっています。

日本の場合、保険導入されますと各メーカーが開発競争を繰り広げるのでより良い素材が勝ち残っていく傾向があります。

もう少し様子見をして評価が安定して随時変更していかれてもよいのかもしれませんね。




タイトル 6番。銀歯をセラミックにしたいがデメリットを強調された
質問者 ちゃんりんさん
地域 非公開
年齢 27歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 保険のクラウン(奥歯:銀歯)
オールセラミック(陶器の被せ物)
クラウンの作り直し・再治療
補綴関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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