ジルコニアクラウンのクリーニングで薄くなったのでは?

相談者: にのたんさん (57歳:女性)
投稿日時:2022-04-30 12:50:37
10年前から数本クラウンにしています。

先日歯科医定期検診でクリーニングをしましたが、先端がゴムのような物で

「磨いていきます」

衛生士さんに言われ、磨いていただいたのですが、歯みがき粉が付けられていないのか(歯みがき粉の味がしなかった)?又は磨いている時間がとても長いせいなのか、摩擦で焦げた匂いがしてきて、クリーニングが終わった後にクラウンを確認したらだいぶ薄くなってしまいました。


虫歯などでお世話になっている別の歯科医院の先生から以前

「クラウンは汚れない」

と言われたことがありますが、クラウンを先端がゴムのような物で15分以上磨くということは通常でしょうか?


今後の参考にしたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-05-01 22:24:31
こんにちは。


ジルコニアは汚れがつきにくい材料ですが、全くつかないわけではありません。

特にジルコニアボンド(セラミックを焼き付けたジルコニア)はジルコニアより平滑ではない為と経年的にセラミックにミクロの剥がれが生じる為お、手入れ不足の歯よりはマシですが汚れが付きます。


10年前のジルコニアといえば、世代が若くまだジルコニア単体では不気味なテカリが出ていた世代のものではないか?と想像できます。

その為、ジルコニアボンドか、ジルコニアにセラミックの釉薬を塗り焼き付けておいたものではないか?と想像できます。


今の新しい世代のジルコニアはモノリシックで研磨だけで歯に非常に似た光沢と色調が出るように改良に改良が重ねられてきています。
更に進化していくでしょう。



さて、摩擦で焦げた匂いがしてきてという事ですが、ジルコニアは有機質ではない為研磨で焦げた臭いは生じないでしょう。
ゴムの方が焦げたのかもしれませんね。

または、歯が歯茎と修復物の極から出てきていて歯が焦げた臭いを生じたのかもしれませんね。


15分時間と手間暇をかけて研磨が必要だったのはどういう状態になっていたのか?について想像してみましたが、あいにくわかりませんでした。

受けられた治療についてご不安があれば、直接歯科衛生士にお尋ねになる方が良いように思いました。


クラウンがどんな状態になっていて治療によりどのように変化したのか?について確認しておかれると安心につながるのではないでしょうか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: にのたんさん
返信日時:2022-05-01 23:08:22
ふなちゃん先生

こんばんは。

ご回答いただき、ありがとうございました。
ジルコニアも進化しているのですね。


ここ数日、薄くなってしまったジルコニアを見ては元気をなくしていましたが、ふなちゃん先生に回答をいただき、少し元気をいただきました。

焦げた匂いがした時点で、質問すれば良かったととても後悔しています。
その歯科医院へ行くのが怖くなってしまいました。


次の検診までまだ時間がありますので、今後どこで定期検診を受けるか考えたいと思います。

ふなちゃん先生

貴重なお時間を使っていただきまして、感謝しております。



タイトル ジルコニアクラウンのクリーニングで薄くなったのでは?
質問者 にのたんさん
地域 非公開
年齢 57歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ ジルコニアクラウン
回答者




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