今までの歯科治療で歯科不信が強く、今後どう治療してよいか判らない

相談者: しょくぱんまんさん (37歳:女性)
投稿日時:2022-05-12 15:17:16
はじめまして。
長くなりますが、良心的な歯医者さんに巡り合えることを願って相談させて下さい。
ただただ、毎日歯に悩まず、笑顔で子育てをしたいだけなのです。


小学3年生頃に左上の2番(側切歯)の虫歯の治療後にうずくような痛みがあって、治療してもらった病院で相談すると

「気になるなら神経抜くしかないね」

と、小学生で神経を抜き差し歯になりました。
まだ小さかった私は神経を抜くことが見た目が変わり歯の寿命が短くなることも知りませんでした。
歯医者さんへの不信感はここから始まります。


30歳をすぎ、その差し歯と歯茎の間に銀色の素材が見え、食べ物が挟まりフロスが切れるようになり、自力ではフロスが取れなくなることが増えました。

ある日家の近くの歯医者さんに挟まったフロスを取ってもらいにいくと「差し歯の交換」を提案されました。
しかし、レントゲンを撮ると

「古い技術で治療していて、メタルの柱が埋まっているため、差し歯を外すと根が折れ、最悪抜歯になる」

と言われました。
その後、5か所ほど行ける範囲で歯医者さんに行き差し歯の交換を相談しても、みな同じ返答でした。



そこで、家から遠い歯医者さんまで行き相談すると、

「がんばって抜いてみよう」

とのことで、無事に差し歯をセラミックに交換することができましたが、

「この歯は次は差し歯の交換は無理で、次は抜歯だろう」

と言われ、ここからは前歯をいつか失い、インプラントをしなくてはならない日が来ることへの恐怖との闘いが始まりました。怖くて前歯で物を噛めなくなりました。



そこから5年が経ち(引っ越しをしています)、セラミックに変えた前歯の歯茎が腫れ歯磨きで出血するようになり、家の近く歯医者さんにいくと、

「レントゲンでは見えないけど、根が薄いし折れてるかもしれない抜歯を考えた方がいい。
うちではブリッジにするしかないから、ブリッジが嫌ならインプラント専門の所に相談してきてください。」

と言われ、30歳台で前歯の抜歯という恐怖に押しつぶされそうになりながら、家の近くのインプラント専門医のところカウンセリングに行きました。
CTを撮り

「根は折れてない。
ただ、歯肉炎になってるからよく磨くこと。
それより、上顎の骨が隆起してるから、あなたは歯ぎしりか食いしばりをしているみたいだ。
前歯を守るためにもマウスピースを作るべき」

とソフトタイプのマウスピースをもらいました。
セカンドオピニオンをもらわないと危うく前歯を抜歯し、ブリッジになるところでした。



その後、別の歯医者さんで歯のクリーニングをした際に、マウスピースはハードタイプにすべきだと言われ、今度はハードタイプのかなり分厚いものをつけて寝るようになりましたが、ハードタイプのマウスピースを朝外すと、守りたい前歯のセラミックを後ろに押している感覚があり、何度か調整をしてもらいましたが、必ず朝の歯の鈍痛がある状態が続きました。


@ 奥歯2本分をカットしたマウスピースが就寝中に動いて、前歯を押すことで、逆に根のもろい歯に悪影響ということにはなりませんでしょうか?

ハードタイプのマウスピースを日ごろ調整してもらっている歯医者さんにマウスピースの圧迫感があって歯に痛みがあることを相談すると、

「マウスピースの調整に限度がある。
食いしばりを和らげるボトックス注射をしてみたら?」

と提案されましたが、よくよく聞くと、その歯医者さんは自分ではボトックス注射をしたことも院内に薬剤もないからこれから手配することになるしのと、頬のどこに打つかも手探りだということで、不安だったので、歯ぎしりのボトックス注射や歯のかみ合わせに力を入れている歯医者さんを来るもで行ける範囲で探しカウンセリングに行きました。

するとセカンドオピニオンとして、

「歯ぎしりによる頬にできる筋肉の発達がない。
ボトックスをうつほどではない。

ただ、上の奥歯の銀歯2本が少し高いようで、そのせいで顎の開閉が左右でずれがある。
右上6番、7番の銀歯を2本ずして仮歯で高さを出し、顎の開閉をなおしてみては?」

と言われました。


奥歯から一本手前の銀歯は爪が歯茎の間に入る隙間があり、隙間を舌で触ると銀の味がして気なっていたので、顎の調整のために銀歯を2本はづすことにしました。
そのカウンセリングで

「歯ぎしりがあるが、やはり次も銀歯にすべきですか?」

と伺うと

ジルコニアという非常に硬い最新のクラウンがあるから、それでも大丈夫だよ」

と言われました。



A 銀歯を2本外す際に、銀歯はすぐに外れたのですが

「歯の調整をしますね」

とだけ言い、そのまま長いこと削られ、「また歯を勝手に削られる!」という恐怖と歯茎を削られ血の流れ出る恐怖の中で手を挙げ、

「歯を削ってるんですか?」

と聞くと

「歯を削るというか、調整してます」

と。


質問なのですが、かぶせ物決めてから削るなどすると思っていた自歯を銀歯を外した直後に調整として削ることはありますか?
銀歯を外した中の歯の状態は私はわかりません。
その奥歯7,8番は神経もありません。




B 顎の開閉の左右バランスを直すために、数カ月銀歯ができるまでくっつけてくような簡易的な仮歯で過ごせと言われましたが、右の仮歯は高くて舌を噛む、話しにくい、歯が浮いている左側だけで物を噛むのは、非常に難しく逆に顎が疲れ、酷使する左の奥歯が痛いです。

顎のずれの治療として、片側だけを仮歯で高さをつけるという治療は存在するのでしょうか?



C また、それまで毎晩お守りのように使っているマウスピースを奥歯の仮歯2本分を避けるようにカットして使うように言われましたが、カットしたことでマウスピースが動き、朝起きると結局差し歯が押されていた感覚が午前中いっぱい続き、余計に歯に悪いような気がします。
カットした動くマウスピースはやめるべきですか?



D 奥歯2本を銀歯ではないジルコニアクラウンにすると、ジルコニアは硬いため調整も接着も高い技術がいる、気軽にジルコニアに変えたら噛み合わせが悪く他の歯が痛くなる、他の歯を削って調整される、不具合から外そうとしたら硬すぎて外して貰えないなど、たくさんの悩み相談を目にしましたが、日本では銀歯のクラウン(海外では銀歯は体に悪いと言われている知りました)が一番無難な選択なのでしょうか?



読みにくい文書ですみません。
歯医者さんへの不信感、子供の頃に神経を抜かれた前歯の抜歯を恐れ、歯ぎしりのためつけているマウスピースも合わず夜寝られず年々痩せ体調が悪くなっています。

歯医者さんにはみんな違うことを言われ、どの答えを信じたらいいかわかりません。

2度と修復されない歯ですから、骨や皮膚のように修復されないので、今後少しでも慎重に歯の治療を選択する時の力にしたいと思っています。
どうかアドバイスを頂けますようお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-05-14 22:13:43
こんにちは。

1本の歯の調子が悪いだけだったのに、その歯を保存する為に大変な治療に入って行っている印象を持ちましたが、実際にはどうなのでしょうか?

お受けになっている治療内容に疑問をお感じになった場合は、大学病院でご相談されても良いかもしれませんね。

問題の側切歯は今は症状がなくなっているのでしょうか?
ご不安と症状は分けて考えられる必要があるかもしれませんね。


虫歯になった時期が早すぎたようです。
歯磨きの習慣化ができていなかったのかもしれません。

また歯並びにも問題があり重なって生えやすい側切歯近心からの深い虫歯だった可能性があると想像しています。


深い虫歯は予後不良になりやすく、抜髄が必要になる事はよくありますし、当時の治療では抜髄歯には冠治療と考えた歯科医もいました。

使える材料が悪かったですからね。更に失活歯メタルコア、冠やり直しが必要という段階で歯冠修復治療としては更に条件が悪くなっています。

失活した歯根レントゲンで確認可能な破折がなくてもヒビが入っていたり穴が開いている可能性は捨て難くなっている可能性があるように想像します。


ナイトガードも長期使用が問題を起こす場合もしばしばあります。

何が良いのか?については、沢山のケースに当たってきたベテラン歯科医が沢山いる大学病院で第三者視線でアドバイスをもらうと良いのかな?と思いました。


噛み合わせを変える手法については様々なやり方があり実際にされる事もしばしばありますが、補綴で変えると急に変える事になりますから適応できない人が必ずおられます。

噛み合わせを変えた方が良いのか?行う必要がどの程度あるのか?それに患者さんが適用できるのか?大抵の場合高額な全顎治療に繋がっていくが、経済的負担に理解を得られるのか?様々な要因を考えて行う必要があると思います。

とはいえ、実際どの程度の治療ゴールに向かっているのか?もわかりません。


おかかりの歯科医の治療についてご不安であれば大学病院が役立つ場合があるかもしれないですね。




タイトル 今までの歯科治療で歯科不信が強く、今後どう治療してよいか判らない
質問者 しょくぱんまんさん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 噛み合わせ(咬合)治療
歯医者への不信感
その他(歯科治療関連)
歯軋り用マウスピース・ナイトガード
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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