マウスピース矯正後の保定装置の選択で迷っている

相談者: 72ritzさん (26歳:女性)
投稿日時:2022-06-05 19:37:40
こんにちは。
現在インビザラインマウスピースにて矯正中です。
矯正終了後の保定装置について相談させてください。


もう矯正も終盤で次の来院の時にいくつか提示されたものからリテーナーを選択し作成することになっています。
提示されたものは三種類で以下のような説明を受けました。

・ホーレー 安いが目立つ、線で固定するため保定力は低め 半永久的に使用可能


・ホワイトリテーナー 面で固定するためホーレーよりは保定力が高い 
金属部が白く着色されているのでホーレーより目立ちにくい


・ビベラリテーナー ほぼ気づかれることはないが壊れやすく高い。
奥歯がリテーナーで触れない。
捻じれた歯の保定には強い。


以上の説明を受け、ホーレータイプは確かに目立つし保定力が弱いと言われると気が進まないこと、ビベラリテーナーは矯正期間中奥歯のかみ合わせが少し甘くなったように感じるため奥歯が触れ合える環境にしたいこと、転職の可能性があり容易にリテーナーの修繕に行けなくなる可能性があることからホワイトリテーナーが良いかと考えたのですが、ネットでいくら検索してもホワイトリテーナーというタイプについての情報がありません。

その時写真で見たホワイトリテーナーはホーレータイプの金具が白く着色されその金属に沿って歯の幅程度の湾曲したプラスチックが張り付けられていました。

調べるうちにQCMというタイプのリテーナーの存在を知りましたが、それではありません。



聞きたいことは以下3点です。

・このホワイトリテーナーというものは一般的に使用されているものなのでしょうか?


・写真を見る限りマウスピースのように歯に密着するように凹凸があるわけでもないつるっとしたプラスチックが張り付けてあるのですが、歯科関係者から見てこのプラスチックに存在意義は感じられますでしょうか?
(歯にぴったりフィットしていないのでは意味がないのではと思ってしまいました)


・捻じれの後戻り防止策としてビベラリテーナーの代わりに矯正中のマウスピースを代用することはできるのでしょうか?


もし一般的に使用されているものではない、プラスチックにあまり意義がないのであれば追加の費用も掛かりますしホーレータイプにしようと思っています。

また就寝時などに矯正中のマウスピースもリテーナーとして代用できるのであれば併用することでホーレータイプの保定力の弱さもカバーできるのではと素人考えで思っています。


以上、長くなってしまいましたが教えていただけましたら嬉しいです。
よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-06-06 07:56:17
こんにちは。

インビザライン治療はまだ日本の矯正歯科学会が認めていない矯正治療法になりますから(海外から雑貨扱いで輸入される技工物の為)日本では矯正認定医ではない一般歯科の方が扱いやすい矯正法になっています。

その為、矯正の仕上がりが、臼歯がまだしっかり噛まないうちに終了になるという事が起きてしまいがちで問題になってしまう場合があります。


しっかり臼歯が安定した位置で噛むまでは、何度か追加アライナーを作ってもらったり、アライナーをカットしたり、先にクリンチェックに噛まないのを咬ます治療ステージングを組み込んでおくなどして臼歯をしっかり噛ませた後保定に入っておくと安心できると思います。

臼歯がまだきちんと噛まないうちに臼歯の咬合面を覆わないタイプの保定装置を選択して自然に噛ませて行くというやり方を選択した場合は、まだ歯を移動させる事が前提ですから本当の意味での保定に至っていない訳でしょう。

結果的に前歯も多少位置が変わる可能性があるかもしれませんから、矯正医に保定に入った後も長期に経過観察してもらえるように契約されておくと良いでしょう。



ホワイトリテーナーが、どんなものか?一般的か?はわかりませんが、唇側ワイヤーを白くコーティングしたものや、透明なプラスチックの板状のものを歯面に沿って曲げてあるものなどは技工物としてあります。

ビベラリテーナーはインビザライン社が提供するリテーナーです。
フィクスドワイヤーと併用するタイプも発注可能です。


保定も含めて歯科医側が責任を持って選択したり調整するのが基本ですから、ご希望が価格であればそれをお伝えの上で保定後の歯の移動が生じた時は何か追加が可能か?も含めてしっかりお話し合いされて、おかかりの歯科医に責任を持って選択してもらえると良いだろうと思いました。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2022-06-06 11:11:03
こんにちは


装置の名称は、同じものでも人によって呼び方が異なっている場合が良くあります。
また、その先生が普通に使っている装置でも、他の先生はまったく使っていないという事も時々見受けられます。

ですので、正確にご覧になった装置が何かという事はよく分からない場合が多いように思います。


お書きになったものに近いもので、スプリングリテーナーというものがあります。
若干の後戻りを起こしたときに使うというために作られたものですが、初めからこれを用いる先生もいるでしょう。


保定はどれだけやればもう終わりというものではなく、なるべく長く装置を装着した方が後戻りは少ないと考えられます。

その一方、他院の治療後の装置の製作は行わないというところも多いようですので、なるべく担当された先生とのコミュニケーションをとっておいた方がよろしいのではないかと思います。




タイトル マウスピース矯正後の保定装置の選択で迷っている
質問者 72ritzさん
地域 非公開
年齢 26歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ マウスピース矯正
保定、矯正用リテーナー
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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