セラミックインレーの高さが合わず作り直しを検討しております
相談者:
B-Pさん (27歳:男性)
投稿日時:2022-06-16 21:26:18
【経緯、症状】
左上の第一大臼歯を銀歯のインレーからセラミックインレーにしたのですが、かみ合わせ調整の際、セラミックインレーの部分をおそらく多めに削ってしまったせいで、低く感じています。
インレーの歯の天然の部分と他の天然歯の部分は一切削りませんでした。
一回目の通院で仮歯からセラミックインレーにして、一回目のカーボン紙でのかみ合わせ調整でインレー部分を削って二週間ほど様子を見ましたが、食事の際、引っかかる感じが何度もして高い感じがして神経質になっていました。
そのこともあり、二回目のカーボン紙でのかみ合わせ調整の際、一回目のカーボン紙でのかみ合わせ調整よりも強く歯ぎしり、しかも、右側よりも左側に強めに左右に歯ぎしりしてしまいました。
これが多く削らしてしまった原因だと思われます。
その後、一か月ほど様子を見ましたが違和感をそれほど感じませんでした。
しかし一か月を過ぎてから、低い感じがしてきたのと、インレー側で噛んだ際、以前よりも食べ物をすり潰し終わるまで時間が以前より少しだけ長くなった気がします。
咀嚼自体はできるので致命的ではありませんが、違和感を感じてしまいます。
また、今後新しくインレーを作り直すにしても、かみ合わせ調整をする際は、インレーの天然の部分と他の歯を削るつもりは一切ありません。
【質問】
◆セラミック治療をして約1ヶ月ちょっとほど経ちますが、銀歯時代の型取りを歯科は保存しているのでしょうか?
また、銀歯のインレーだった頃のかみ合わせは気に入っていました。
セラミックインレー作成時、高さを高めに設定していると思われますが、担当の歯科医に銀歯のインレー時の高さと同じのセラミックインレーの高さで作成することをお願いしても、応じてくださる可能性はありますでしょうか?
また、セラミックインレーを当初の銀歯のインレー時と同じ高さで作成して、実際歯に填めた時に何かしらのリスクはありますでしょうか?
◆再作成の際のかみ合わせ調整のカーボン紙での歯ぎしりは前後、左右と二種類ありますが、どちらがよいでしょうか。
両方しておいた方がいいでしょうか?
また、歯ぎしりの強さはやはり、軽めにしておいた方が無難でしょうか?
◆作り直しの際、セラミックを外す際、天然の歯の部分も削れてしまうリスクはありますでしょうか?
また、今回のセラミック治療で自分のかみ合わせの違和感の感じ方も、それほど当てにはならないことを痛感いたしました。
おそらく、銀歯インレー時と同じ高さのセラミックインレーを填めたことに成功したとしても、仮歯→セラミックインレー→高さ調整の過程を得ていて嚙み合わせの感覚が変わっていると、治療した歯に対して意識しすぎて神経質になっていることも相まって、それでもかみ合わせに違和感を覚えると思います。
今のかみ合わせの違和感も、神経質になっているのも一つの原因かもしれません。
自分の感覚に疑心暗鬼になって混乱して困っています。
皆様の回答をお待ちしております。
左上の第一大臼歯を銀歯のインレーからセラミックインレーにしたのですが、かみ合わせ調整の際、セラミックインレーの部分をおそらく多めに削ってしまったせいで、低く感じています。
インレーの歯の天然の部分と他の天然歯の部分は一切削りませんでした。
一回目の通院で仮歯からセラミックインレーにして、一回目のカーボン紙でのかみ合わせ調整でインレー部分を削って二週間ほど様子を見ましたが、食事の際、引っかかる感じが何度もして高い感じがして神経質になっていました。
そのこともあり、二回目のカーボン紙でのかみ合わせ調整の際、一回目のカーボン紙でのかみ合わせ調整よりも強く歯ぎしり、しかも、右側よりも左側に強めに左右に歯ぎしりしてしまいました。
これが多く削らしてしまった原因だと思われます。
その後、一か月ほど様子を見ましたが違和感をそれほど感じませんでした。
しかし一か月を過ぎてから、低い感じがしてきたのと、インレー側で噛んだ際、以前よりも食べ物をすり潰し終わるまで時間が以前より少しだけ長くなった気がします。
咀嚼自体はできるので致命的ではありませんが、違和感を感じてしまいます。
また、今後新しくインレーを作り直すにしても、かみ合わせ調整をする際は、インレーの天然の部分と他の歯を削るつもりは一切ありません。
【質問】
◆セラミック治療をして約1ヶ月ちょっとほど経ちますが、銀歯時代の型取りを歯科は保存しているのでしょうか?
また、銀歯のインレーだった頃のかみ合わせは気に入っていました。
セラミックインレー作成時、高さを高めに設定していると思われますが、担当の歯科医に銀歯のインレー時の高さと同じのセラミックインレーの高さで作成することをお願いしても、応じてくださる可能性はありますでしょうか?
また、セラミックインレーを当初の銀歯のインレー時と同じ高さで作成して、実際歯に填めた時に何かしらのリスクはありますでしょうか?
◆再作成の際のかみ合わせ調整のカーボン紙での歯ぎしりは前後、左右と二種類ありますが、どちらがよいでしょうか。
両方しておいた方がいいでしょうか?
また、歯ぎしりの強さはやはり、軽めにしておいた方が無難でしょうか?
◆作り直しの際、セラミックを外す際、天然の歯の部分も削れてしまうリスクはありますでしょうか?
また、今回のセラミック治療で自分のかみ合わせの違和感の感じ方も、それほど当てにはならないことを痛感いたしました。
おそらく、銀歯インレー時と同じ高さのセラミックインレーを填めたことに成功したとしても、仮歯→セラミックインレー→高さ調整の過程を得ていて嚙み合わせの感覚が変わっていると、治療した歯に対して意識しすぎて神経質になっていることも相まって、それでもかみ合わせに違和感を覚えると思います。
今のかみ合わせの違和感も、神経質になっているのも一つの原因かもしれません。
自分の感覚に疑心暗鬼になって混乱して困っています。
皆様の回答をお待ちしております。
回答1
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2022-06-17 09:07:03
B-P さん、こんにちは
【質問】
>セラミック治療をして約1ヶ月ちょっとほど経ちますが、銀歯時代の型取りを歯科は保存しているのでしょうか?
おそらく破棄していると思います。
まれに保存しておいたり、破棄する場合でもまとめて破棄するのでまだ破棄する前で残っているかもしれません。
>また、銀歯のインレーだった頃のかみ合わせは気に入っていました。
>セラミックインレー作成時、高さを高めに設定していると思われますが、担当の歯科医に銀歯のインレー時の高さと同じのセラミックインレーの高さで作成することをお願いしても、応じてくださる可能性はありますでしょうか?
”全く同じ”ということでしたら、無理でしょう。
>また、セラミックインレーを当初の銀歯のインレー時と同じ高さで作成して、実際歯に填めた時に何かしらのリスクはありますでしょうか?
”全く同じ”は現実不可能でしょうが、もし仮にできたとして、再治療に関わるリスクを除いて、リスクはないと思います。
>再作成の際のかみ合わせ調整のカーボン紙での歯ぎしりは前後、左右と二種類ありますが、どちらがよいでしょうか。
>両方しておいた方がいいでしょうか?
私は両方が良いと思います。
>また、歯ぎしりの強さはやはり、軽めにしておいた方が無難でしょうか?
私はどちらでもこだわりなく、患者さんがしたいようにしてもらっています。
>作り直しの際、セラミックを外す際、天然の歯の部分も削れてしまうリスクはありますでしょうか?
わずかでも有れば”有り”ということでしたら、削れるリスクはあると思います。
ただし、それ自体が問題になることはかなりゼロに近いと思います。
>皆様の回答をお待ちしております。
私がアドバイスするとすれば、噛み合わせに関しては数年このまま様子を見ることをお勧めします。
【質問】
>セラミック治療をして約1ヶ月ちょっとほど経ちますが、銀歯時代の型取りを歯科は保存しているのでしょうか?
おそらく破棄していると思います。
まれに保存しておいたり、破棄する場合でもまとめて破棄するのでまだ破棄する前で残っているかもしれません。
>また、銀歯のインレーだった頃のかみ合わせは気に入っていました。
>セラミックインレー作成時、高さを高めに設定していると思われますが、担当の歯科医に銀歯のインレー時の高さと同じのセラミックインレーの高さで作成することをお願いしても、応じてくださる可能性はありますでしょうか?
”全く同じ”ということでしたら、無理でしょう。
>また、セラミックインレーを当初の銀歯のインレー時と同じ高さで作成して、実際歯に填めた時に何かしらのリスクはありますでしょうか?
”全く同じ”は現実不可能でしょうが、もし仮にできたとして、再治療に関わるリスクを除いて、リスクはないと思います。
>再作成の際のかみ合わせ調整のカーボン紙での歯ぎしりは前後、左右と二種類ありますが、どちらがよいでしょうか。
>両方しておいた方がいいでしょうか?
私は両方が良いと思います。
>また、歯ぎしりの強さはやはり、軽めにしておいた方が無難でしょうか?
私はどちらでもこだわりなく、患者さんがしたいようにしてもらっています。
>作り直しの際、セラミックを外す際、天然の歯の部分も削れてしまうリスクはありますでしょうか?
わずかでも有れば”有り”ということでしたら、削れるリスクはあると思います。
ただし、それ自体が問題になることはかなりゼロに近いと思います。
>皆様の回答をお待ちしております。
私がアドバイスするとすれば、噛み合わせに関しては数年このまま様子を見ることをお勧めします。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-06-17 11:59:24
こんにちは。
歯の治療を行うと、神経がそこに集中してしまう方が多くおられますから、馴染まれるまでに時間を要してしまうかもしれませんね。
>セラミック治療をして約1ヶ月ちょっとほど経ちますが、銀歯時代の型取りを歯科は保存しているのでしょうか?
光学印象でしょうか?
その場合、本体にデータを保存するタイプではデータが蓄積して重くなりすぎるとバグりますから、定期的にスキャン情報を消去してしまう事が多いと思います。
クラウドに上げて保管するタイプであれば、より長く保管可能かもしれません。
通常の型どり(印象材を用いたタイプ)での作成では、セットが完了すれば廃棄されるでしょう。
特にインレーでは、セット後の模型は廃棄物と混合して再使用不能でしょう。
>セラミックインレー作成時、高さを高めに設定していると思われますが
チェアータイムは、短ければ短いほど患者さんに好まれますからわざわざインレー作製時に高めに設定するようにという事はされません。
セメント合着時に多少浮きが生じたり、合着したセメントを除去したり、治療システム上口腔外で再現不能な側方運動時の干渉を除去するために、セット後咬合調整はされるでしょう。
>担当の歯科医に銀歯のインレー時の高さと同じのセラミックインレーの高さで作成することをお願いしても、応じてくださる可能性はありますでしょうか?
タッピング時の咬合高径はインレーで変化しないのが一般的です。
変化させる場合はより大きなアンレーになると思います。
カンカン噛んでくださいと最初に言われて、真っすぐ顎を開け閉めして咬むと思いますが、それがタッピング時の調整になります。
この時、インレー修復では他の歯も今までと同じように噛んで当たらないといけないですね。
>セラミックインレーを当初の銀歯のインレー時と同じ高さで作成して、実際歯に填めた時に何かしらのリスクはありますでしょうか?
ないでしょう。
>両方しておいた方がいいでしょうか?
>また、歯ぎしりの強さはやはり、軽めにしておいた方が無難でしょうか?
側方運動時の歯の当たり方は強めにすると変わる方が多いです。
ただ、そういう方は常に強めに歯ぎしりされているわけですから、そこで調整しておかなければ、インレーが割れなければ歯に外傷が生じたり負担過重が生じますし、歯に問題が生じなければインレーが割れたり欠けます。
つまり調和がうまく取れない出ぱった修復物は問題に繋がります。
強めに歯ぎしりできたのですから強めにされておけばよいと思いますよ。
>作り直しの際、セラミックを外す際、天然の歯の部分も削れてしまうリスクはありますでしょうか?
あまり気にされなくてよいと思います。
必要であれば天然の歯も削ってもらうとよいでしょう。
金属のインレーは薄くても欠けませんからベベルというものをつけた修復窩洞を形成することが推奨されていますが、セラミックの場合ベベルはあるとその部はセラミックが薄すぎて割れたり欠けます。
ですから歯との接合部の形成は変えなければ、長期成功につながらないとされています。
修復素材特性というものがそれぞれまったく違いますからね。
セラミックは歯とはくっつきません。
金属も同じです。
それで、間にバインダーとなる樹脂系のセメント等、グラスアイオノマーかもしれませんが何かで接合させますが、樹脂系セメントは歯と機械的にナノベースで勘合していますから、そこまで削ろうとすると歯をナノベースで削る必要が生じます。
多少樹脂の層を残して削れば歯は削られないですが、接着という面でどっちがよいのかな?という事になります。
そのあたりは歯科医が随時歯髄との近接状態や、歯質の残存状態を勘案して形成していますからお任せして欲しいと思います。
>今回のセラミック治療で、自分のかみ合わせの違和感の感じ方もそれほど当てにはならないことを痛感いたしました。
大抵の場合、慣れます。
気にし過ぎずお過ごしされてはいかがでしょうか?
例えば、咀嚼試験ですが、最近は検査用グミを用いて行いますが、きっと数値に出てこないレベルではないか?と想像しています。
1歯のインレーの側方接触時の変化が、咀嚼能力に大きな変化を与えることはないと想像できます。
感覚は慣れなければずっと気になりますから、気にせず過ごしてみてはいかがでしょう?
歯の治療を行うと、神経がそこに集中してしまう方が多くおられますから、馴染まれるまでに時間を要してしまうかもしれませんね。
>セラミック治療をして約1ヶ月ちょっとほど経ちますが、銀歯時代の型取りを歯科は保存しているのでしょうか?
光学印象でしょうか?
その場合、本体にデータを保存するタイプではデータが蓄積して重くなりすぎるとバグりますから、定期的にスキャン情報を消去してしまう事が多いと思います。
クラウドに上げて保管するタイプであれば、より長く保管可能かもしれません。
通常の型どり(印象材を用いたタイプ)での作成では、セットが完了すれば廃棄されるでしょう。
特にインレーでは、セット後の模型は廃棄物と混合して再使用不能でしょう。
>セラミックインレー作成時、高さを高めに設定していると思われますが
チェアータイムは、短ければ短いほど患者さんに好まれますからわざわざインレー作製時に高めに設定するようにという事はされません。
セメント合着時に多少浮きが生じたり、合着したセメントを除去したり、治療システム上口腔外で再現不能な側方運動時の干渉を除去するために、セット後咬合調整はされるでしょう。
>担当の歯科医に銀歯のインレー時の高さと同じのセラミックインレーの高さで作成することをお願いしても、応じてくださる可能性はありますでしょうか?
タッピング時の咬合高径はインレーで変化しないのが一般的です。
変化させる場合はより大きなアンレーになると思います。
カンカン噛んでくださいと最初に言われて、真っすぐ顎を開け閉めして咬むと思いますが、それがタッピング時の調整になります。
この時、インレー修復では他の歯も今までと同じように噛んで当たらないといけないですね。
>セラミックインレーを当初の銀歯のインレー時と同じ高さで作成して、実際歯に填めた時に何かしらのリスクはありますでしょうか?
ないでしょう。
>両方しておいた方がいいでしょうか?
>また、歯ぎしりの強さはやはり、軽めにしておいた方が無難でしょうか?
側方運動時の歯の当たり方は強めにすると変わる方が多いです。
ただ、そういう方は常に強めに歯ぎしりされているわけですから、そこで調整しておかなければ、インレーが割れなければ歯に外傷が生じたり負担過重が生じますし、歯に問題が生じなければインレーが割れたり欠けます。
つまり調和がうまく取れない出ぱった修復物は問題に繋がります。
強めに歯ぎしりできたのですから強めにされておけばよいと思いますよ。
>作り直しの際、セラミックを外す際、天然の歯の部分も削れてしまうリスクはありますでしょうか?
あまり気にされなくてよいと思います。
必要であれば天然の歯も削ってもらうとよいでしょう。
金属のインレーは薄くても欠けませんからベベルというものをつけた修復窩洞を形成することが推奨されていますが、セラミックの場合ベベルはあるとその部はセラミックが薄すぎて割れたり欠けます。
ですから歯との接合部の形成は変えなければ、長期成功につながらないとされています。
修復素材特性というものがそれぞれまったく違いますからね。
セラミックは歯とはくっつきません。
金属も同じです。
それで、間にバインダーとなる樹脂系のセメント等、グラスアイオノマーかもしれませんが何かで接合させますが、樹脂系セメントは歯と機械的にナノベースで勘合していますから、そこまで削ろうとすると歯をナノベースで削る必要が生じます。
多少樹脂の層を残して削れば歯は削られないですが、接着という面でどっちがよいのかな?という事になります。
そのあたりは歯科医が随時歯髄との近接状態や、歯質の残存状態を勘案して形成していますからお任せして欲しいと思います。
>今回のセラミック治療で、自分のかみ合わせの違和感の感じ方もそれほど当てにはならないことを痛感いたしました。
大抵の場合、慣れます。
気にし過ぎずお過ごしされてはいかがでしょうか?
例えば、咀嚼試験ですが、最近は検査用グミを用いて行いますが、きっと数値に出てこないレベルではないか?と想像しています。
1歯のインレーの側方接触時の変化が、咀嚼能力に大きな変化を与えることはないと想像できます。
感覚は慣れなければずっと気になりますから、気にせず過ごしてみてはいかがでしょう?
相談者からの返信
相談者:
B-Pさん
返信日時:2022-06-18 12:01:28
回答して頂き、ありがとうございます。
今後の参考にさせていただきます。
今後の参考にさせていただきます。
タイトル | セラミックインレーの高さが合わず作り直しを検討しております |
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質問者 | B-Pさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 27歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
詰め物、インレーのトラブル 噛み合わせに関するトラブル |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。