銀歯を白くしたいが、セラミックはデメリットが多いのか?

相談者: とーーまさん (27歳:男性)
投稿日時:2022-07-22 23:24:48
長く気になっていた銀歯を白く変えたいと思っています。

小、中学生くらいまでは、白い詰め物くらいしかなかったのですが、高校生以降、虫歯を放置してしまったり、再治療になったりして銀歯が増えてしまいました。


その結果、
左上7番、6番、右上5番、6番、右下7番、6番、左下6番がクラウン
右上7番、左下7番がアンレー
左上5番、4番、右上4番、右下5番、左下5番、4番がインレー
前歯も、左上2番、1番、右上1番は裏が銀の差し歯
という現在の口内になってしまいました。

そこで、銀歯が目立ってしまうので白くしたいと思い、歯科を受診したのですが、今のところ右上4番と3番に虫歯があるので治さないと行けないけど、他は二次虫歯もなさそうで、金属アレルギーもないならあまり削るのはお勧めできないといわれました。

正直、セラミックとかを強く勧められると思ったので、意外でした。
特に、上の大臼歯は、目立たないから、やるとしても下と上の見える範囲(小臼歯はインレーでもかなり目立ちます)でいいのではないかと言われました。


セラミックだと、アンレーのところはクラウンに、インレーのところも健康な部分を削ることになってしまうそうなのですが、やはりそのままの方がいいのでしょうか。

なお、差し歯は歯茎も変色してきているのもあり、セラミックに変えた方がいいとは言われました。


セラミックは割れたりするリスクもあるということで、想像以上にデメリットを説明され、迷っています。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2022-07-23 07:09:00
とーーま さんこんにちは。

長く気になっていた銀歯を白く変えたいと思っているのですね。

しかし、歯科を受診したが、あまり削るのはお勧めできないといわれたのですね。


セラミックだと、アンレーのところはクラウンに、インレーのところも健康な部分を削ることになってしまうことも確かにあります。

しかし、ダイレクトボンディングマイクロスコープやルーペなど拡大鏡を使用し、極力歯削らずに詰め直す方法もあると思います。

1day治療などの歯科医院では、セラミックインレーは良く行っていることが多く、治療が良く分かっていることが多いと思います。


審美歯科でマイクロスコープを使用するような歯科医院でご相談してみると変わるかもしれませんね。

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-07-23 08:27:01
こんにちは。

保険診療で4月からCAD/CAMインレーも可能になり、数年前からCAD/CAM冠は保険適用できるようになっていましたから、金属を白いものにしたい方が増えるのは理解できます。
(適用可能条件があります)

虫歯ができていれば保険病名がつけられる為、3割負担金程度で保険診療のやり方で行ってもらえるでしょうが、虫歯になっていなければ病名がつきませんから同じやり方としても自費になりますね。


また、保険で使える材料はセラミックとは異なりセラミックの粉がたくさん入っている樹脂になり、ハイブリッド素材です。

自費で主に使われるものと異なる事も知っておく必要があります。


加藤先生が回答されたように、自費診療を主に行っている歯科医院ではセラミック治療に慣れていますから金属をどんどん変えていきたいとご相談されれば喜んで行ってくれるのではないかと想像します。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2022-07-23 10:03:23
ちょうど昨日来院された方ですが、ここ2年以内に別の歯科医院で勧められてメタルインレーを白いものに交換(おそらく5本以上)されてたのが、1本は脱離、1本は破折、部分的に脱離の状態で、少なくとももう1本が時間の問題、という様子でした。

メタルの高騰で今後保険で白い材料が使える流れなのですが、今後こういったトラブルは激増してくると予測しています。


保険制度の中、長年日本の歯科医師技工士が使い慣れてきたメタル(銀歯自費のゴールド含む)での修復に比べると、白い材料(セラミックCAD/CAM←※プラスチック)は適応症の判断、削り方、作り方、接着操作などどれも繊細なため、歯科医院(歯科医師、歯科技工士)選びがこれまで以上に重要になってくると思いますよ。

セラミックは材質自体はとても良く改良されてきており、適切に使用が出来れば、今現在最良の材料であることは間違いないと思います。

回答 回答4
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-07-23 14:46:37
大学補綴科からこの前、CAD/CAM冠の研究が発表されています。

大臼歯362本に適用された最長4年経過の調査ですが、106装置に何らかの臨床的トラブルが生じていたらしいです。
そのうち79装置が脱離だったそうですから、再装着して使う事で最長4年生存率が93%、3年で86.5%程度だったそうです。

1/4はトラブルがある治療と考えるとまだ選択し難い気はしますよね。


メタル冠が7年は持つと言われていますから、何かあったら気軽に歯科医院でやり変え可能な治療程度に考えておくとよいのかもしれませんね。

大学補綴科の診療でこれなら一般開業医ではどれくらいなのか?

基本的に日本は大規模調査はされませんが、まだメタル治療の方が長持ちするかもしれませんね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: とーーまさん
返信日時:2022-07-23 16:58:10
先生方、ありがとうございます。


必ずしも、銀歯から白いものに変えるのが悪いわけではないということでしょうか。
保険セラミック?CADCAM冠というのはあまりよくなくて、白いものでも自費のセラミックの方がいいということでしょうか。


数も結構あるので、費用も安ければもちろん嬉しいですが、やはりもちが悪いと困るなとは思っています。
回答 回答5
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-07-23 21:38:59
自費の方がより良いでしょう。

保険診療には使えない材料がたくさんあります。




タイトル 銀歯を白くしたいが、セラミックはデメリットが多いのか?
質問者 とーーまさん
地域 非公開
年齢 27歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ レジン(白いプラスチック)
ハイブリッドセラミッククラウン
オールセラミック(陶器の被せ物)
審美歯科治療(人工の歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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