CT検査で左上顎骨骨髄炎と診断された

相談者: 晴れ時々くもりさん (78歳:男性)
投稿日時:2022-08-04 17:33:38
今月の7月中旬に左上側の上部7番(欠損)の上部の顎骨に5ミリ大の穴があり、その周りと上顎洞炎症がある。

さらに7番の上歯茎の中に8から9ミリ大の骨状のものがあり、歯の残りか顎の腐った骨が分離したものか分からない。

原因は外からは特定できないので手術の時に合わせて調べたい。との診断がありました。



私には、理解の難しい点もありますので質問いたします。

質問事項

 @難しい手術とも聞きます。セカンドオピニオンが必要ですか。

 A再発の割合は高いですか。

 B穴は歯茎を寄せて縫い、自然に埋まるのを待ち、骨の除去したあとが大きい時は脂肪で埋めるとのことです。  
  これは標準治療ですか。

 C顔面に麻痺など残りませんか。


あまり聞かない病名なのでご意見をおきかせください。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2022-08-05 07:25:10
晴れ時々くもり さんこんにちは。

今月の7月中旬に左上側の上部7番(欠損)の上部の顎骨に5ミリ大の穴があり、その周りと上顎洞炎症があるのですね。

7番は何時抜歯されたのでしょうか?
抜歯後の感染なのかと疑いますね。


骨髄炎の大きさによって手術なのか、投薬で対応するのかなど変わってくると思います。

糖尿病や骨粗しょう症治療薬を服用されていますでしょうか?
その場合は、そちらの対応が先の方が良い場合があります。

手術をする前に、全身的な病気についてチェックをかかりつけ医に相談する方が良い気がします。
年齢的に何かあってもおかしくない為です。


それから、不安であれば、セカンドオピニオン口腔外科で受けてみてはどうでしょうか?
その時に、治療方法や合併症など(顔面に麻痺など)リスクを直接聞かれると答えてくれると思います。


参考までに。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 晴れ時々くもりさん
返信日時:2022-08-05 15:45:00
拝復 早速のご教示に感謝申し上げます。
ご指摘の件についてお答えいたします。

 
@抜歯は約20年前です。
その後幾つかのクリニックでも、歯茎内に何かあると言われたことはありません。

昨年12月に痛みで通院したクリニックで歯茎内に骨状のものが見つかり腐った部分を除去し、その後現在の病院を紹介され受診しました。


A投薬治療でなく手術が必要との診断でした。


B糖尿病、骨粗しょう症治療薬は服用したことはありません。


C顎骨骨髄炎は聞いたことのない病名で、知識不足による不安があります。
下記項目の医学上の基本的知識をご教示頂き、安心つなげたいと思います。

a.ベテランの先生が担当するような難しい手術でしょうか。

b.再発するケースは多いですか。

c.先に手術の概要を説明しましたが、これは標準的治療ですか。


ご多忙のところ恐れ入りますがよろしくお願いいたします。
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-08-05 16:26:08
こんにちは。
既に検索済みだろうと思いますが、一応分かりやすく書いてあるものを貼っておきます。

https://www.med.kobe-u.ac.jp/maxillo/information/specialized-outpatient/specialized-outpatient-005.html

日本口腔外科学会のホームページにも記載がありますが、簡略すぎてわからないだろうと思いました。


程度や状況により厄介な治療になる場合も多々ありますから、口腔外科出身の加藤先生のご回答にあるように、不安があればセカンドオピニオン大学病院受診をお勧めします。

病院歯科も各大学の口腔外科出身または在籍の歯科医がいる場合が多々あると思いますから、大学病院に行き難いならばそちらでも良いと思います。

歯科医からご紹介されてという事ですから担当医は口腔外科医だろうと想像しています。


ご希望があればセカンドオピニオンとして受けた検査を持参されるか?または新たな検査により診断、治療計画の説明、リスク説明があると思います。

通常のバリアーの多くが上手く奏功しなかった状態と考えられるので、全身的な問題を疑う場合が多くなると思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2022-08-06 07:39:50
抜歯は約20年前なのですね。
大きさが大きいのか、投薬治療でなく手術が必要との診断だったのですね。

糖尿病、骨粗しょう症治療薬は服用したことが無く、全身的には問題ないようですが、健康診断は受けていますか?もしかしたら何か病気があるかもしれません。


顎骨骨髄炎になるのは、免疫が弱いなど全身的な問題にリンクすることが多いです。
どうしてなったのか、その原因を除去しないと再発もあると思います。

手術の難易度は、大きさによることもありますし、リスクは全身的に病気が大きなキーワードになると思います。
大きさなどによって妥当(標準)な手術かどうか変わると思います。


再発するケースは、糖尿病などがあると高いと思いますので、全身的なスクリーニングをしてくれるところで相談されるのが良いと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 晴れ時々くもりさん
返信日時:2022-08-06 09:59:22
船橋先生へ
初めまして。
お忙しいところ、ご教示ありがとうございました。


早速サイトを開きました。
色々なことが分かり理解が深まりました。
幸い糖尿病、骨粗しょう症の薬の服用はなく少々安心しております。


ご指摘を読み一度セカンドオピニオンを受けようと思っています。
認定医の先生が良いと思いますが、日本口腔学会の認定資格医の方で良いのでしょうか。

病院の選択も素人にはハードルが高かく情報も少ないため、困っています。


宜しくお願い申し上げます。
回答 回答4
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-08-06 22:40:12
〉認定医の先生が良いと思いますが、日本口腔学会の認定資格医の方で良いのでしょうか。

日本口腔外科学会のホームページを参考にされると良いと思います。
https://www.jsoms.or.jp/public/senmon/setsumei/


認定医や専門医を取らない口腔外科医もいると思いますが、名簿に無ければ一般の方にはわかりづらいでしょうから、かかりつけ歯科医から紹介してもらうことになると思います。




タイトル CT検査で左上顎骨骨髄炎と診断された
質問者 晴れ時々くもりさん
地域 非公開
年齢 78歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 口腔外科関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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