痛みのある歯の神経処置や保険の冠は適切だったのか

相談者: かがみもちさん (31歳:女性)
投稿日時:2022-08-16 08:46:51
以前から左上5番が硬いものを噛む時だけ痛みがあったのですが、行きつけの歯科では原因不明だから様子を見ての繰り返しだったため、他院でレントゲンを撮ってもらいました。


するとレントゲンを見ながら

「他の歯は歯と骨の間に空洞みたいなのがありますよね、でもこの歯(左上5番)はべちゃっと潰れてる感じで無いでしょ?
これは神経が死んでしまってる歯によくある」

との説明がありました。
これは本当なのでしょうか。


そしてその日に神経処置となりました。

神経を取るので被せ物になるから」

と言われ差し歯になったのもショックなのですが、被せ物になるという話も保険の被せ物にするという話も治療中の口が開いて喋れない時に言われました。

保険の被せ物に関しては型取り中に高圧的に

「保険の白いやつでいいでしょ」

と。
問診票には保険外も検討したいという欄にチェックしたのですが、型取りの最中だったので声が出せずだったのと2回目の予約から人が変わったように冷たくなられ後からも言い出すこともできませんでした。


神経を抜いて一ヶ月くらいですがCAD/CAMの冠を付けてからというもの噛む時、歯磨き中、フロス等をすると違和感や痛みがあります。
治療前の方がマシだったような…

膿んでるわけではないようですが、打診痛もあります。
とりあえず様子見となっていますが、毎日ストレスです。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-08-16 14:41:52
こんにちは。

お受けになった治療にご不満がおありなのですね?

痛みがあれば自費治療の冠は行い難いかもしれませんね。

治療直後からスッキリ良くなれば良いですが、そうなり難い場合もありそうです。


しばらく様子見が妥当なのか?についてご不安が強ければ別の歯科医に診てもらうことは選択できるでしょう。

回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2022-08-16 15:17:38
本当に必要な処置だったかどうかは謎ですね。

せっかく、かかりつけの先生が経過観察してくれてたのにね。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2022-08-16 18:26:12
こんにちは、

今回のようなケースは先生毎に処置内容が分かれるような気がしますので、何が正しいかったかなどは答えが出しにくいですね。
 

>「他の歯は歯と骨の間に空洞みたいなのがありますよね、でもこの歯(左上5番)はべちゃっと潰れてる感じで無いでしょ?
>これは神経が死んでしまってる歯によくある」
>との説明がありました。
 
実際のレントゲンを見ていないので何とも言えませんが、インレーやCRで治した歯、かみ合わせの強い負担がかかった歯などでは神経管が細くなる現象が局部的に起こることはあります。

 
ただ細くなっただけで神経は正常のこともあります。
 
神経が死んでそこに細菌感染が起これば根の先の骨が吸収するような所見に変わり根管治療を行う必要が出てきます。

 
今回根尖病変が無ければ、歯髄電気診断などでの生死の判定が妥当かと思います。
レントゲンだけでは神経の生死は分かりません。 


 
歯磨き中、フロス等をすると違和感や痛みがあります。
>治療前の方がマシだったような…
 
術前時に違和感のある歯というのは治療でスパッと違和感が取れる場合もありますし、そのまま違和感が残る場合もありますし、違和感が大きくなる場合もあります。
 
お話からだと症状が大きくなるパターンになってしまったかもしれません、結果論的にいえば元の先生の経過観察がベターだったかもしれませんね。
 

今の状態が不快に思われるようでしたら、レントゲンを借りて根管治療が得意な先生にセカンドオピニオンなど求められるのも1法です。
 
短期間で根管治療をやり直すのは歯を失う原因にもなるので、再治療は慎重に判断された方がいいと思いますよ。

 
おだいじに 

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: かがみもちさん
返信日時:2022-08-16 21:13:05
井野先生

詳しく書いてくださりありがとうございます。


思い出したのですが、元々5番にはセラミックインレーが入っていてセラミックを取ったあと小さな声でボソッと

「片方の神経は生きてるのか」

と言っていました。
片方生きてるからといって残せないのであれば仕方ないのでしょうね。

噛む時の違和感がストレスとなってはいましたが、先生の回答を見て納得いく部分もあったので幾分か楽になりました。
とりあえず根管治療を専門としている先生にも相談してみようと思います。


ありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: かがみもちさん
返信日時:2022-08-16 21:14:52
追記:セラミックを取った後針のようなもの?で刺激され片方は無、片方は痛みがあるといった感じでした。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2022-08-17 08:31:32
> レントゲンを見ながら
>「他の歯は歯と骨の間に空洞みたいなのがありますよね、でもこの歯(左上5番)はべちゃっと潰れてる感じで無いでしょ?
> これは神経が死んでしまってる歯によくある」
> との説明がありました。これは本当なのでしょうか。

個人的には全く反対だと思います。
聞き間違えたのではないでしょうか?


正常な歯の場合歯(歯根)と骨の間には歯根膜が存在し、レントゲン上では細い黒い線になります
。歯根の周りをぐるっと連続した細い黒い線があれば正常であることが多いと思います。

神経が死んでしまった結果根尖(歯根の一番先)付近の黒い線がなくなり黒い影ができてくることがあると思います。
細い黒い線の連続性が失われていると思います。



> 左上5番が硬いものを噛む時だけ痛みがあった
> 5番にはセラミックインレーが入っていて

セラミックインレーの接着がうまくいっていない場合や神経が死んでいる場合、このような症状かあってもなんら不思議ではないと思います。

セラミックインレーの場合どうしても削除量が多くなり歯髄壊死歯髄壊疽を起こす可能性が高くなると思います。
前医の経過観察が良かったどうかをネットで判断することはできませんが結果からすると少し疑問が残ります。



> 片方の神経は生きてるのか

上の5番の神経は1本の場合と2本の場合と最初2本で途中から1本になる場合などがあります。
このつぶやきから想像すると少なくとも1本ではなく、片方は死んでいたと思われます。
この場合神経治療根管治療)は必須だと思います。

 
私の結論は神経治療(根管治療)が必要だったと思います。

保険の冠だったことに関しては私も同じようなことをしてしまい反省しています。
当院は保険診療を希望される方が多い上に最近記憶力の低下で患者さんが白い歯を希望されているにも関わらず金属を使ってしまいご迷惑をおかけしました。

問診表にはちゃんと書いてあるのですが読み返していなかったためです。この歯科医もそうなのかな?と思います。
やり直しが必要かどうかは迷うところです。

歯髄壊死や歯髄壊疽の場合どうしても症状が残りやすい傾向にあると個人的には思います。
生きている神経を取る抜髄より条件が悪いと思っています。

歯科医の言う「神経を全部とりました」は全くの嘘だと思っています。
全部取ることは不可能なので歯髄壊死や歯髄壊疽の場合死んだ組織や腐った組織が必ず歯の中に残ると考えています。
だから成功率が下がると考えています。


幸いなことにお住まいの地域には根管治療の専門家がいらっしゃるのでそちらを紹介してもらってください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: かがみもちさん
返信日時:2022-08-17 22:42:08
柴田先生

詳しく書いてくださりありがとうございます。
そうです!根っこの周りに黒く細い線がないような状態でした。


左上5番は5年前にレジンの中からまた虫歯になっており、痛みが出て気付いた時には神経ギリギリでした。

当時の先生の勧めで銀歯にしましたが、笑うと見えるのが気になり相談して2年前にセラミックに変えました。
(また中に少し虫歯があったそうです)
食いしばりも指摘された事があります。


片方神経が生きていたとしても神経を抜かなければならない事も分かり、安心できました。

ただ死んでしまった神経を全部取るのはできないとの事で、痛みが続いているのはそのせいかも分からないですね…
やはり根管治療専門の先生に見て頂こうと思います。


ありがとうございました。



タイトル 痛みのある歯の神経処置や保険の冠は適切だったのか
質問者 かがみもちさん
地域 非公開
年齢 31歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
ハイブリッドセラミッククラウン
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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